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公開番号2024056018
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-19
出願番号2024034183,2020144004
出願日2024-03-06,2020-08-28
発明の名称衛星情報伝送システム、インフラストラクチャ衛星、双方向通信端末、衛星見守りシステムおよび見守りセンタ
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人クロスボーダー特許事務所
主分類H04B 7/185 20060101AFI20240412BHJP(電気通信技術)
要約【課題】宇宙インフラストラクチャによって得られるデータを高速大容量で通信できるようにする。
【解決手段】各インフラストラクチャ衛星111は、受信機能と送信機能とを切り替えることによって受信と送信とを実現する双方向通信端末を備える。各インフラストラクチャ衛星111の双方向通信端末は、前記受信機能が動作する受信動作時間と前記送信機能が動作する送信動作時間との比がサービスセンタ130から送信されるミッションコマンドのデータ量とサービスセンタ130へ送信されるミッション報告データのデータ量との比と一致するように、前記受信機能と前記送信機能とを切り替える。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
宇宙インフラストラクチャを構成する1機以上のインフラストラクチャ衛星と、
地上に設置され、前記1機以上のインフラストラクチャ衛星のそれぞれと通信するサービスセンタと、
を備え、
各インフラストラクチャ衛星が、受信機能と送信機能とを切り替えることによって受信と送信とを実現する双方向通信端末を備え、
各インフラストラクチャ衛星の双方向通信端末が、前記受信機能が動作する受信動作時間と前記送信機能が動作する送信動作時間との比が前記サービスセンタから送信されるミッションコマンドのデータ量と前記サービスセンタへ送信されるミッション報告データのデータ量との比と一致するように、前記受信機能と前記送信機能とを切り替える
衛星情報伝送システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記サービスセンタが、インフラストラクチャ衛星別に、前記ミッションコマンドのデータ量と前記ミッション報告データのデータ量とに基づいて前記受信動作時間と前記送信動作時間との比を算出し、算出された比を指定する切り替えコマンドを送信し、
各インフラストラクチャ衛星が、前記切り替えコマンドを受信し、前記切り替えコマンドにしたがって前記受信機能と前記送信機能とを切り替える
請求項1に記載の衛星情報伝送システム。
【請求項3】
前記サービスセンタが、各インフラストラクチャ衛星と直接または少なくともいずれかのインフラストラクチャ衛星を介して通信を行い、
各インフラストラクチャ衛星の双方向通信端末が、他のインフラストラクチャ衛星において前記受信動作時間と前記送信動作時間との比が前記ミッションコマンドのデータ量と前記ミッション報告データのデータ量との比と一致するように、自己のインフラストラクチャ衛星において前記受信機能と前記送信機能とを切り替える
請求項1または請求項2に記載の衛星情報伝送システム。
【請求項4】
前記サービスセンタが、インフラストラクチャ衛星別に、前記ミッションコマンドのデータ量と前記ミッション報告データのデータ量とに基づいて前記受信動作時間と前記送信動作時間との比を算出し、算出された比を指定する切り替えコマンドを送信し、
各インフラストラクチャ衛星が、他のインフラストラクチャ衛星別に、前記切り替えコマンドを受信し、前記受信動作時間と前記送信動作時間との逆の比で前記受信機能と前記送信機能とを切り替える
請求項3に記載の衛星情報伝送システム。
【請求項5】
各インフラストラクチャ衛星が、静止軌道または準天頂衛星に沿って飛翔する
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の衛星情報伝送システム。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の衛星情報伝送システムに用いられるインフラストラクチャ衛星。
【請求項7】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の衛星情報伝送システムに用いられる双方向通信端末。
【請求項8】
宇宙インフラストラクチャを構成する1機以上のインフラストラクチャ衛星と、
前記1機以上のインフラストラクチャ衛星を管理するための1機以上の人工衛星である1機以上の見守り衛星で構成される見守り衛星群と、
地上に設置され、前記1機以上のインフラストラクチャ衛星のそれぞれと通信するサービスセンタと、
地上に設置され、前記1機以上の見守り衛星のそれぞれと通信する見守りセンタと、
を備え、
各インフラストラクチャ衛星が、受信機能と送信機能とを切り替えることによって受信と送信とを実現する双方向通信端末と、各見守り衛星と通信するための見守り通信端末と、を備え、
各見守り衛星が、各インフラストラクチャ衛星と通信するための見守り通信端末を備え、
前記見守りセンタが、少なくともいずれかのインフラストラクチャ衛星と前記サービスセンタとを介して各見守り衛星と通信する
衛星見守りシステム。
【請求項9】
各インフラストラクチャ衛星と各見守り衛星が、静止軌道または準天頂衛星に沿って飛翔する
請求項8に記載の衛星見守りシステム。
【請求項10】
請求項8または請求項9に記載の衛星見守りシステムに用いられる見守りセンタ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、宇宙インフラストラクチャの見守りに関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
通信衛星を経由させて行う情報授受、気象衛星によって得られる画像を使った天気予報、準天頂測位衛星によって得られる地理空間情報の活用など、人工衛星を使った社会インフラストラクチャが社会生活に定着している。そして、これらの実用衛星群が社会生活に不可欠なクリティカルインフラストラクチャとなっている。
一方で、宇宙環境での物体数の増加に伴うデブリ衝突など、クリティカルインフラストラクチャにおいて故障リスクおよび喪失リスクを伴う危険事象が増加している。
そこで、クリティカルインフラストラクチャを見守り、必要に応じて危険回避行動をとる仕組みが必要になっている。
【0003】
特許文献1は、スペースデブリを観測するための方法を開示している。
但し、観測によって得られるデータを高速大容量で通信するための方法については開示されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-218834号公報
特開2001-233298号公報
特表2012-507211号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、宇宙インフラストラクチャによって得られるデータを高速大容量で通信できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の衛星情報伝送システムは、
宇宙インフラストラクチャを構成する1機以上のインフラストラクチャ衛星と、
地上に設置され、前記1機以上のインフラストラクチャ衛星のそれぞれと通信するサービスセンタと、
を備え、
各インフラストラクチャ衛星が、受信機能と送信機能とを切り替えることによって受信と送信とを実現する双方向通信端末を備え、
各インフラストラクチャ衛星の双方向通信端末が、前記受信機能が動作する受信動作時間と前記送信機能が動作する送信動作時間との比が前記サービスセンタから送信されるミッションコマンドのデータ量と前記サービスセンタへ送信されるミッション報告データのデータ量との比と一致するように、前記受信機能と前記送信機能とを切り替える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、宇宙インフラストラクチャによって得られるデータを高速大容量で通信することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1における衛星見守りシステム101の構成図。
実施の形態1におけるインフラストラクチャ衛星111の構成図。
実施の形態1における見守り衛星121の構成図。
実施の形態1におけるインフラストラクチャ衛星111の監視の様子を示す図。
実施の形態1における見守りデータの伝送の様子を示す図。
実施の形態1における見守りデータの伝送の様子を示す図。
実施の形態1における見守りデータの伝送の様子を示す図。
実施の形態1における見守りデータの伝送の様子を示す図。
実施の形態1における送受信切り替えの仕組みを示す図。
実施の形態2における衛星情報伝送システム102の構成図。
実施の形態2における観測データの伝送の様子を示す図。
実施の形態2における観測データの伝送の様子を示す図。
実施の形態2における観測データの伝送の様子を示す図。
実施の形態2における送受信切り替えの仕組みを示す図。
実施の形態2における観測データの伝送の様子を示す図。
実施の形態2における衛星情報伝送システム102の例を示す図。
実施の形態3における衛星見守りシステム103の構成図。
実施の形態3におけるインフラストラクチャ衛星111の構成図。
実施の形態3における見守り衛星121の構成図。
実施の形態3における見守り衛星121とインフラストラクチャ衛星111の通信の様子を示す図。
実施の形態4における衛星見守りシステム104の構成図。
実施の形態4における見守り衛星121と見守りセンタ140の通信の様子を示す図。
実施の形態4における見守りデータの伝送の様子を示す図。
実施の形態4における見守りデータの伝送の様子を示す図。
実施の形態4における見守り衛星121と見守りセンタ140の通信の様子を示す図。
実施の形態4における見守りデータの伝送の様子を示す図。
実施の形態4における見守りデータの伝送の様子を示す図。
実施の形態4における探査データの伝送の様子を示す図。
実施の形態4における見守りデータの伝送の様子を示す図。
実施の形態4における見守りデータの伝送の様子を示す図。
実施の形態4における送受信切り替えの仕組みを示す図。
実施の形態5における衛星情報伝送システム105の構成図。
実施の形態5における送受信切り替えの仕組みを示す図。
実施の形態5における衛星情報伝送システム105の例を示す図。
実施の形態6における衛星見守りシステム106の構成図。
実施の形態6における見守り衛星121とインフラストラクチャ衛星111の通信の様子を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態および図面において、同じ要素または対応する要素には同じ符号を付している。説明した要素と同じ符号が付された要素の説明は適宜に省略または簡略化する。
【0010】
実施の形態1.
衛星見守りシステム101について、図1から図9に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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