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公開番号2024015934
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-06
出願番号2022118326
出願日2022-07-25
発明の名称点検口構造
出願人株式会社赤米
代理人個人
主分類E04F 19/08 20060101AFI20240130BHJP(建築物)
要約【課題】強固な固定構造によってパテ層の振動を抑えることができる点検口構造を提供する。
【解決手段】点検口構造は、建物の天井下地材に固定された天井板、または、建物の内壁と、前記天井板に形成された点検口を前記天井板の裏面側において取り囲んだ状態で前記天井板に固定される、または、前記内壁に形成された点検口を前記内壁の裏面側において取り囲んだ状態で前記内壁に固定される、固定フレームと、前記固定フレームの内側面に固定される外枠フレームと、前記外枠フレームの枠内に回動可能に取り付けられて前記点検口を開閉する蓋体と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
建物の天井下地材に固定された天井板、または、建物の内壁と、
前記天井板に形成された点検口を前記天井板の裏面側において取り囲んだ状態で前記天井板に固定される、または、前記内壁に形成された点検口を前記内壁の裏面側において取り囲んだ状態で前記内壁に固定される、固定フレームと、
前記固定フレームの内側面に固定される外枠フレームと、
前記外枠フレームの枠内に回動可能に取り付けられて前記点検口を開閉する蓋体と、
を備えた点検口構造。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記固定フレームは、少なくとも一部が前記天井下地材または前記内壁に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の点検口構造。
【請求項3】
前記外枠フレームには、上下方向に延びた、前記固定フレームへの仮止め用のスリット孔が複数設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の点検口構造。
【請求項4】
前記外枠フレームには、上下方向に沿って複数設けられた前記固定フレームへの本止め用ネジ孔が複数個所に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の点検口構造。
【請求項5】
前記外枠フレームは、矩形枠状に形成され、四隅の内側に平面視でL字状のプレートが設けられており、
前記プレートは、前記外枠フレームに対して前記蓋体が閉じられた状態において、前記プレートの下端が前記蓋体の上面に当接するように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の点検口構造。
【請求項6】
前記天井板の下面または前記内壁の内面に対して、前記外枠フレームにおける前記蓋体側の端部の位置が略面一となるように調整して固定された状態において、
前記天井板の下面または前記内壁の内面にパテ剤を塗布してなるパテ層が形成されており、
前記パテ層は、前記外枠フレームにおける前記蓋体側の端部と略面一に形成されている、または、前記外枠フレームにおける前記蓋体側の端部を被覆している、ことを特徴とする請求項1に記載の点検口構造。
【請求項7】
前記天井板または前記内壁の前記外枠フレーム側の角部のうち少なくとも一部が欠落した欠落部が形成されており、
前記欠落部は、前記パテ層に被覆されており、
前記天井板側または前記内壁側の前記外枠フレームの側面の一部に、前記パテ層を受け止める突起が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の点検口構造。
【請求項8】
前記外枠フレームと前記蓋体との間に設けられ、前記蓋体を前記外枠フレームに対して係止・解除可能なプッシュラッチ構造を備えていることを特徴とする請求項1に記載の点検口構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の天井裏空間を点検するための天井の点検口構造、または、建物の内壁裏空間を点検するための内壁の点検口構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、建物の天井構造において、室内空間と天井裏空間とを仕切る天井板に、天井裏空間を点検するための点検口を形成することが知られている。前記点検口の周辺部分に対応して構築される点検口構造は、前記点検口を塞ぐ蓋部材と、当該蓋部材を支持する枠部材とを備えている。枠部材は、前記点検口の開口端縁に沿うように設けられる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
上記の点検口構造においては、点検口の開口端縁と枠部材との間に隙間が生じる場合がある。このような隙間が生じると、点検口構造を室内空間側から見たときの美観が低下してしまう。そこで、前記隙間にパテ剤を充填しつつ、前記点検口の周辺部分の所定範囲に亘って当該パテ剤を塗布してパテ層を形成する施工が行われる。これにより、点検口構造の美観の向上を図ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-349054号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような点検口において、たとえば、天井裏の点検を行う場合、蓋体を開閉することによって、振動が発生することがある。当該振動により上記パテ層がヒビ割れ等を起こさないように綺麗な状態で保持するには、パテ層に加わる振動を抑えるまたは振動の発生自体を抑制する構造の点検口とすることが好ましい。建物の内壁に点検口構造を設ける場合も同様である。
【0006】
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、強固な固定構造によってパテ層の振動を抑えるまたは振動の発生自体を抑制することができる点検口構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一の局面に係る点検口構造は、天井下地材に固定された天井板と、前記天井板に形成された点検口を前記天井板の裏面側において取り囲んだ状態で前記天井板に固定される固定フレームと、前記固定フレームの内側面に沿って前記固定フレームに固定される外枠フレームと、前記外枠フレームの枠内に回動可能に取り付けられて前記点検口を開閉する蓋体と、を備える。
【0008】
この点検口構造によれば、固定フレームが天井板に対して強固に固定されることにより、固定フレームの固定は強固となる。その結果として、点検口の周辺部分の所定範囲に亘ってパテ剤を塗布してパテ層を形成した場合において、たとえば、蓋体を開閉することによって振動が発生することがあっても、パテ層に加わる振動を抑えるまたは振動の発生自体を抑制することができる。これにより、パテ層に割れ等が生じる恐れがなく、パテ層を綺麗な状態で保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
点検口構造1の断面図である。
図1に示したII-II線の矢視断面図である。
図1に示した固定フレーム10の平面図である。
図3に示したIV-IV線の矢視断面図である。
図1に示した外枠フレーム20の平面図である。
図5に示したVI-VI線の矢視断面図である。
図1に示した蓋体30の平面図である。
図2の部分拡大図である。
本発明に係る外枠フレームの変形例を示す平面図である。
図9に示したX-X線の矢視断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る点検口構造1を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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