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公開番号2024049718
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156120
出願日2022-09-29
発明の名称電気錠装置
出願人ミネベアアクセスソリューションズ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E05B 47/00 20060101AFI20240403BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】レイアウト設定の自由度及び汎用性を向上させることができる電気錠装置を提供する。
【解決手段】電気錠装置(10)は、ドアノブ(11)と、磁石(13)と、磁気センサ(21)と、通信部と、ロック機構(24)と、制御部とを備える。ドアノブ(11)は建物の扉に設けられるとともに操作者により操作される。磁石(13)は装着部材(13a)によってドアノブ(11)に装着される。磁気センサ(21)は磁石(13)の磁界を検出する。通信部は所定の通信端末と無線通信する。ロック機構(24)は扉の施錠及び解錠を行う。制御部は、磁気センサ(21)から出力される信号に基づいて、磁石(13)の磁界の所定変化を検知した場合に、通信部の無線通信によって所定の通信端末から所定情報を取得し、所定情報の照合を完了した場合に、ロック機構(24)によって扉の解錠を実行させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
建物の扉に設けられるとともに操作者により操作される操作部材と、
磁石及び前記磁石の磁界を検出する磁気センサと、
前記磁石又は前記磁気センサを前記操作部材に装着することによって、操作者による前記操作部材の操作に応じて前記磁石又は前記磁気センサを変位させる装着部材と、
所定の通信端末と無線通信する通信部と、
前記扉の施錠及び解錠を行うロック機構と、
前記磁気センサから出力される信号に基づいて前記磁界の所定変化を検知した場合に、前記通信部の前記無線通信によって前記所定の通信端末から所定情報を取得し、前記所定情報の照合を完了した場合に、前記ロック機構によって前記扉の解錠を実行させる制御部と
を備える
ことを特徴とする電気錠装置。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記操作部材は、前記建物の屋内側及び屋外側に設けられるとともに連動して動作する屋内側操作部材及び屋外側操作部材を備え、
前記磁石又は前記磁気センサは前記屋内側操作部材に装着される
ことを特徴とする請求項1に記載の電気錠装置。
【請求項3】
前記磁気センサに装着される磁性体部材を備える
ことを特徴とする請求項2に記載の電気錠装置。
【請求項4】
前記磁石又は前記磁気センサの相対位置を変更する可動機構を備える
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電気錠装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気錠装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、建物の扉のハンドルに連動して操作されるスイッチを扉の内部に備え、操作者によるハンドルの操作に応じて扉の内部で操作されるスイッチの接点状態が変化することによって、解錠のための認証処理を開始する電気錠装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
従来、例えば、車両のドアハンドルの可動部位に内蔵される磁気センサと固定部位に内蔵される磁石とを備え、操作者によるドアハンドルの操作に応じて磁気センサが検出する磁石の磁界が変化することによって、ドアロックの解除の識別を実行するシステムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-65414号公報
特開2001-227205号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記した従来技術の電気錠装置及びシステムによれば、スイッチ及びスイッチの操作部位と磁気センサ及び磁石とは、予め扉及びドアの内部に配置されていることで、レイアウトの変更又は拡張等に対する自由度及び汎用性が損なわれるという問題が生じる。
【0005】
本発明は、レイアウト設定の自由度及び汎用性を向上させることができる電気錠装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1):本発明の一態様に係る電気錠装置(10,10A)は、建物の扉に設けられるとともに操作者により操作される操作部材(11)と、磁石(13)及び前記磁石の磁界を検出する磁気センサ(21)と、前記磁石又は前記磁気センサを前記操作部材に装着することによって、操作者による前記操作部材の操作に応じて前記磁石又は前記磁気センサを変位させる装着部材(13a)と、所定の通信端末(5)と無線通信する通信部(22)と、前記扉の施錠及び解錠を行うロック機構(24)と、前記磁気センサから出力される信号に基づいて前記磁界の所定変化を検知した場合に、前記通信部の前記無線通信によって前記所定の通信端末から所定情報を取得し、前記所定情報の照合を完了した場合に、前記ロック機構によって前記扉の解錠を実行させる制御部(25)とを備える。
【0007】
(2):上記(1)に記載の電気錠装置では、前記操作部材は、前記建物の屋内側及び屋外側に設けられるとともに連動して動作する屋内側操作部材及び屋外側操作部材を備え、前記磁石又は前記磁気センサは前記屋内側操作部材に装着されてもよい。
【0008】
(3):上記(2)に記載の電気錠装置は、前記磁気センサに装着される磁性体部材(41)を備えてもよい。
【0009】
(4):上記(1)から(3)のいずれか1つに記載の電気錠装置は、前記磁石又は前記磁気センサの相対位置を変更する可動機構(31)を備えてもよい。
【発明の効果】
【0010】
上記(1)によれば、磁石又は磁気センサは装着部材によって操作部材に装着されるので、例えば磁石及び磁気センサが扉又は操作部材等に内蔵固定される場合に比べて、レイアウト設定の自由度及び汎用性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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