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公開番号2024049492
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022155736
出願日2022-09-29
発明の名称車両の温度調節システム
出願人豊田合成株式会社
代理人弁理士法人明成国際特許事務所
主分類B60K 11/02 20060101AFI20240403BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の温度調節システムにおいて、温調対象物の温度を応答性良く調節する。
【解決手段】車両に備えられた温調対象物の温度を調節する温調液を収容する第1収容部と、第1収容部に収容された温調液よりも低い温度の温調液を収容し、第1収容部とは異なる第2収容部と、第1収容部および第2収容部のそれぞれと連通し、第1収容部および第2収容部から温調対象物へと温調液を供給可能に構成された供給流路と、を備える。供給流路は、第1収容部内の温調液を第1収容部から温調対象物に向かって流す第1部分流路と、第2収容部内の温調液を第2収容部から温調対象物に向かって流し、第1部分流路とは異なる第2部分流路と、第1部分流路を流れる温調液の流量と、第2部分流路を流れる温調液の流量と、を調整可能に構成された調整部と、を有する。第1部分流路と第2部分流路とは、温調対象物よりも上流で合流する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に備えられた温調対象物の温度を調節する温調液を収容する第1収容部と、
前記第1収容部に収容された前記温調液よりも低い温度の前記温調液を収容し、前記第1収容部とは異なる第2収容部と、
前記第1収容部および前記第2収容部のそれぞれと連通し、前記第1収容部および前記第2収容部から前記温調対象物へと前記温調液を供給可能に構成された供給流路と、を備え、
前記供給流路は、
前記第1収容部内の前記温調液を前記第1収容部から前記温調対象物に向かって流す第1部分流路と、
前記第2収容部内の前記温調液を前記第2収容部から前記温調対象物に向かって流し、前記第1部分流路とは異なる第2部分流路と、
前記第1部分流路を流れる前記温調液の流量と、前記第2部分流路を流れる前記温調液の流量と、を調整可能に構成された調整部と、を有し、
前記第1部分流路と前記第2部分流路とは、前記温調対象物よりも上流で合流する、車両の温度調節システム。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
請求項1に記載の温度調節システムであって、
前記第1収容部は、前記第1収容部内の前記温調液を加熱するヒータを有する、温度調節システム。
【請求項3】
請求項1に記載の温度調節システムであって、
前記第1収容部と前記第2収容部とを内部に有するタンクを備え、
前記第1収容部と前記第2収容部とは、前記第1収容部と前記第2収容部とを断熱する断熱部を介して、互いに隣り合って配置されている、温度調節システム。
【請求項4】
請求項3に記載の温度調節システムであって、
前記断熱部は、前記第1収容部と前記第2収容部との間に配置された第1空気層を有する、温度調節システム。
【請求項5】
請求項3又は4に記載の温度調節システムであって、
前記タンクは、前記タンクの内部を外部から断熱するための断熱壁を有する、温度調節システム。
【請求項6】
請求項5に記載の温度調節システムであって、
前記断熱壁は、前記タンクの周囲を囲むように形成されている、温度調節システム。
【請求項7】
請求項5に記載の温度調節システムであって、
前記断熱壁は、第2空気層を挟む一対の壁を有する二重壁構造を有する、温度調節システム。
【請求項8】
請求項1に記載の温度調節システムであって、
前記第1収容部に収容された前記温調液の温度、および、前記第2収容部に収容された前記温調液の温度とは異なる温度の前記温調液を収容し、前記第1収容部および前記第2収容部とは異なる第3収容部を備え、
前記供給流路は、
前記第3収容部と連通し、前記第3収容部から前記温調対象物へと前記温調液を供給可能に構成され、
前記第3収容部内の前記温調液を前記第3収容部から前記温調対象物に向かって流し、前記第1部分流路および前記第2部分流路とは異なる第3部分流路を有し、
前記調整部は、前記第3部分流路を流れる前記温調液の流量を調整可能に構成され、
前記第3部分流路は、前記第1部分流路および前記第2部分流路と、前記温調対象物よりも上流で合流する、車両の温度調節システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両の温度調節システムに関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
車両の温度調節システムに関して、特許文献1には、車両内の発熱機器と熱的に結合された温水回路に冷却水を流すことによって、発熱機器を冷却することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-79328号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、車両の温度調節システムでは、温調対象物(例えば、電動車両に搭載されたバッテリ等)を適温に調節するために、冷却水によって温調対象物を冷却するだけでなく加熱することが求められる場合がある。このような場合に、温調対象物の温度を応答性良く調節するための技術が望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
【0006】
(1)本開示の一形態によれば、車両の温度調節システムが提供される。この温度調節システムは、車両に備えられた温調対象物の温度を調節する温調液を収容する第1収容部と、前記第1収容部に収容された前記温調液より低い温度の前記温調液を収容し、前記第1収容部とは異なる第2収容部と、前記第1収容部および前記第2収容部のそれぞれと連通し、前記第1収容部および前記第2収容部から前記温調対象物へと前記温調液を供給可能に構成された供給流路と、を備える。前記供給流路は、前記第1収容部内の前記温調液を前記第1収容部から前記温調対象物に向かって流す第1部分流路と、前記第2収容部内の前記温調液を前記第2収容部から前記温調対象物に向かって流し、前記第1部分流路とは異なる第2部分流路と、前記第1部分流路を流れる前記温調液の流量と、前記第2部分流路を流れる前記温調液の流量と、を調整可能に構成された調整部と、を有する。前記第1部分流路と前記第2部分流路とは、前記温調対象物よりも上流で合流する、
このような形態であれば、第1部分流路や第2部分流路を流れる温調液の流量を調整部によって調整することで、供給流路内を温調対象物に向かって流れる温調液の温度を応答性良く調節できる。そのため、温調対象物の温度を応答性良く調節できる。
(2)上記形態において、前記第1収容部は、前記第1収容部内の前記温調液を加熱するヒータを有していてもよい。このような形態であれば、ヒータによって第1収容部内の温調液を加熱することで、第1収容部内の温調液の温度を、第2収容部内の温調液の温度よりも容易に高くできる。
(3)上記形態において、前記第1収容部と前記第2収容部とを有するタンクを備え、前記第1収容部と前記第2収容部とは、前記第1収容部と前記第2収容部とを断熱する断熱部を介して、互いに隣り合って配置されていてもよい。このような形態であれば、第1収容部と第2収容部とをコンパクトに配置でき、かつ、第1収容部内の温調液や第2収容部内の温調液の温度が、第1収容部内の温調液と第2収容部内の温調液との熱交換によって意図せず変化することを抑制できる。
(4)上記形態において、前記断熱部は、前記第1収容部と前記第2収容部との間に配置された第1空気層を有していてもよい。このような形態であれば、第1空気層によって、第1温調液と第2温調液との間の熱交換をより簡易に抑制できる。
(5)上記形態において、前記タンクは、前記タンクの内部を外部から断熱するための断熱壁を有していてもよい。このような形態であれば、第1収容部内や第2収容部内の温調液の温度が、タンクの外部との熱交換によって意図せず変化することを抑制できる。
(6)上記形態において、前記断熱壁は、前記タンクの周囲を囲むように形成されていてもよい。このような形態であれば、タンク内の第1収容部内や第2収容部内の温調液の温度が意図せず変化することをより効果的に抑制できる。
(7)上記形態において、前記断熱壁は、第2空気層を挟む一対の壁を有する二重壁構造を有していてもよい。このような形態であれば、第2断熱壁をより簡易に構成できる。
(8)上記形態において、前記第1収容部に収容された前記温調液の温度、および、前記第2収容部に収容された前記温調液の温度とは異なる温度の前記温調液を収容し、前記第1収容部および前記第2収容部とは異なる第3収容部を備え、前記供給流路は、前記第3収容部と連通し、前記第3収容部から前記温調対象物へと前記温調液を供給可能に構成され、前記第3収容部内の前記温調液を前記第3収容部から前記温調対象物に向かって流し、前記第1部分流路および前記第2部分流路とは異なる第3部分流路を有し、前記調整部は、前記第3部分流路を流れる前記温調液の流量を調整可能に構成され、前記第3部分流路は、前記第1部分流路および前記第2部分流路と、前記温調対象物よりも上流で合流してもよい。このような形態であれば、第1部分流路および第2部分流路に加え、第3部分流路を流れる温調液の流量を調整部によって調整することで、供給流路内を温調対象物に向かって流れる温調液の温度を所望の温度により調節しやすい。そのため、温調対象物の温度をより適切に調節できる。
【0007】
本開示は、上述した車両の温度調節システムとしての形態以外にも、例えば、温度調節システムを備える車両などの種々の形態で実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態における温度調節システムの概略構成を示す説明図である。
第1実施形態におけるタンクの概略構成を示す断面図である。
第1制御モードを示す説明図である。
第2制御モードを示す説明図である。
第2実施形態における温度調節システムの概略構成を示す説明図である。
第2実施形態におけるタンクの概略構成を示す断面図である。
第3実施形態におけるタンクの概略構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
A.第1実施形態:
図1は、第1実施形態における温度調節システム100の概略構成を示す説明図である。温度調節システム100は、車両Vcに設けられ、温調液Lqによって、車両Vcに備えられた温調対象物OBの温度を調節する。温調液Lqとは、温調対象物OBの温度を調整するための液体のことを指す。
【0010】
本実施形態では、車両Vcは、駆動用バッテリによって駆動されるBEV(Battery Electric Vehicle)として構成されている。本実施形態における温調対象物OBは、車両Vcの電池パックであり、リチウムイオンバッテリとして構成された駆動用バッテリを有している。他の実施形態では、車両Vcは、例えば、ガソリン車やディーゼル車であってもよいし、HEV(Hybrid Electric Vehicle)や、PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、FCV(Fuel Cell Vehicle)であってもよい。また、温調対象物OBは、例えば、鉛バッテリとして構成されたバッテリや、車両Vcに搭載されたエンジン、モータ、インバータ、制御用コンピュータ等、任意であってよい。
(【0011】以降は省略されています)

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