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公開番号2024057743
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164605
出願日2022-10-13
発明の名称送信装置、通信システム、人工衛星、送信方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類H04B 10/50 20130101AFI20240418BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 受信機までの距離が変化する場合の、通信可能な距離の範囲を拡大できる送信装置等を提供する。
【解決手段】 本開示の一態様に係る送信装置は、受信装置の移動経路の情報を用いて、前記受信装置までの距離を算出する算出部と、出力される信号光の強度が異なる複数の光源装置から、前記距離に応じて、前記受信装置に送信する信号光を発信する選択光源装置を選択する選択部と、前記選択光源装置が発信する信号光が送信されるように制御する制御部と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
受信装置の移動経路の情報を用いて、前記受信装置までの距離を算出する算出部と、
出力される信号光の強度が異なる複数の光源装置から、前記距離に応じて、前記受信装置に送信する信号光を発信する選択光源装置を選択する選択部と、
前記選択光源装置が発信する信号光が送信されるように制御する制御部と、
を備える送信装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記選択光源装置が発信する信号光を、前記受信装置に発信する発信部
をさらに備える請求項1に記載の送信装置。
【請求項3】
前記移動経路の情報を用いて、前記信号光が発信される方向を前記受信装置が前記信号光を受信可能な方向になるように制御する方向制御部
をさらに備える請求項1又は2に記載の送信装置。
【請求項4】
前記複数の光源装置は、異なる複数の距離範囲のいずれかに関連付けられ、
前記選択部は、算出された前記距離が含まれる距離範囲に関連付けられている前記光源装置を前記選択光源装置として選択する
請求項1又は2に記載の送信装置。
【請求項5】
前記受信装置と、
請求項1又は2に記載の送信装置と
を含む通信システム。
【請求項6】
前記受信装置は、受信側人工衛星に搭載され、
前記受信装置の移動経路は、前記受信装置を搭載する前記受信側人工衛星の軌道の情報である
請求項1又は2に記載の送信装置を含む人工衛星。
【請求項7】
前記制御部は、前記複数の光源装置のうち、出力される前記信号光の強度が最も高い基準光源装置とは異なる前記選択光源装置が選択された場合、前記基準光源装置が出力する前記信号光と同じ強度の、前記複数の光源装置が発信する前記信号光の波長とは異なる波長の付加用光を出力する付加用光源からの前記付加用光と、前記選択光源装置からの前記信号光とが合波された合波信号光が、前記受信装置に送信される前記信号光として送信されるように制御し、
前記受信装置は、前記付加用光の波長の光を減衰させるバンドパスフィルタを介して、前記信号光を受信する
請求項1又は2に記載の送信装置。
【請求項8】
受信装置の移動経路の情報を用いて、前記受信装置までの距離を算出し、
出力される信号光の強度が異なる複数の光源装置から、前記距離に応じて、前記受信装置に送信する信号光を発信する選択光源装置を選択し、
前記選択光源装置が発信する信号光が送信されるように制御する、
送信方法。
【請求項9】
前記選択光源装置が発信する信号光を、前記受信装置に発信する
請求項8に記載の送信方法。
【請求項10】
受信装置の移動経路の情報を用いて、前記受信装置までの距離を算出する算出処理と、
出力される信号光の強度が異なる複数の光源装置から、前記距離に応じて、前記受信装置に送信する信号光を発信する選択光源装置を選択する選択処理と、
前記選択光源装置が発信する信号光が送信されるように制御する制御処理と、
をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、信号を送信する技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
静止衛星(すなわち、静止軌道(GEO、Geostationary Earth Orbit)を回る人工衛星)及び低高度周回衛星(すなわち、地球低軌道(LEO、Low Earth Orbit)を回る人工衛星)の間の衛星間光通信では、衛星間の距離が大きく変わらない。そのため、このような衛星間光通信は、衛星間の通信に用いられる受信装置が10dB(decibel)程度のダイナミックレンジを持つことで実現可能である。
【0003】
特許文献1には、光増幅器を備える送信機を含む通信システムの例が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-64574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の技術では、信号光を用いた通信を行うことができる。一般に、そのような通信では、受信機までの距離が変化する場合の、通信可能の距離の範囲は限られる。特許文献1の技術では、通信可能の距離の範囲を拡大することはできない。
【0006】
本開示の目的の1つは、受信機までの距離が変化する場合の、通信可能な距離の範囲を拡大できる送信装置等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る送信装置は、受信装置の移動経路の情報を用いて、前記受信装置までの距離を算出する算出部と、出力される信号光の強度が異なる複数の光源装置から、前記距離に応じて、前記受信装置に送信する信号光を発信する選択光源装置を選択する選択部と、前記選択光源装置が発信する信号光が送信されるように制御する制御部と、を備える。
【0008】
本開示の一態様に係る送信方法は、受信装置の移動経路の情報を用いて、前記受信装置までの距離を算出し、出力される信号光の強度が異なる複数の光源装置から、前記距離に応じて、前記受信装置に送信する信号光を発信する選択光源装置を選択し、前記選択光源装置が発信する信号光が送信されるように制御する。
【0009】
本開示の一態様に係るプログラムは、受信装置の移動経路の情報を用いて、前記受信装置までの距離を算出する算出処理と、出力される信号光の強度が異なる複数の光源装置から、前記距離に応じて、前記受信装置に送信する信号光を発信する選択光源装置を選択する選択処理と、前記選択光源装置が発信する信号光が送信されるように制御する制御処理と、をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示には、受信機までの距離が変化する場合の、通信可能な距離の範囲を拡大できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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