TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024056422
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022163287
出願日2022-10-11
発明の名称車両制御システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B62D 6/00 20060101AFI20240416BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】前輪および後輪が転舵可能な車両において、斜行モードを適切に実行可能な車両制御システムを提供する。
【解決手段】車両制御システム1は、運転者によるステアリングホイールの操作時に、所定の基準位置からの操舵角に応じて操舵反力を発生可能な電動パワーステアリング装置16と、前輪および後輪の転舵を制御可能であり、車両を斜行に移動させるため前輪および後輪を同じ舵角にする斜行モードで駆動可能な転舵装置と、電動パワーステアリング装置16および転舵装置を制御する制御装置10と、を備える。斜行モードで運転者が操舵する場合、制御装置10は、電動パワーステアリング装置16の基準位置をずらして設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
運転者によるステアリングホイールの操作時に、所定の基準位置からの操舵角に応じて操舵反力を発生可能な電動パワーステアリング装置と、
前輪および後輪の転舵を制御可能であり、車両を斜行に移動させるため前輪および後輪を同じ舵角にする斜行モードで駆動可能な転舵装置と、
前記電動パワーステアリング装置および前記転舵装置を制御する制御装置と、を備え、
前記斜行モードで運転者が操舵する場合、前記制御装置は、前記電動パワーステアリング装置の前記基準位置をずらして設定することを特徴とする車両制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、前輪および後輪をそれぞれ転舵可能な車両制御システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、自動操舵モードにおいてドライバーがステアリングハンドルに加える操舵トルクを閾値まで増加すると、自動操舵モードから電動パワーステアリングモードに切り換えられ、ドライバーの操舵トルクに基づいてアクチュエータの駆動が制御される自動操舵装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-351999号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前輪および後輪が転舵可能であり、前輪および後輪を同じ舵角にして斜行に移動することが可能な車両がある。このような車両が斜行で移動する斜行モードにおいて運転者が操舵する場合、前輪の最大転舵可能角が後輪の最大転舵可能角よりも大きいと、運転者が後輪の最大転舵可能角を超えて前輪を操舵すると、前輪と後輪の転舵角がずれることがある。
【0005】
本発明の目的は、前輪および後輪が転舵可能な車両において、斜行モードを適切に実行可能な車両制御システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の車両制御システムは、運転者によるステアリングホイールの操作時に、所定の基準位置からの操舵角に応じて操舵反力を発生可能な電動パワーステアリング装置と、前輪および後輪の転舵を制御可能であり、車両を斜行に移動させるため前輪および後輪を同じ舵角にする斜行モードで駆動可能な転舵装置と、電動パワーステアリング装置および転舵装置を制御する制御装置と、を備える。斜行モードで運転者が操舵する場合、制御装置は、電動パワーステアリング装置の基準位置をずらして設定する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、前輪および後輪が転舵可能な車両において、斜行モードを適切に実行可能な車両制御システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
車両制御システムの機能構成を示す図である。
電動パワーステアリング装置が発生する操舵反力と操舵角との関係を示す図である。
電動パワーステアリング装置が発生する操舵反力と操舵角との関係の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、車両制御システム1の機能構成を示す図である。車両制御システム1は、制御装置10、車載センサ12、入力部14、電動パワーステアリング装置16、前輪転舵装置18および後輪転舵装置20を備える。車両制御システム1を搭載する車両は、乗員の指示に応じて自動運転可能であってよく、高速道路を自動で運転する機能、自動で駐車する機能などを有してよい。
【0010】
電動パワーステアリング装置16は、運転者によるステアリングホイールの操作時に操舵反力を発生することができる。電動パワーステアリング装置16は、車輪との間の動力伝達が分離されていてステアリングホイールの操作に連動して回転するステアリングシャフトと、ステアリングシャフトに付与される操舵方向と反対方向のトルクである操舵反力を発生するモータとを有する。制御装置10は、電動パワーステアリング装置16のモータを制御する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
自転車の傘
3か月前
個人
サドル揺動装置
5か月前
個人
重量物移動台車
21日前
個人
自動二輪車
7か月前
個人
二輪バイク補助輪
6か月前
個人
カウル取り付け器具
7か月前
個人
自転車
6か月前
井関農機株式会社
作業機
3か月前
井関農機株式会社
作業機
1か月前
個人
車両用横転防止装置
1か月前
個人
クリアレインシェード
1か月前
三甲株式会社
保護具
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
7か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
個人
電動カート
7か月前
株式会社北誠商事
被覆構造体
3か月前
個人
車両底面への噴流発生器
8か月前
株式会社ホシプラ
台車
28日前
個人
自転車の駐輪装置
6か月前
三甲株式会社
台車
3か月前
三甲株式会社
台車
1か月前
個人
自動二輪車に装着する被服
8か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
井関農機株式会社
走行車両
2か月前
豊田合成株式会社
ハンドル
6か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
1か月前
豊田合成株式会社
ハンドル
15日前
豊田合成株式会社
ハンドル
4か月前
豊田合成株式会社
ハンドル
7か月前
株式会社オカムラ
カート装置
15日前
株式会社オカムラ
カート装置
15日前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
7か月前
株式会社宝島社
アシスト自転車
8か月前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
7か月前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
7か月前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
7か月前
続きを見る