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公開番号2024057477
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022164244
出願日2022-10-12
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G03G 21/16 20060101AFI20240417BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ドア上に設けられる電気部品を保護するための導通部の電気的接続が安定する画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、グランドと同電位のグランド部材を有する装置本体と、装置本体に対して、回動支軸を中心に回動して開閉されるドア2と、ドア2上に設けられる電気部品と、グランド部材と電気的に接続され、電気部品を電気的に保護する導通部と、を備え、導通部は、ドア2上に設けられ、ドア2の回動に伴ってドア2と一体的に移動する第一導通部と、装置本体上に設けられ、第一導通部、及びグランド部材と電気的に接続された第二導通部と、を含み、第一導通部又は第二導通部のいずれか一方は、他方を押圧するように弾性力が作用して他方に当接する当接部を有し、第一導通部と第二導通部を電気的に接続する弾性部材23を含み、当接部は、ドア2の回動軸線方向から見たときに、ドア2の回動支軸と重なる位置にある。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
グランドと同電位のグランド部材を有する装置本体と、
前記装置本体に対して、回動支軸を中心に回動して開閉されるドアと、
前記ドア上に設けられる電気部品と、
前記グランド部材と電気的に接続され、前記電気部品を電気的に保護する導通部と、
を備え、
前記導通部は、前記ドア上に設けられ、前記ドアの回動に伴って前記ドアと一体的に移動する第一導通部と、前記装置本体上に設けられ、前記第一導通部、及び前記グランド部材と電気的に接続された第二導通部と、を含み、
前記第一導通部又は前記第二導通部のいずれか一方は、他方を押圧するように弾性力が作用して前記他方に当接する当接部を有し、前記第一導通部と前記第二導通部を電気的に接続する弾性部材を含み、
前記当接部は、前記ドアの回動軸線方向から見たときに、前記ドアの前記回動支軸と重なる位置にあることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記弾性部材は、前記第一導通部が有し、前記第二導通部に当接する線ばねであり、
前記線ばねの前記当接部は、前記ドアの回動軸線上を直線的に延びることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第二導通部は、前記装置本体に対して固定され、前記線ばねを押圧するように弾性力が作用して前記線ばねに当接する板ばねを含むことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記ドアの前記回動支軸は、前記線ばねが前記回動支軸の前記回動軸線上を通るように前記線ばねを内部に収容する収容部を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記収容部は、前記回動支軸に設けられた穴であり、
前記線ばねは、前記穴の内周面に当接しながら前記回動軸線方向に延びて、前記穴の内部で折り返されて、前記穴の外側まで前記回動軸線上を通るように延びる被収容部を更に有し、
前記当接部は、前記被収容部の先端側に位置することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記収容部は、前記回動支軸を前記回動軸線方向に貫通し、前記回動支軸の外周面から回動中心を超えて形成される切り欠きであることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記弾性部材は、前記第二導通部が有し、前記第一導通部に当接する板ばねであり、
前記板ばねは、前記装置本体に対して固定される固定部を有し、
前記当接部は、前記固定部から折り曲げられて前記第一導通部に当接することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記回動支軸は、導通性を有する材料で前記ドアと一体的に形成されており、
前記第一導通部は、前記回動支軸を含み、
前記板ばねは、前記回動支軸の前記回動軸線方向を向いた面に当接することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記電気部品は、電気素子を有する基板であり、
前記第一導通部は、前記電気素子を囲むように延びる導通部材を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記導通部材は、第1の線ばねであり、
前記弾性部材は、前記第一導通部が有し、前記第二導通部に当接する第2の線ばねであり、
前記第1の線ばねは、前記第2の線ばねを押圧する方向に弾性力が作用して前記第2の線ばねに当接し、前記第2の線ばねと電気的に接続されることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ドラムに形成された潜像をトナーにより現像し、記録媒体にトナー画像を転写及び定着して記録を行う画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置には一般的に、回動支軸を中心に回動して開閉されるドアが設けられている。ドアは、例えばジャムした用紙を機内から除去する際や、消耗品を交換する際に、作業者が機内へアクセスできるようにするために設けられる。
【0003】
また、画像形成装置には、電源スイッチ等のために電気基板が設けられる。電気基板は、静電気放電によって電気基板上の電気素子が破損や動作不良を起こす懸念がある。電気基板保護のため、電気基板の周囲に、装置本体のグランドと接続された金属製の導通部材(=除電部材)を配置する画像形成装置の構成が知られている。このような構成においては、導通部材が避雷針の役割を果たし、電気基板が保護される。
【0004】
特許文献1には、装置本体に対して開閉可能なドアに電気基板が取り付けられ、ドアの回動支軸がL字形状の金属軸で形成されて導通部材として機能する構成が開示されている。上述の構成においては、当該金属軸が本体フレームの軸受部に軸支されることで、当該金属軸はグランドに接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-28534号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述の構成においては、金属軸が軸受部に軸支されているため、金属軸と本体フレームとの接触圧はドアの姿勢によって変化しうる。ドアの姿勢によって金属軸と本体フレームの接触圧がばらつくと、電気特性が不安定になり、導通部材が電気的に安定して接続されない可能性がある。
【0007】
そこで、本発明の目的は、ドア上に設けられる電気部品を保護するための導通部の電気的接続が安定する画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、
グランドと同電位のグランド部材を有する装置本体と、
前記装置本体に対して、回動支軸を中心に回動して開閉されるドアと、
前記ドア上に設けられる電気部品と、
前記グランド部材と電気的に接続され、前記電気部品を電気的に保護する導通部と、
を備え、
前記導通部は、前記ドア上に設けられ、前記ドアの回動に伴って前記ドアと一体的に移動する第一導通部と、前記装置本体上に設けられ、前記第一導通部、及び前記グランド部材と電気的に接続された第二導通部と、を含み、
前記第一導通部又は前記第二導通部のいずれか一方は、他方を押圧するように弾性力が作用して前記他方に当接する当接部を有し、前記第一導通部と前記第二導通部を電気的に接続する弾性部材を含み、
前記当接部は、前記ドアの回動軸線方向から見たときに、前記ドアの前記回動支軸と重なる位置にあることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ドア上に設けられる電気部品を保護するための導通部の電気的接続が安定する画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1に係るカートリッジドアが閉じた装置本体の概略断面図である。
実施例1に係るカートリッジドアが開いた装置本体の概略断面図である。
実施例1に係る装置本体の天面側の外装を示す斜視図である。
実施例1に係るカートリッジドアと電源ボタンの断面図である。
実施例1に係るドア内カバー内に配置される部品を示す斜視図である。
実施例1に係るカートリッジドアのヒンジ部を示す斜視図である。
実施例1に係る中継線ばねの配置位置を示す斜視図である。
実施例1に係る第一導通部と第二導通部の当接部を示す断面図である。
実施例1に係る第一導通部と第二導通部の当接部を示す正面図である。
実施例2に係るカートリッジドアのヒンジ部を示す斜視図である。
実施例2に係る中継線ばねの配置位置を示す斜視図である。
実施例2に係る第一導通部と第二導通部の当接部を示す斜視図である。
実施例2に係る第一導通部と第二導通部の当接部を示す正面図である。
実施例3に係るカートリッジドアのヒンジ部を示す斜視図である。
実施例3に係る第一導通部と第二導通部の当接部を示す斜視図である。
実施例3に係る第一導通部と第二導通部の当接部を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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