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公開番号2024053778
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2022160205
出願日2022-10-04
発明の名称プログラム、および、情報処理装置
出願人株式会社アルファオメガ
代理人個人
主分類H04N 7/15 20060101AFI20240409BHJP(電気通信技術)
要約【課題】複数の装置各々における画面を共有し合いかつ簡便な操作で切り替え可能としつつも、利便性を向上させることができる、プログラム、および、情報処理装置を提供する。
【解決手段】所定画像のうち第1の操作に応じて表示し得る画像を、他の情報処理装置において特定可能とするための情報を出力し、他の情報処理装置の第1の操作に応じて当該他の情報処理装置の表示部に表示し得る画像を特定可能とするための情報を受信し、表示部に表示する画像を第2の操作に応じて、所定画像のうち情報処理装置の入力部への第1の操作に応じた第1の画像と、受信した情報から特定される第2の画像とを含む複数種類の画像のうちのいずれかに切り替え、当該切り替えを特定する切替情報を出力・受信し、他の情報処理装置において当該情報処理装置における第1の画像に切り替えた自切替情報を受信したときには当該他の情報処理装置に対応する他特定画像を表示する。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
プロセッサ、メモリ、入力部、および表示部を備える情報処理装置において実行されるプログラムであって、
前記情報処理装置に、
前記入力部への第1の操作に応じて前記表示部に表示し得る画像を、他の情報処理装置において特定可能とするための自画像情報を出力するステップと、
他の情報処理装置の入力部への第1の操作に応じて当該他の情報処理装置の表示部に表示し得る画像を特定可能とするための他画像情報を受信するステップと、
前記表示部に表示する画像を、前記入力部に対する第2の操作に応じて、前記情報処理装置の前記入力部への第1の操作に応じた第1の画像と、前記受信するステップにより受信した他画像情報から特定される第2の画像とを含む複数種類の画像のうちのいずれかに切り替えるステップとを実行させ、
前記情報処理装置の前記入力部への第1の操作に応じて表示する対象となる画像と、前記他の情報処理装置の入力部への第1の操作に応じて表示する対象となる画像とは、異なる場合があり、
前記情報処理装置に、
前記入力部に対する第2の操作に応じて前記切り替えるステップにより前記第2の画像に切り替えたことにより、当該情報処理装置の前記表示部に表示する画像が他の情報処理装置における第1の画像に切り替えられていることを当該他の情報処理装置において特定可能とするための切替情報を出力するステップと、
他の情報処理装置からの切替情報として、他の情報処理装置の表示部に表示する画像が当該情報処理装置における第1の画像に切り替えられていることを特定する自切替情報を受信することにより、当該情報処理装置における第1の画像に切り替えた前記他の情報処理装置に対応する他特定画像を表示するステップとを実行させる、プログラム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記他特定画像を表示するステップは、前記情報処理装置の前記表示部に前記第1の画像が表示されているか前記第2の画像が表示されているかにかかわらず、前記自切替情報を受信することにより前記他の情報処理装置に対応する他特定画像を表示する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記他特定画像を表示するステップは、前記自切替情報を受信したときであっても前記情報処理装置の前記表示部に前記第1の画像が表示されていないときには前記他の情報処理装置に対応する他特定画像を表示せず、前記自切替情報を受信したときであって前記情報処理装置の前記表示部に前記第1の画像が表示されているときに前記他の情報処理装置に対応する他特定画像を表示する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記他特定画像は、前記他の情報処理装置を操作するユーザを特定するためのユーザ情報を含む画像である、請求項1~請求項3のいずれかに記載のプログラム。
【請求項5】
前記他特定画像を表示するステップは、他の情報処理装置からの切替情報に基づいて、他の情報処理装置の表示部に表示する画像が当該情報処理装置における第1の画像に切り替えられていた状態から他の画像に切り替えられたことを特定したときに、前記他の情報処理装置に対応する他特定画像の表示を終了する、請求項1~請求項3のいずれかに記載のプログラム。
【請求項6】
前記他特定画像を表示するステップは、前記他特定画像の表示を開始する際に、前記情報処理装置の前記表示部の表示領域の縁部の所定位置から所定領域内に向けて前記他特定画像を移動させ、前記他特定画像の表示を終了する際に、前記他特定画像を前記所定領域内から前記所定位置に向けて移動させる、請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
前記他特定画像を表示するステップは、前記自切替情報から他の情報処理装置の表示部に表示する画像が当該情報処理装置における第1の画像に切り替えられていることを特定したときに前記他特定画像を表示した後に当該他特定画像を一旦非表示とし、他の画像に切り替えられたことを特定したときに前記他特定画像を再び表示した後に当該他特定画像の表示を終了する、請求項5に記載のプログラム。
【請求項8】
前記複数種類の画像は、前記第1の画像とも前記第2の画像とも異なる予め定められた第3の画像を含み、
前記第3の画像は、他の情報処理装置の表示部に表示されている画像の種類を特定可能とする種類画像を有する画像である、請求項1~請求項3のいずれかに記載のプログラム。
【請求項9】
前記情報処理装置に、
前記入力部に対する第3の操作に応じて、他の情報処理装置の表示部に表示されている画像を当該情報処理装置における第1の画像に切り替えて表示させるための特定制御を行うステップを実行させる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項10】
前記特定制御は、他の情報処理装置の表示部に表示されている画像を当該情報処理装置における第1の画像に切り替えるための操作を受け付けるアイコンを他の情報処理装置の表示部に表示させるためのアイコン情報を出力する制御であり、
前記情報処理装置に、
前記アイコン情報を受信することにより、当該情報処理装置の前記表示部にアイコンを表示するステップと、
前記アイコンへの操作を受け付けることにより、前記入力部に対する前記第2の操作を要することなく、当該情報処理装置の前記表示部に表示する画像を前記アイコン情報出力元の情報処理装置における第1の画像であって前記他画像情報から特定される第2の画像に切り替えるステップとを実行させる、請求項9に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、および、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、複数の端末装置間において一の端末装置の画面を他の端末装置に共有する技術が知られている。具体的に、一の端末装置(以下、端末装置Aという)において画面共有操作を行い、かつ他の端末装置(以下、端末装置Bという)において承諾操作を行うことにより、端末装置Aの画面を端末装置Bに表示して共有するものがあった(例えば、特許文献1の図3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-175638号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、端末装置Aの画面が共有されて当該端末装置Aの画面を表示している端末装置Bにおいて、例えば、共有前に端末装置Bにおいて表示していた自端末の画像を表示する場合に共有を解除するための操作などを要する虞があり、端末装置Bにおいて再び端末装置Aの画面を表示するためには再度の共有操作を要する虞があるため、操作が煩雑となる。また、端末装置Bにおいて表示していた画面を端末装置Aに表示させて共有する場合には、端末装置Aから端末装置Bへの共有を解除する操作や、端末装置Bからの画面共有操作および端末装置Aにおける承諾操作などを要する。つまり、共有する都度、共有操作が必要となる。このため、複数の端末装置において双方向で画面を共有する場合には、操作が煩雑となる虞があった。
【0005】
また、例えば、端末装置Bを所有するユーザは、ユーザの意思およびタイミングで、端末装置B自体の画像を表示させたり、端末装置Aの画像を表示させたりすることができない。また、端末装置Aを所有するユーザは、ユーザの意思およびタイミングで、端末装置A自体の画像を表示させたり、端末装置Bの画像を表示させたりすることができない。
【0006】
そこで、複数の装置各々において画面を共有し合いかつ簡便な操作で切り替え可能とすることが求められるところ、この場合には、当該ユーザの端末装置に表示している画像を他のユーザが自由に閲覧可能となる一方で、閲覧している他のユーザを当該ユーザが把握できない。このため、当該閲覧している他のユーザに適した対応(例えば、他のユーザに適した画像を表示させることや、他のユーザに閲覧させたくない画像を表示させてしまうことなど)を行うことができないといった不具合が生じ得る結果、利便性を向上させることができない虞があった。
【0007】
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、複数の装置各々における画面を共有し合いかつ簡便な操作で切り替え可能としつつも、利便性を向上させることができる、プログラム、および、情報処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1) プロセッサ、メモリ、入力部、および表示部を備える情報処理装置(例えば、ユーザ端末)において実行されるプログラム(例えば、WEBページに含まれるプログラム、インストールされているプログラムなど)であって、
前記情報処理装置に、
前記入力部への第1の操作(例えば、スクロール操作)に応じて前記表示部に表示し得る画像を、他の情報処理装置において特定可能とするための自画像情報を出力するステップ(例えば、ステップS14)と、
他の情報処理装置の入力部への第1の操作に応じて当該他の情報処理装置の表示部に表示し得る画像を特定可能とするための他画像情報を受信するステップ(例えば、ステップS15)と、
前記表示部に表示する画像を、前記入力部に対する第2の操作(例えば、切替操作)に応じて、前記情報処理装置の前記入力部への第1の操作に応じた第1の画像と、前記受信するステップにより受信した他画像情報から特定される第2の画像とを含む複数種類の画像のうちのいずれかに切り替えるステップ(例えば、ステップS24~S30)とを実行させ、
前記情報処理装置の前記入力部への第1の操作に応じて表示する対象となる画像と、前記他の情報処理装置の入力部への第1の操作に応じて表示する対象となる画像とは、異なる場合があり(変形例における(8)参照)、
前記情報処理装置に、
前記入力部に対する第2の操作に応じて前記切り替えるステップにより前記第2の画像に切り替えたことにより、当該情報処理装置の前記表示部に表示する画像が他の情報処理装置における第1の画像に切り替えられていることを当該他の情報処理装置において特定可能とするための切替情報を出力するステップ(例えば、図14のステップS25c)と、
他の情報処理装置からの切替情報として、他の情報処理装置の表示部に表示する画像が当該情報処理装置における第1の画像に切り替えられていることを特定する自切替情報を受信することにより、当該情報処理装置における第1の画像に切り替えた前記他の情報処理装置に対応する他特定画像を表示するステップ(例えば、図15のステップS40、S41)とを実行させる。
【0009】
この構成によると、情報処理装置を所有するユーザのタイミングで他の情報処理装置において表示している画像を閲覧可能となり、他の情報処理装置を所有するユーザと円滑なコミュニケーションを図ることができる。また、切替情報を出力・受信し、自切替情報を受信したときには当該情報処理装置における第1の画像に切り替えた他の情報処理装置に対応する他特定画像が表示されることにより、当該他の情報処理装置を把握できる。その結果、当該情報処理装置における第1の画像を閲覧している他のユーザに適した対応を行うことができ、利便性を向上させることができるとともに、コミュニケーションの円滑化を図ることができる。
【0010】
(2) 上記(1)において、前記他特定画像を表示するステップは、前記情報処理装置の前記表示部に前記第1の画像が表示されているか前記第2の画像が表示されているかにかかわらず、前記自切替情報を受信することにより前記他の情報処理装置に対応する他特定画像を表示する(例えば、設定されている表示モードにかかわらず、図15のステップS40、S41実行、図16)。
(【0011】以降は省略されています)

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