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公開番号2024046343
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022151666
出願日2022-09-22
発明の名称半導体記憶装置
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G11C 5/02 20060101AFI20240327BHJP(情報記憶)
要約【課題】チップ面積の増加を抑制する。
【解決手段】実施形態によれば、半導体記憶装置は、第1メモリセルMCを含む第1メモリセルアレイ11_1を有する第1チップ10_1と、第2メモリセルMCを含む第2メモリセルアレイ11_2を有する第2チップ10_2と、ロウデコーダ25及びセンスアンプ26を含む第3チップ20とを含む。第1メモリセル及び第2メモリセルはワード線WLを介してロウデコーダに共通に接続される。第1メモリセルは第1ビット線BL_1を介してセンスアンプに接続される。第2メモリセルは第2ビット線BL_2を介してセンスアンプに接続される。センスアンプは第1ビット線及び第2ビット線に電気的に接続可能な第1ノードSENを含み、第1ノードの第1電圧に基づいて第1メモリセル及び第2メモリセルのデータを読み出す。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1メモリセルを含む第1メモリセルアレイを有する第1チップと、
第2メモリセルを含む第2メモリセルアレイを有する第2チップと、
ロウデコーダ及びセンスアンプを含む第3チップと
を備え、
前記第1メモリセル及び前記第2メモリセルは、ワード線を介して前記ロウデコーダに共通に接続され、
前記第1メモリセルは、第1ビット線を介して前記センスアンプに接続され、
前記第2メモリセルは、第2ビット線を介して前記センスアンプに接続され、
前記センスアンプは、前記第1ビット線及び前記第2ビット線に電気的に接続可能な第1ノードを含み、前記第1ノードの第1電圧に基づいて、前記第1メモリセル及び前記第2メモリセルのデータを読み出す、
半導体記憶装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記センスアンプは、第1期間に前記第1ビット線及び前記第2ビット線を充電する、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記第1メモリセル及び前記第2メモリセルの読み出し動作において、前記センスアンプは、前記第1期間の後の第2期間に前記第1ビット線のセンス動作を実行し、前記第2期間の後の第3期間に前記第2ビット線のセンス動作を実行する、
請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記センスアンプは、第1ラッチ回路及び第2ラッチ回路を含み、
前記第1メモリセル及び前記第2メモリセルの前記読み出し動作において、前記センスアンプは、前記第1メモリセルから読み出したデータを前記第1ラッチ回路に記憶させ、前記第2メモリセルから読み出したデータを前記第2ラッチ回路に記憶させる、
請求項3に記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記第1メモリセル及び前記第2メモリセルの書き込み動作において、前記第1期間の後の、前記ワード線に第2電圧が印加されている第4期間に、前記第1メモリセル及び前記第2メモリセルにデータが書き込まれる、
請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記センスアンプは、第1ラッチ回路及び第2ラッチ回路を含み、
前記第1メモリセル及び前記第2メモリセルの前記書き込み動作の前記第1期間において、前記センスアンプは、前記第1ラッチ回路に記憶されているデータに基づいて前記第1ビット線に第3電圧を印可し、前記第2ラッチ回路に記憶されているデータに基づいて前記第2ビット線に第4電圧を印可する、
請求項5に記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
前記センスアンプは、第1ラッチ回路を含み、
書き込み動作は、プログラム動作とプログラムベリファイ動作とを含み、
前記第1メモリセルの前記プログラム動作において、前記センスアンプは、前記第1ラッチ回路に記憶されているデータに基づいて前記第1ビット線に第5電圧を印可し、前記第2ビット線に接地電圧より高い第6電圧を印可する、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記センスアンプは、第2ラッチ回路を更に含み、
前記第1メモリセルの前記プログラム動作において、前記センスアンプは、前記第2ラッチ回路に記憶されているデータに基づいて前記第1ビット線に、前記接地電圧よりも高く且つ前記第6電圧よりも低い前記第5電圧を印加する、
請求項7に記載の半導体記憶装置。
【請求項9】
前記センスアンプは、
前記第1ビット線と前記第1ノードとを電気的に接続する第1接続回路と、
前記第2ビット線と前記第1ノードとを電気的に接続する第2接続回路と、
を更に含む、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項10】
前記センスアンプは、第1ラッチ回路を更に含み、
書き込み動作は、プログラム動作とプログラムベリファイ動作とを含み、
前記第1接続回路は、前記第1メモリセルの前記プログラム動作において、前記第1ラッチ回路に記憶されているデータに基づいて、前記第1ビット線に第7電圧を印可し、前記第1メモリセルの前記プログラムベリファイ動作において、前記第1ビット線と前記第1ノードとを電気的に接続する、
請求項9に記載の半導体記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 4,300 文字)【背景技術】
【0002】
半導体記憶装置として、NAND型フラッシュメモリが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2021/0249397号明細書
米国特許第10879260号明細書
米国特許第10297578号明細書
特許第6118415号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一実施形態では、チップ面積の増加を抑制できる半導体記憶装置を提供できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る半導体記憶装置は、第1メモリセルを含む第1メモリセルアレイを有する第1チップと、第2メモリセルを含む第2メモリセルアレイを有する第2チップと、ロウデコーダ及びセンスアンプを含む第3チップとを含む。第1メモリセル及び第2メモリセルは、ワード線を介してロウデコーダに共通に接続される。第1メモリセルは、第1ビット線を介してセンスアンプに接続される。第2メモリセルは、第2ビット線を介してセンスアンプに接続される。センスアンプは、第1ビット線及び第2ビット線に電気的に接続可能な第1ノードを含み、第1ノードの第1電圧に基づいて、第1メモリセル及び第2メモリセルのデータを読み出す。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る半導体記憶装置の全体構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの回路図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の備える回路チップ20並びにアレイチップ10_1及び10_2の配置を示す断面図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイ11_1及び11_2並びに回路チップ20の配置を示す斜視図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイ11_2のセル部及びWLSG接続部の平面図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイ11_1のセル部及びWLSG接続部の平面図である。
図5及び図6のA1-A2線に沿った断面図である。
図5及び図6のB1-B2線に沿った断面図である。
図5及び図6のC1-C2線に沿った断面図である。
図5及び図6のD1-D2線に沿った断面図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイ11_2のBL接続部の平面図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイ11_1のBL接続部の平面図である。
図12のE1-E2線に沿った断面図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるデータレジスタ及びセンスアンプのブロック図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の読み出し動作及び書き込み動作に用いられるラッチ回路の個数を示した図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプユニットの回路図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルトランジスタが1ビット(2値)のデータを記憶可能なSLC(Single Level Cell)である場合の閾値電圧分布を示す図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルトランジスタが3ビット(8値)のデータを記憶可能なTLC(Triple Level Cell)である場合の閾値電圧分布とデータの割り付けとを示す図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプユニットの動作に着目したSLCの2CU読み出し動作の流れを示す図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の2CU読み出し動作における各配線及び信号の電圧を示すタイミングチャートである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプユニットの動作に着目したSLCの2CU書き込み動作の流れを示す図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置のSLCの2CU書き込み動作に対応したプログラム動作における各配線及び信号の電圧を示すタイミングチャートである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置のSLCの2CU書き込み動作に対応したプログラムベリファイ動作における各配線及び信号の電圧を示すタイミングチャートである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプユニットの動作に着目したTLCの2CU読み出し動作の流れを示す図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の2CU読み出し動作における各配線及び信号の電圧を示すタイミングチャートである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の2CU読み出し動作における各配線及び信号の電圧を示すタイミングチャートである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の書き込み動作において、書き込みステート毎に使用され得る2種類のベリファイ電圧と、2種類のプログラム条件との関係を示す閾値電圧分布図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置のプログラムベリファイ動作におけるノードSENの電圧とセンス時間との関係を示すグラフである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプユニットの動作に着目したTLCの1CU書き込み動作の流れを示す図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置のTLCの1CU書き込み動作に対応したプログラム動作における各配線及び信号の電圧を示すタイミングチャートである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置のTLCの1CU書き込み動作に対応したプログラムベリファイ動作における各配線及び信号の電圧を示すタイミングチャートである。
第1実施形態に係る半導体記憶装置のTLCの1CU書き込み動作に対応したプログラムベリファイ動作における各配線及び信号の電圧を示すタイミングチャートである。
第1実施形態の第1変形例に係る半導体記憶装置の備えるアレイチップ10_1~10_4並びに回路チップ20_1及び20_2の配置を示す断面図である。
第2実施形態に係る半導体記憶装置の備えるアレイチップ10_1~10_3並びに回路チップ20の配置を示す断面図である。
第2実施形態に係る半導体記憶装置の備えるデータレジスタ及びセンスアンプのブロック図である。
第2実施形態に係る半導体記憶装置の読み出し動作及び書き込み動作に用いられるラッチ回路の個数を示した図である。
第2実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプユニットの回路図である。
第2実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプユニットの動作に着目したSLCの3CU読み出し動作の流れを示す図である。
第2実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプユニットの動作に着目したSLCの3CU書き込み動作の流れを示す図である。
第2実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプユニットの動作に着目したTLCの3CU読み出し動作の流れを示す図である。
第3実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプユニットの回路図である。
第3実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプユニットの動作に着目したSLCの2CU読み出し動作の流れを示す図である。
第3実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプユニットの動作に着目したSLCの2CU書き込み動作の流れを示す図である。
第3実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプユニットの動作に着目したTLCの2CU読み出し動作の流れを示す図である。
第4実施形態に係る半導体記憶装置の備えるセンスアンプユニットの回路図である。
第4実施形態に係る半導体記憶装置の2CU読み出し動作における各配線及び信号の電圧を示すタイミングチャートである。
第4実施形態に係る半導体記憶装置の2CU読み出し動作における各配線及び信号の電圧を示すタイミングチャートである。
第5実施形態の第1例に係る半導体記憶装置の全体構成を示すブロック図である。
第5実施形態の第2例に係る半導体記憶装置の全体構成を示すブロック図である。
第5実施形態の第3例に係る半導体記憶装置の全体構成を示すブロック図である。
第5実施形態の第3例に係る半導体記憶装置の備える回路チップ20及びアレイチップ10の配置を示す断面図である。
第5実施形態の第4例に係る半導体記憶装置の全体構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付す。重複説明は不要な場合には省略する場合がある。また、以下に示す各実施形態は、この実施形態の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものである。実施形態の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。実施形態の技術的思想は、発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることができる。これら実施形態やその変形は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【0008】
1.第1実施形態
第1実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。
【0009】
1.1 構成
1.1.1 半導体記憶装置の全体構成
まず、図1を参照して、半導体記憶装置1の全体構成の一例について説明する。図1は、半導体記憶装置1の全体構成を示すブロック図である。なお、図1では、各構成要素の接続の一部を矢印線により示しているが、構成要素間の接続はこれらに限定されない。
【0010】
半導体記憶装置1は、例えば、三次元積層型NAND型フラッシュメモリである。三次元積層型NAND型フラッシュメモリは、半導体基板上に三次元に配置された複数の不揮発性のメモリセルトランジスタを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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