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公開番号2024013800
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-01
出願番号2022116171
出願日2022-07-21
発明の名称作業台
出願人アルインコ株式会社
代理人個人
主分類E04G 1/34 20060101AFI20240125BHJP(建築物)
要約【課題】天板を昇降自在とする脚体を備えた作業台を提供する。
【解決手段】
天板の下側に設けた折畳み自在な第1脚体(12L)と第2脚体(12R)を構成する前後一対の柱脚(14)を上側の外管(14a)と下側の内管(14b)を嵌合した伸縮管により構成し、前後一対の柱脚の間において、外管(14a)の長手方向下端近傍部を第1横桟(16)により連結し、内管(14b)の下端近傍部を第2横桟(17)により連結した作業台であり、伸縮管により形成された一対の伸縮ブレース(20,20)を第1脚体と第2脚体の間に掛け渡し、両脚体の間において、伸縮ブレース(20)の両端部を一方の脚体の第1横桟(16)と他方の脚体の第2横桟(17)に枢結することにより介装状態で連結させ、両脚体の内側に向けて作用する外力に対して第1横桟と第2横桟の間で突っ張り支持するように構成している。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
作業床を形成する天板(11)の下側に第1脚体(12L)と第2脚体(12R)を左右に離間して配置しており、前記第1脚体及び第2脚体は、それぞれ、前後一対の柱脚を横桟により連結することにより構成され、各柱脚(14)は、上側の外管(14a)と下側の内管(14b)を伸縮自在に嵌合すると共に所定の伸縮長とされた状態で固定可能とした伸縮脚により形成されており、前記第1脚体と第2脚体の間に一対の伸縮ブレース(20,20)を掛け渡すように構成した作業台であり、
前記横桟は、前後一対の柱脚の間において、外管(14a)の長手方向下端近傍部を相互に連結する第1横桟(16)と、内管(14b)の下端近傍部を相互に連結する第2横桟(17)により構成され、
前記一対の伸縮ブレース(20)は、それぞれ、外管(20a)と内管(20b)を伸縮自在に嵌合すると共に所定の伸縮長とされた状態で固定可能とした伸縮管により形成されており、伸縮管の両端部は、第1脚体(12L)と第2脚体(12R)の間において、一方の脚体の第1横桟(16)と他方の脚体の第2横桟(17)に枢結することにより介装状態で連結されており、両脚体の内側に向けて作用する外力に対して、第1横桟と第2横桟の間で突っ張り支持するように構成して成ることを特徴とする作業台。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記伸縮管により構成された伸縮ブレース(20)は、尾端部を第1横桟(16)に対して上下方向に回動自在に枢結(21)すると共に、先端部に第2横桟(17)を回動自在に掴持するフック手段(22)を設けて成ることを特徴とする請求項1に記載の作業台。
【請求項3】
第1脚体及び第2脚体は、それぞれの伸縮ブレースを所定の収縮長とした状態で第1横桟(16)から起立回動させたとき、柱脚(14)とほぼ平行な姿勢として保持する保持手段(23)を設けて成ることを特徴とする請求項2に記載の作業台。
【請求項4】
前記伸縮管により構成された伸縮ブレース(20)は、相互に嵌挿される外管と内管の対向方向に関して、外管(20a)の対向方向の先端部に管内に向けてねじ込み可能なロック部材(27)を設けると共に、内管(20b)の対向方向の先端近傍部に伸縮方向に向けて列設された複数のロック孔(28)を設けており、
外管と内管を所定の伸縮長とした状態で、前記ロック部材(27)をねじ込んでロック孔(28)に嵌入することにより、外管と内管を固定するように構成して成ることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の作業台。
【請求項5】
前記伸縮管により構成された伸縮ブレース(20)は、相互に嵌挿される外管と内管の対向方向に関して、外管(20a)の対向方向の先端部に内方に向けて弾発付勢された係止ピン(34)を設けると共に、内管(20b)の対向方向の尾端近傍部に前記係止ピンを係止させる被係止部(35)と該被係止部に隣接するテーパ面(38)を設けており、
伸縮管を最短の収縮長になるように外管と内管を相互に収縮方向に移動させたとき、前記テーパ面(38)が係止ピン(34)を弾発付勢力に抗して押し上げた後、被係止部が係止ピンに臨んだ状態で、係止ピン(34)が弾発付勢力により被係止部(35)に係止するように構成して成ることを特徴とする請求項4に記載の作業台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業台に関し、特に、天板が昇降自在とされた作業台に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
昇降自在な作業台は、本出願人において提案したものが公知である(特許文献1)。
【0003】
公知の作業台(以下、「従来技術」という。)の基本的な構成は、図1に示すとおりであり、作業床を形成する長方形の天板1の下側に、第1脚体2Lと第2脚体2Rが左右(天板の桁方向)に離間して配置されており、それぞれ、枢結部3を介して、天板1の下面に沿わされた閉脚姿勢と天板1から垂設された開脚姿勢の間で姿勢変更自在となるように枢結されている。
【0004】
図示省略しているが、前記第1脚体2L及び第2脚体2Rは、それぞれ、前後(天板の妻方向)に離間して配置された一対の柱脚4を横桟により連結することにより枠状体を構成しており、各柱脚4は、前記枢結部3に枢結された上側の外管4aと下側の内管4bを伸縮自在に嵌合すると共に所定の伸縮長とされた状態で固定可能とした伸縮脚により形成され、内管4bの下端にはキャスター5が設けられている。
【0005】
前後一対の柱脚の間において、前記外管4aの下端部は第1横桟6により連結されており、折曲自在な折曲ブレース7が設けられている。折曲ブレース7の両端部は、第1横桟6と天板1の下面ほぼ中央部に枢結されている。従って、折曲ブレース7は、鎖線で示すように上向きに谷折れすることにより、脚体2L、2Rを閉脚姿勢に向けて回動可能とし、実線で示すように直線状に展開することにより、脚体2L、2Rを開脚姿勢に向けて回動可能とする。
【0006】
第1脚体2L及び第2脚体2Rを開脚姿勢とした状態で、図1(A)は、伸縮管により構成された柱脚4を最も短い長さとなるように収縮した場合を示しており、従って、天板1は、最下姿勢P1とされている。図1(B)は、柱脚4を最も長い長さとなるように伸長した場合を示しており、従って、天板1は、最高姿勢P2とされている。勿論、両姿勢P1、P2の間における高さを可能とするため、柱脚4の長さは、段階的に選択できるように構成されており、図示省略しているが、所定長とした状態で外管4aと内管4bを伸縮不能に固定ロックするロック手段が設けられている。
【0007】
ところで、前後一対の柱脚の間において、柱脚4の内管4bの下端部は第2横桟8により連結されている。そこで、第1脚体2Lと第2脚体2Rの間において、一方の脚体の第2横桟8と他方の脚体の枢結部3の間には、伸縮ブレース9が掛け渡されている。
【0008】
伸縮ブレース9は、上側の内管9bと下側の外管9aを伸縮自在に嵌合すると共に所定の伸縮長とされた状態で固定可能とした伸縮管により形成され、内管9bの上端部を枢結部3の枢軸を軸支する支持材3aに枢結すると共に、外管9aの下端部を前記第2横桟8に枢結している。
【0009】
従って、天板1を最下姿勢P1から最高姿勢P2に向けて上昇させるため、柱脚4を伸長させたときは、これに追従して、伸縮ブレース9も伸長する。反対に、天板1を下降させるため、柱脚4を収縮させたときは、これに追従して、伸縮ブレース9も収縮する。図示省略しているが、脚体2L、2Rを天板1の下面に沿う閉脚姿勢とすることにより、作業台を折畳み状態とする場合は、伸縮ブレース9は、外管9aの下端部を前記第2横桟8から取外し、収縮した状態で天板1の下面に沿って格納させられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2008-50824号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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