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公開番号2024044141
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022149513
出願日2022-09-20
発明の名称半導体記憶装置
出願人キオクシア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G11C 16/30 20060101AFI20240326BHJP(情報記憶)
要約【課題】ワード線を好適に充電することが可能な半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】一の実施形態によれば、半導体記憶装置は、複数のメモリセルトランジスタと、前記複数のメモリセルトランジスタのそれぞれのゲートに共通して電気的に接続されたワード線と、前記ワード線に印加される第1電圧を生成する電圧生成回路とを備える。前記電圧生成回路は、消去ベリファイ動作時と読出動作時とで、前記第1電圧を昇圧する際に、異なる昇圧波形を出力する。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
複数のメモリセルトランジスタと、
前記複数のメモリセルトランジスタのそれぞれのゲートに共通して電気的に接続されたワード線と、
前記ワード線に印加される第1電圧を生成する電圧生成回路とを備え、
前記電圧生成回路は、消去ベリファイ動作時と読出動作時とで、前記第1電圧を昇圧する際に、異なる昇圧波形を出力する、半導体記憶装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記電圧生成回路はさらに、前記消去ベリファイ動作時と書込ベリファイ動作時とで、前記第1電圧を昇圧する際に、異なる昇圧波形を出力する、請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記電圧生成回路はさらに、前記第1電圧を昇圧する際に、前記複数のメモリセルトランジスタのうちの少なくとも1つに書込が有るときと無いときとで、異なる昇圧波形を出力する、請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記電圧生成回路は、前記第1電圧の平均値が一定に維持される時間幅を、第1モードでは第1タイミングに第1幅から第2幅に増加させ、第2モードでは前記第1タイミングより早い第2タイミングに前記第1幅から前記第2幅に増加させる、請求項3に記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記電圧生成回路は、前記第1電圧の昇圧開始電圧の平均値を、前記第1モードでは第1値に設定し、前記第2モードでは前記第1値より高い第2値に設定する、請求項4に記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記電圧生成回路は、前記第1モードにおける前記第1電圧の昇圧開始電圧の平均値と、前記第2モードにおける前記第1電圧の昇圧開始電圧の平均値とを、同じ値に設定する、請求項4に記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
前記電圧生成回路は、前記第1電圧の平均値が一定に維持される時間幅を、前記第1モードでは前記第1電圧の昇圧開始時から前記第1値に設定し、前記第2モードでは前記第1電圧の昇圧開始後から前記第1値に設定する、請求項4に記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記電圧生成回路は、前記複数のメモリセルトランジスタのうちの少なくとも1つに書込があるか否かを判定可能な情報を、前記半導体記憶装置を制御するコントローラから取得する、請求項3に記載の半導体記憶装置。
【請求項9】
複数のメモリセルトランジスタと、
前記複数のメモリセルトランジスタのそれぞれのゲートに共通して電気的に接続されたワード線と、
前記ワード線に印加される第1電圧を生成する電圧生成回路とを備え、
前記電圧生成回路は、前記第1電圧を昇圧する際に、第1読出の後に行われる第2読出時の前記第1電圧が、前記第1読出時の前記第1電圧とは異なる態様で変化するように、前記第1電圧を昇圧させる、半導体記憶装置。
【請求項10】
前記電圧生成回路は、前記第2読出の昇圧開始時の前記第1電圧の平均値を、前記第1読出の昇圧開始時の前記第1電圧の平均値より高く設定する、請求項9に記載の半導体記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
半導体記憶装置内のワード線を電圧生成回路により充電する際に、電圧生成回路で消費される電流のピーク値を低減することや、充電終了を早めることが望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第10861537号公報
米国特許第9653126号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ワード線を好適に充電することが可能な半導体記憶装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一の実施形態によれば、半導体記憶装置は、複数のメモリセルトランジスタと、前記複数のメモリセルトランジスタのそれぞれのゲートに共通して電気的に接続されたワード線と、前記ワード線に印加される第1電圧を生成する電圧生成回路とを備える。前記電圧生成回路は、消去ベリファイ動作時と読出動作時とで、前記第1電圧を昇圧する際に、異なる昇圧波形を出力する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態のメモリシステムの構成を示すブロック図である。
第1実施形態のメモリセルアレイ11の構成を示す回路図である。
第1実施形態の電圧生成回路15の構成を示す回路図である。
第1実施形態のメモリシステムの動作例を説明するためのタイミングチャートである。
第1実施形態のメモリシステムの動作例をさらに説明するためのタイミングチャートである。
第1実施形態のメモリシステムの動作例をさらに説明するためのタイミングチャートである。
第2実施形態の電圧生成回路15の構成を示す回路図である。
第2実施形態の電圧生成回路15の構成を示す別の回路図である。
第2実施形態のメモリシステムの動作例を説明するためのタイミングチャートである。
第2実施形態のメモリシステムの動作例をさらに説明するためのタイミングチャートである。
第2実施形態のメモリシステムの動作例をさらに説明するためのタイミングチャートである。
第3実施形態のメモリシステムの動作例を説明するためのタイミングチャートである。
第3実施形態のメモリシステムの動作例をさらに説明するためのタイミングチャートである。
第3実施形態のメモリシステムの動作例をさらに説明するためのタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1~図14において、同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のメモリシステムの構成を示すブロック図である。
【0009】
本実施形態のメモリシステムは、NANDメモリ1と、メモリコントローラ2とを備えている。NANDメモリ1は半導体記憶装置の例であり、メモリコントローラ2はコントローラの例である。NANDメモリ1は、メモリセルアレイ11と、コマンドレジスタ12と、アドレスレジスタ13と、シーケンサ14と、電圧生成回路15と、ロウデコーダモジュール16と、センスアンプモジュール17と、温度センサ18とを備えている。
【0010】
NANDメモリ1の動作は、メモリコントローラ2により制御される。メモリコントローラ2は、不図示のホスト装置からの要求に応じて動作する。例えば、メモリコントローラ2は、ホスト装置からの読出要求に応じて、NANDメモリ1からのデータの読み出しを制御する。また、メモリコントローラ2は、ホスト装置からの書込要求に応じて、NANDメモリ1へのデータの書き込みを制御する。また、メモリコントローラ2は、ホスト装置からの消去要求に応じて、NANDメモリ1からのデータの消去を制御する。
(【0011】以降は省略されています)

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