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公開番号2024053970
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2022160520
出願日2022-10-04
発明の名称ギヤユニット
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類F16H 57/04 20100101AFI20240409BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】4軸のギヤによって構成されるギヤユニットにおいて、各ギヤに対して十分な潤滑油を供給すること。
【解決手段】ギヤ12の直上にあるギヤ14aの上方を通ってギヤ18に潤滑油を供給するための経路が形成されている。その経路は、ギヤ14aからギヤ18にかけて下り勾配を有するスロープを含む。ギヤ14aを覆うカバー20、及び、ギヤ14bを覆うカバー22,24が、設けられている。カバー28が、ギヤ16の下方に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
４軸のギヤによって構成されるギヤユニットにおいて、
１軸目のギヤの直上にある２軸目のギヤの上方を通って４軸目のギヤに潤滑油を供給するための経路であって、前記２軸目のギヤから前記４軸目のギヤにかけて下り勾配を有するスロープを含む経路と、
前記２軸目のギヤの外周を覆うリブカバーと、
３軸目のギヤの下方に設けられたカバーと、
を有することを特徴とするギヤユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、ギヤユニットに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、複数のギヤによって構成されるギヤユニットが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００９－０３０７４３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、４軸のギヤによって構成されるギヤユニットにおいては、１軸目のギヤから４軸目のギヤまでの距離が長く、また、それらの間の高低差も大きい。また、２軸目のギヤが、１軸目のギヤがかき上げた潤滑油を落とす方向に回転する。それ故、１軸目のギヤに供給された潤滑油を４軸目のギヤまでかき上げて供給することは難しい。
【０００５】
本開示の目的は、４軸のギヤによって構成されるギヤユニットにおいて、各ギヤに対して十分な潤滑油を供給することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の１つの態様は、４軸のギヤによって構成されるギヤユニットにおいて、１軸目のギヤの直上にある２軸目のギヤの上方を通って４軸目のギヤに潤滑油を供給するための経路であって、前記２軸目のギヤから前記４軸目のギヤにかけて下り勾配を有するスロープを含む経路と、前記２軸目のギヤの外周を覆うリブカバーと、３軸目のギヤの下方に設けられたカバーと、を有することを特徴とするギヤユニットである。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、４軸のギヤによって構成されるギヤユニットにおいて、各ギヤに対して十分な潤滑油を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施形態に係るギヤユニットを示す斜視図である。
実施形態に係るギヤユニットを示す斜視図である。
実施形態に係るギヤユニットを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
図１－３には、実施形態に係るギヤユニット１０が示されている。図１，２は、右側からギヤユニット１０を見たときの図であり、図３は、左側からギヤユニット１０を見たときの図である。ギヤユニット１０は、例えば、自動車の駆動系におけるファイナルドライブに用いられる。
【００１０】
ギヤユニット１０は、４軸のギヤによって構成される。具体的には、ギヤユニット１０は、１軸目のギヤ１２、２軸目のギヤ１４、３軸目のギヤ１６、及び、４軸目のギヤ１８を含む。ギヤ１２からギヤ１８にかけて潤滑油が供給される。
（【００１１】以降は省略されています）

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