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公開番号2024046388
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022151746
出願日2022-09-22
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G11B 20/10 20060101AFI20240327BHJP(情報記憶)
要約【課題】パリティのサイズを低処理コストで抑制することができる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、少なくとも1つのプロセッサを有する。プロセッサは、サイズが相対的に大きい少なくとも1つの第1のデータ及びサイズが相対的に小さい少なくとも1つの第2のデータを含むデータセットに含まれる第1のデータについて、第2のデータとのサイズの差が小さくなるようにサイズを小さくする圧縮処理を行い、圧縮処理が行われたデータセットに基づいて、当該データセットに含まれる複数のデータのうちの欠損した一部のデータを復元するためのパリティを生成する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサを有する情報処理装置であって、
前記プロセッサは、
サイズが相対的に大きい少なくとも1つの第1のデータ及びサイズが相対的に小さい少なくとも1つの第2のデータを含むデータセットに含まれる前記第1のデータについて、前記第2のデータとのサイズの差が小さくなるようにサイズを小さくする圧縮処理を行い、
前記圧縮処理が行われた前記データセットに基づいて、当該データセットに含まれる複数のデータのうちの欠損した一部のデータを復元するためのパリティを生成する
情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、前記第1のデータと前記第2のデータとのサイズの差が所定範囲内となるように前記圧縮処理を行う
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記圧縮処理において、前記第1のデータを複数のデータ片に分割し、前記複数のデータ片を順次圧縮し、前記第1のデータと前記第2のデータとのサイズの差が所定範囲内となった段階で前記圧縮処理を停止する
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、圧縮率が互いに異なる複数の圧縮アルゴリズムのうち、前記第1のデータと前記第2のデータとのサイズの差に応じて選択される圧縮アルゴリズムを用いて前記圧縮処理を行う
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、
前記圧縮処理をテープドライブに行わせる
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、前記圧縮処理が行われた前記データセットに含まれる複数のデータ及び当該データセットに基づいて生成されたパリティを互いに異なる複数の磁気テープに記録する制御を行う
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
サイズが相対的に大きい少なくとも1つの第1のデータ及びサイズが相対的に小さい少なくとも1つの第2のデータを含むデータセットに含まれる前記第1のデータについて、前記第2のデータとのサイズの差が小さくなるようにサイズを小さくする圧縮処理を行い、
前記圧縮処理が行われた前記データセットに基づいて、当該データセットに含まれる複数のデータのうちの欠損した一部のデータを復元するためのパリティを生成する
処理を情報処理装置が有する少なくとも1つのプロセッサが実行する情報処理方法。
【請求項8】
サイズが相対的に大きい少なくとも1つの第1のデータ及びサイズが相対的に小さい少なくとも1つの第2のデータを含むデータセットに含まれる前記第1のデータについて、前記第2のデータとのサイズの差が小さくなるようにサイズを小さくする圧縮処理を行い、
前記圧縮処理が行われた前記データセットに基づいて、当該データセットに含まれる複数のデータのうちの欠損した一部のデータを復元するためのパリティを生成する
処理を情報処理装置が有する少なくとも1つのプロセッサに実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の技術は情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
複数のデータからなるデータセットに含まれるデータのうち、欠損が生じた一部のデータを復元するためのパリティの生成に関する技術として、以下の技術が知られている。
【0003】
特許文献1には、データ圧縮機能及びパリティ生成機能を備えたキャッシュ装置である不揮発性半導体メモリモジュールを有するストレージ装置が記載されている。上位装置からストレージ装置のボリュームに対して書き込まれたデータは、不揮発性半導体メモリモジュールに格納される際に圧縮された状態で格納される。不揮発性半導体メモリモジュールに格納されたデータを上位装置が読み出す場合には、伸長された状態で読み出される。不揮発性半導体メモリモジュールは、圧縮されて格納されたデータを圧縮された状態で読み出す手段を有する。ストレージ装置は不揮発性半導体メモリモジュールに格納された圧縮データを最終記憶媒体に格納する際には、不揮発性半導体メモリモジュールのパリティ生成機能を用いて不揮発性半導体メモリモジュール内の圧縮データからパリティを生成し、圧縮された状態のデータとパリティを読み出して最終記憶媒体に格納する。
【0004】
特許文献2には、入力データを所定の圧縮方式により圧縮して入力データ長にして出力する圧縮手段と、上記圧縮手段から出力される圧縮データを分割データ長に分割する分割手段と、上記分割手段から出力される分割データが上記分割データ長に満たないときに上記分割データ長に満たないデータにダミーデータを挿入して上記分割データ長にするダミーデータ挿入手段と、上記分割データ長に満たないデータに上記ダミーデータを挿入した分割データに対するパリティをオプションエリアに生成するパリティ生成手段と、を有する送信装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2015/075837
特開2003-60650号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
複数のデータのうち、欠損が生じた一部のデータを復元可能とするためのパリティが生成される。パリティは、データセットに含まれる複数のデータに基づいて生成される。生成されるパリティのサイズは、データセットに含まれる複数のデータのうち、サイズが最も大きいデータのサイズに一致する。サイズが大きい多数のパリティを記録媒体に記録することは、記録媒体の使用効率の観点から好ましくない。
【0007】
開示の技術は、上記の点に鑑みてなされたものであり、パリティのサイズを低処理コストで抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
開示の技術に係る情報処理装置は、少なくとも1つのプロセッサを有する。プロセッサは、サイズが相対的に大きい少なくとも1つの第1のデータ及びサイズが相対的に小さい少なくとも1つの第2のデータを含むデータセットに含まれる第1のデータについて、第2のデータとのサイズの差が小さくなるようにサイズを小さくする圧縮処理を行い、圧縮処理が行われたデータセットに基づいて、当該データセットに含まれる複数のデータのうちの欠損した一部のデータを復元するためのパリティを生成する。
【0009】
プロセッサは、第1のデータと第2のデータとのサイズの差が所定範囲内となるように圧縮処理を行ってもよい。プロセッサは、圧縮処理において、第1のデータを複数のデータ片に分割し、複数のデータ片を順次圧縮し、第1のデータと第2のデータとのサイズの差が所定範囲内となった段階で圧縮処理を停止してもよい。プロセッサは、圧縮率が互いに異なる複数の圧縮アルゴリズムのうち、第1のデータと第2のデータとのサイズの差に応じて選択される圧縮アルゴリズムを用いて圧縮処理を行ってもよい。プロセッサは、圧縮処理をテープドライブに行わせてもよい。プロセッサは、圧縮処理が行われたデータセットに含まれる複数のデータ及び当該データセットに基づいて生成されたパリティを互いに異なる複数の磁気テープに記録する制御を行ってもよい。
【0010】
開示の技術に係る情報処理方法は、サイズが相対的に大きい少なくとも1つの第1のデータ及びサイズが相対的に小さい少なくとも1つの第2のデータを含むデータセットに含まれる第1のデータについて、第2のデータとのサイズの差が小さくなるようにサイズを小さくする圧縮処理を行い、圧縮処理が行われたデータセットに基づいて、当該データセットに含まれる複数のデータのうちの欠損した一部のデータを復元するためのパリティを生成する処理を情報処理装置が有する少なくとも1つのプロセッサが実行する、というものである。
(【0011】以降は省略されています)

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