特許ウォッチ

公開番号2024057852
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164808
出願日2022-10-13
発明の名称画像形成システム
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240418BHJP(電気通信技術)
要約【課題】携帯端末を所持するユーザの位置情報に基づいて、MFPとPC端末との通信周波数を好適に設定することができる。
【解決手段】画像形成システム100は、画像形成装置4と、携帯端末6と、PC端末8とを備える。画像形成装置4は、画像を形成する。携帯端末6は、位置情報を受信または送信する。PC端末8は、画像情報を出力する。画像形成装置4は、設定部44を有する。設定部44は、位置情報に基づいて、PC端末8との通信周波数を設定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
画像を形成する画像形成装置と、
位置情報を受信または送信する携帯端末と、
画像情報を出力するＰＣ端末と
を備える、画像形成システムであって、
前記画像形成装置は、前記位置情報に基づいて、前記ＰＣ端末との通信周波数を設定する設定部を有する、画像形成システム。
続きを表示（約 540 文字）【請求項２】
前記設定部は、前記位置情報に基づく前記画像形成装置と前記携帯端末との距離に基づいて前記通信周波数を設定する、請求項１に記載の画像形成システム。
【請求項３】
前記距離は複数のエリアに分類され、前記設定部は、前記エリアごとに異なる前記通信周波数を設定する、請求項２に記載の画像形成システム。
【請求項４】
前記設定部は、前記携帯端末の位置の変化に追従して前記通信周波数を設定する、請求項２に記載の画像形成システム。
【請求項５】
前記距離が増加するに従って前記通信周波数は減少し、前記距離が減少するに従って前記通信周波数は増加する、請求項４に記載の画像形成システム。
【請求項６】
ＩＤを読み取るリーダーをさらに備え、
前記リーダーは、
前記ＩＤを読み取る読取部と、
前記ＩＤを送信するリーダー送信部と
を有し、
前記画像形成装置は、
前記ＩＤを受信するＭＦＰ受信部と、
前記携帯端末に前記位置情報を受信することを指示する受信指示を送信するＭＦＰ送信部と
を有する、請求項１から請求項５のいずれか１項に記載の画像形成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、画像形成システムに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１は、ユーザＩＤを入退室管理装置に通知することで、部屋内に該当するユーザが存在するか否かの判定を行わせ、その結果をネットワークプリンタが受信し、印刷可否を判定するネットワークプリントシステムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００５－３４２９６４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１は、ユーザの位置に応じて通信周波数を設定する画像形成システムを開示していない。
【０００５】
本発明は、携帯端末を所持するユーザの位置情報に基づいて、ＭＦＰとＰＣ端末との通信周波数を好適に設定することができる画像形成システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明に係る画像形成システムは、画像形成装置と、携帯端末と、ＰＣ端末とを備える。前記画像形成装置は、画像を形成する。前記携帯端末は、位置情報を受信または送信する。前記ＰＣ端末は、画像情報を出力する。前記画像形成装置は、設定部を有する。前記設定部は、前記位置情報に基づいて、前記ＰＣ端末との通信周波数を設定する。
【発明の効果】
【０００７】
本発明の画像形成システムによれば、携帯端末を所持するユーザの位置情報に基づいて、ＭＦＰとＰＣ端末との通信周波数を好適に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本実施形態に係る画像形成システムの構成を示す図である。
本実施形態に係る画像形成システムにおける各構成要素間のフローを示す図である。
（ａ）～（ｃ）は、ＭＦＰと携帯端末との距離に基づく電波の通信周波数を示す図である。
携帯端末の位置の変化に追従して通信周波数の変化を示す図である。
本実施形態に係る画像形成システムの処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【００１０】
図１は、本実施形態に係る画像形成システム１の構成を示す図である。図２は、本実施形態に係る画像形成システム１における各構成要素間のフローを示す図である。図５は、本実施形態に係る画像形成システム１の処理を示すフローチャートである。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許