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公開番号2024054721
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022161141
出願日2022-10-05
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20240410BHJP(信号)
要約【課題】視界不良に起因するエリアを精度良く推定する情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、複数の車両から車載カメラの視程距離に関する情報を収集する取得部と、収集した視程距離に関する情報が増加していることを示すか判定する判定部と、複数の車両から取得したカメラ画像および車両の位置情報をもとに視界不良が発生する可能性があるエリアを推定する推定部と、を備える。推定部は、視程距離に関する情報が増加していることを示すと判定された場合に、視界不良が改善したと推定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
複数の車両から車載カメラの視程距離に関する情報を収集する取得部と、
収集した視程距離に関する情報が増加していることを示すか判定する判定部と、
複数の車両から取得したカメラ画像および車両の位置情報をもとに視界不良が発生する可能性があるエリアを推定する推定部と、を備え、
前記推定部は、視程距離に関する情報が増加していることを示すと判定された場合に、視界不良が改善したと推定することを特徴とする情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両が不安定挙動を発生する可能性があるエリアを推定する情報処理装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、対象車両の走行状態、対象車両の運転操作情報、対象車両の外部環境、及び対象車両の地図上の位置情報を含む対象車両データを取得する対象車両データ取得部と、対象車両データに基づいて、対象車両が不安定挙動になった挙動発生位置を認識する挙動発生位置認識部と、を備える情報処理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－５２６０７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載の技術では、スリップ等によって不安定挙動が発生した位置を認識するものの、車両が不安定挙動を発生する要因には視界不良もあり、視界不良に起因するエリアを精度良く推定できると望ましい。
【０００５】
本発明の目的は、視界不良に起因するエリアを精度良く推定する情報処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の情報処理装置は、複数の車両から車載カメラの視程距離に関する情報を収集する取得部と、収集した視程距離に関する情報が増加していることを示すか判定する判定部と、複数の車両から取得したカメラ画像および車両の位置情報をもとに視界不良が発生する可能性があるエリアを推定する推定部と、を備える。推定部は、視程距離に関する情報が増加していることを示すと判定された場合に、視界不良が改善したと推定する。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、視界不良に起因するエリアを精度良く推定する情報処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
車両の不安定挙動が発生するエリアを検出する方法について説明するための図である。
情報処理システムの機能構成を示す図である。
視界不良に起因する不安定挙動エリアを推定する処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
図１は、車両１０の不安定挙動が発生するエリアを検出する方法について説明するための図である。複数の車両１０がネットワークに接続されており、サーバ装置に車両ＩＤ、車両１０の位置情報、走行状態情報、車両１０周辺の撮像画像などの車両情報を周期的に送信する。車両１０は、車両の走行制御を自律的に実行する自動運転車両であってよい。
【００１０】
図１では、第１エリア１２ａ内に位置する複数の車両１０と、第２エリア１２ｂ内に位置する複数の車両１０が、サーバ装置に車両情報を送信している。第１エリア１２ａおよび第２エリア１２ｂ（これらを区別しない場合、「各エリア」という）などは、メッシュ状に区分して生成される。
（【００１１】以降は省略されています）

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