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公開番号2024057195
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022163755
出願日2022-10-12
発明の名称表示装置
出願人株式会社ジャパンディスプレイ
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G09G 3/36 20060101AFI20240417BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】高精細表示パネルにおいてフレームレートの低下を抑制することができる表示装置を提供する。
【解決手段】複数の画素が第1方向に並ぶ複数の画素行が第1方向に直交する第2方向に並ぶ表示領域を有する表示パネルと、複数の画素行を走査して駆動信号を供給する走査回路と、表示パネルに向けて光を照射する光源と、光源の発光タイミングを制御する光源制御回路と、を備える。表示領域は、第2方向に複数の領域に分割され、第2方向に連続して並ぶ複数の画素行を含む第1領域と、第1領域を除く第2領域と、を含む。走査回路は、第1領域の画素行を順次走査し、第2領域において第2方向に連続して並ぶ複数の画素行を同時走査する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
複数の画素が第1方向に並ぶ複数の画素行が前記第1方向に直交する第2方向に並ぶ表示領域を有する表示パネルと、
前記複数の画素行を走査して駆動信号を供給する走査回路と、
前記表示パネルに向けて光を照射する光源と、
前記光源の発光タイミングを制御する光源制御回路と、
を備え、
前記表示領域は、前記第2方向に複数の領域に分割され、
前記第2方向に連続して並ぶ複数の画素行を含む第1領域と、
前記第1領域を除く第2領域と、
を含み、
前記走査回路は、
前記第1領域の画素行を順次走査し、
前記第2領域において前記第2方向に連続して並ぶ複数の画素行を同時走査する、
表示装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第2領域は、
前記第2方向に連続して並ぶ複数の画素行を含み、前記第1領域に接する第3領域と、
前記第3領域を除く第4領域と、
を含み、
前記第3領域において同時走査する画素行の数は、前記第4領域において同時走査する画素行の数よりも少ない、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第2領域は、
前記第1領域に接しており、前記第2方向に連続して並ぶ複数の画素行を含み、
さらに前記第2方向に順次接する複数の領域を含み、
前記第2領域において、同時走査する画素行の数は、各領域で異なる、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記表示領域において1画面の表示を行う1フレーム期間は、
前記光源が発光する発光期間と、
前記第1領域に含まれる画素行を走査する第1駆動期間と、
前記第2領域に含まれる画素行を走査する第2駆動期間と、
を含む、
請求項1から3の何れか一項に記載の表示装置。
【請求項5】
前記発光期間の直後に前記第1駆動期間が設けられている、
請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記発光期間は、前記第1領域に含まれる画素の応答期間の完了タイミングから、次フレームにおける前記第1駆動期間の開始タイミングまでの期間内に設けられている、
請求項4に記載の表示装置。
【請求項7】
少なくとも前記表示領域上における前記第2方向のユーザの視点を検出する視線検出センサを備え、
前記第1領域は、前記表示領域上における前記視点の検出位置を含む、
請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記発光期間に対する前記第1駆動期間の相対的な開始タイミングは、前記表示領域上における前記視点の検出位置に依らず略一定である、
請求項7に記載の表示装置。
【請求項9】
前記第1駆動期間の直後に前記第2駆動期間が設けられ、当該第2駆動期間と次フレームにおける第1駆動期間との間に設けられるブランキング期間は、前記表示領域上における前記視点の検出位置に依らず略一定である、
請求項8に記載の表示装置。
【請求項10】
前記光源は、前記第2方向に分割された複数の発光領域を有し、
前記複数の発光領域のうち、前記第1領域に重なる発光領域の発光期間の直後に前記第1駆動期間が設けられている、
請求項4に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
HMD(Head Mounted Display:頭部装着ディスプレイ)をユーザの眼前に配置し、視点移動に伴って画像の表示を変更するVR(Virtual Reality:仮想現実)システムが知られている。従来、液晶表示装置を用いた構成において、フレーム画像の入力に対して全ての画素の応答が完了してから全領域を一括で照明するよう光源を点灯させる技術が開示されている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-136495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
VRシステムでは、表示映像を拡大表示するため、表示パネルの高精細化が求められている。他方、表示パネルの高精細化によって1フレームの画素書き込み期間が長くなり、低精細表示パネルと同様のフレームレートの維持が困難となる場合がある。
【0005】
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたもので、高精細表示パネルにおいてフレームレートの低下を抑制することができる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る表示装置は、複数の画素が第1方向に並ぶ複数の画素行が前記第1方向に直交する第2方向に並ぶ表示領域を有する表示パネルと、前記複数の画素行を走査して駆動信号を供給する走査回路と、前記表示パネルに向けて光を照射する光源と、前記光源の発光タイミングを制御する光源制御回路と、を備え、前記表示領域は、前記第2方向に複数の領域に分割され、前記第2方向に連続して並ぶ複数の画素行を含む第1領域と、前記第1領域を除く第2領域と、を含み、前記走査回路は、前記第1領域の画素行を順次走査し、前記第2領域において前記第2方向に連続して並ぶ複数の画素行を同時走査する。
【0007】
本開示の一態様に係る表示装置は、複数の画素が第1方向に並ぶ複数の画素行が前記第1方向に直交する第2方向に並ぶ表示領域を有する表示パネルと、前記複数の画素行を走査して駆動信号を供給する走査回路と、前記表示パネルに向けて光を照射する光源と、前記光源の発光タイミングを制御する光源制御回路と、を備え、前記表示領域は、前記第2方向に複数の領域に分割され、前記第2方向に連続して並ぶ複数の画素行を含む第1領域と、前記第1領域を除く第2領域と、を含み、前記走査回路は、前記第1領域の画素行を順次走査し、前記第2領域において複数の画素行を飛び越し走査する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、表示システムの主要構成を示す図である。
図2は、表示装置の主要構成を示す図である。
図3は、図2のA-A断面図である。
図4は、実施形態1に係る表示装置のブロック構成の一例を示す模式図である。
図5は、実施形態1に係る表示パネルの構成例を示す模式図である。
図6は、比較例に係る表示装置の1フレーム期間における駆動期間、応答期間、発光期間の第1例を示すタイムチャートである。
図7は、比較例に係る表示装置の1フレーム期間における駆動期間、応答期間、発光期間の第2例を示すタイムチャートである。
図8Aは、表示パネルとユーザの目との相対関係の一例を示す模式図である。
図8Bは、表示パネルとユーザの目との相対関係の一例を示す模式図である。
図9は、実施形態1に係る表示装置の1フレーム期間における駆動期間、応答期間、発光期間の第1例を示すタイムチャートである。
図10は、実施形態1に係る表示装置の1フレーム期間における駆動期間、応答期間、発光期間の第2例を示すタイムチャートである。
図11は、実施形態1の変形例1に係る表示装置の1フレーム期間における駆動期間、応答期間、発光期間の例を示すタイムチャートである。
図12は、実施形態1の変形例2に係る表示装置の1フレーム期間における駆動期間、応答期間、発光期間の例を示すタイムチャートである。
図13は、実施形態1の変形例3に係る表示装置の1フレーム期間における駆動期間、応答期間、発光期間の例を示すタイムチャートである。
図14は、実施形態2に係る表示装置のブロック構成の一例を示す模式図である。
図15は、実施形態2に係る表示パネルの構成例を示す模式図である。
図16は、実施形態2に係る表示装置の1フレーム期間の分割例を示すタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施形態に記載した内容により本開示が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。また、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、開示の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本開示の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本開示の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
【0010】
(実施形態1)
図1は、表示システムの主要構成を示す図である。図2は、表示装置の主要構成を示す図である。図3は、図2のA-A断面図である。表示システムは、表示装置50と、情報処理装置10とを備える。表示装置50は、VRゴーグルGに一体化されている。VRゴーグルGは、表示装置50が有する2つの表示部52A,52Bとユーザの視線とを合わせるよう、表示装置50をユーザの頭部近傍で支持する器具である。
(【0011】以降は省略されています)

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