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公開番号2024055332
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162166
出願日2022-10-07
発明の名称目地シール施工用マスキングテープ及びこれを用いた目地シール施工方法
出願人株式会社赤米
代理人個人
主分類B05B 12/24 20180101AFI20240411BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】建築物壁部において、隣接して設けられた壁部材間の目地のシールの仕上がりを良くすることである。
【解決手段】複数の壁部材4によって構成された建築物壁部において、隣接して設けられた壁部材4間の目地を挟んで位置する各壁部材4の目地側縁部に対して貼り付けられる目地シール施工用マスキングテープ10であって、目地シール施工用マスキングテープ10は、幅方向の端部の位置を識別可能な目印部が所定の間隔を置いて複数配置されていることを特徴とする。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
複数の壁部材によって構成された建築物壁部において、隣接して設けられた壁部材間の目地を挟んで位置する各壁部材の目地側縁部に対して貼り付けられるマスキングテープであって、
前記マスキングテープは、幅方向の端部の位置を識別可能な目印部が所定の間隔を置いて複数配置されていることを特徴とする目地シール施工用マスキングテープ。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
請求項1に記載の目地シール施工用マスキングテープにおいて、
前記目印部は、三角形状を有しており、
前記端部の位置が三角形の頂点に位置していることを特徴とする目地シール施工用マスキングテープ。
【請求項3】
請求項1に記載の目地シール施工用マスキングテープにおいて、
前記目印部は、矢印形状を有しており、
前記端部の位置が矢印の先端に位置していることを特徴とする目地シール施工用マスキングテープ。
【請求項4】
複数の壁部材によって構成された建築物壁部において隣接して設けられた壁部材間の目地を挟んで位置する各壁部材の目地側縁部に対して、幅方向の端部の位置を識別可能な目印部が所定の間隔を置いて複数配置されているマスキングテープを貼り付ける工程と、
前記目地に不定形シーリング材を注入し、前記マスキングテープ上に位置するまで前記不定形シーリング材を充填する工程と、
前記マスキングテープ上の目印部を利用して前記幅方向の端部の位置が識別となる状態まで前記不定形シーリング材を除去する工程と、
を備えることを特徴とする目地シール施工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、目地シール施工用マスキングテープ及びこれを用いた目地シール施工方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建築物の外壁や屋内の内壁には、サイディング、ALC、ガラス、タイル、PC板等のパネル材や、打ち継いで一体化されたブロック、レンガ等が用いられている。サイディング、ALC、ガラス、タイル、PC板等のパネル材を壁部材として用いた場合には隣接する壁部材間に目地が発生し、また、打ち継いで一体化されたブロック、レンガ等を壁部材として用いた場合には、打ち継ぎ部分に目地が発生する。これらの目地部分においては、何れも、防水等の目的でシール施行が行われている。
【0003】
本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、壁下地の入隅部分に形成される隙間にシーリング目地が形成され、該シーリング目地に近接させて前記壁下地の表面にタイルが貼着されるタイル貼着構造において、前記シーリング目地に近接する前記壁下地の表面に、導電性を有する薄帯体が、前記シーリング目地に沿って連続するように貼着され、前記薄帯体を含む壁下地の表面に、常温で接着作業性を有し、かつ、加熱によって接着力を低減させる接着剤が塗布され、該接着剤を介して、前記薄帯体を含む壁下地の表面にタイルが貼着されたことを特徴とするタイル貼着構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-1975号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような不定形シーリング材による目地シール施工方法としては、一般的に、壁部材の端縁部へのプライマ塗布の後に目地へ不定形シーリング材を注入、充填することによって行われるが、その際、不定形シーリング材の目地からのはみ出しによる壁部表面の汚れを防止すると共に、不定形シーリング材の端縁部を蛇行しないできれいに揃えるために、目地を挟んだ両側に配された壁部材の端縁部にマスキングテープを貼着した後、不定形シーリング材を目地に注入する。
【0006】
しかしながら、不定形シーリング材がマスキングテープ上に残った状態のままマスキングテープテープを剥がすと、目地シール部の端部が捲れて仕上がりが非常に悪くなるという課題がある。
【0007】
本発明の目的は、建築物壁部において、隣接して設けられた壁部材間の目地のシールの仕上がりを良くすることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る目地シール施工用マスキングテープは、複数の壁部材によって構成された建築物壁部において、隣接して設けられた壁部材間の目地を挟んで位置する各壁部材の目地側縁部に対して貼り付けられるマスキングテープであって、前記マスキングテープは、幅方向の端部の位置を識別可能な目印部が所定の間隔を置いて複数配置されていることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る目地シール施工用マスキングテープにおいて、前記目印部は、三角形状を有しており、前記端部の位置が三角形の頂点に位置していることが好ましい。
【0010】
また、本発明に係る目地シール施工用マスキングテープにおいて、前記目印部は、矢印形状を有しており、前記端部の位置が矢印の先端に位置していることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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