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公開番号2024043360
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148510
出願日2022-09-16
発明の名称流路切換弁
出願人株式会社不二工機
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類F16K 27/02 20060101AFI20240322BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】逆止弁の小型化を図ると共に、該逆止弁を取付可能な様々な仕様の流路切換弁を容易に実現する。
【解決手段】逆止弁100は、一端が開口した入口側流路110及び出口側流路114と、入口側流路110と出口側流路114とを接続し入口側流路110と交差する方向に延びる中間流路116と、入口側流路110から中間流路116への流路を屈曲させる第1屈曲部111と、を内部に有するケーシング102と、ケーシング102の入口側流路110と第1屈曲部111の境界部に設けられた弁座104と、弁座104を閉塞可能な弁部材106と、弁部材106を付勢する圧縮ばね108(付勢部材)と、を有し、ケーシング102は、中間流路116に沿って、入口側流路110及び出口側流路114側の基部124と、蓋部126とに分割可能な構造とされている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
一端が開口した入口側流路及び出口側流路と、前記入口側流路の他端と前記出口側流路の他端とを接続し前記入口側流路及び前記出口側流路と交差する方向に延びる中間流路と、前記入口側流路の前記他端と前記中間流路との接続部に設けられ流路を屈曲させる第1屈曲部と、を内部に有するケーシングと、
前記ケーシングにおける前記入口側流路と前記第1屈曲部の境界部に設けられた弁座と、
前記弁座に前記第1屈曲部側から当接して前記入口側流路を閉塞可能な弁部材と、
前記弁部材を前記第1屈曲部側から前記弁座側に付勢する付勢部材と、を有し、
前記ケーシングは、中間流路に沿って、前記入口側流路及び前記出口側流路側の基部と、蓋部とに分割可能な構造とされている、逆止弁。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記ケーシングは、前記出口側流路の前記他端と前記中間流路との接続部に設けられ流路を屈曲させる第2屈曲部をさらに有し、
前記ケーシングの前記基部は、前記入口側流路、前記出口側流路、前記第1屈曲部の一部、前記第2屈曲部の一部及び前記中間流路の径方向の一方側を含み、
前記蓋部は、前記第1屈曲部の残りの部分、前記第2屈曲部の残りの部分及び前記中間流路の径方向の他方側を含む、請求項1に記載の逆止弁。
【請求項3】
前記入口側流路及び前記出口側流路は、それぞれ同じ側の一端が開口し並列に配置されている、請求項1に記載の逆止弁。
【請求項4】
前記蓋部は、前記弁部材の弁軸を案内する案内部と、前記付勢部材の反力を支える受け部を有する、請求項1に記載の逆止弁。
【請求項5】
内部に弁室が形成されると共に、前記弁室を形成する壁面にそれぞれ流体が出入りする第一入出口及び第二入出口が形成され、前記弁室の底面に第三入出口が形成された弁本体と、前記弁室内に回転自在に配置され、かつ流路が形成された弁体と、前記第一入出口と連通する第一流路と、前記弁本体を挟んで前記第一流路に並設され、前記第二入出口と連通する第二流路と、前記第三入出口と連通し、前記第三入出口と反対側が開口した第三流路と、を備えた弁ユニットと、
前記弁ユニットに連結され、前記第一入出口、前記第二入出口及び前記第三入出口の連通状態が前記弁体の前記流路を通じて選択的に切り換わるように前記弁体を回転させる回転駆動部と、
を有し、
一の前記弁ユニットの前記回転駆動部と反対側に、他の前記弁ユニットを重ねて連結可能とされ、
請求項1~請求項4の何れか1項に記載の逆止弁が、一の前記弁ユニットの前記第一流路と他の前記弁ユニットの前記第一流路の間、及び一の前記弁ユニットの前記第二流路と他の前記弁ユニットの前記第二流路の間の少なくとも一方に接続されている、流路切換弁。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、逆止弁及び流路切換弁に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
弁座と、該弁座に対して密着する閉位置と弁座から離間した開位置とに直線的に往復移動可能な往復移動体と、該往復移動体よりも上流側に位置する一次流路と、往復移動体よりも下流側に位置し一次流路に対して交差している二次流路と、往復移動体を往復移動可能となるように案内するガイド筒と、を備えるリフト式の逆止弁が開示されている(特許文献1参照)。
【0003】
また、バルブ本体内に回転する弁体を有し、5以上のポート(管継手)を有する制御弁(流路切換弁)が開示されている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開2019/176850号
中国特許出願公開第111828687号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記した特許文献1に記載の逆止弁は、弁座を有して往復移動体を収容する弁箱を有する。弁箱には、ガイド筒を有するキャップが取り付けられる。弁部材とキャップとの間には、弁部材を一次流路側に付勢する付勢部材が設けられている。弁軸はガイド筒によって案内される。
【0006】
しかしながら、この逆止弁では、一次流路の延長上にある弁箱の末端の開口を通じて弁部材や付勢部材等が弁箱内に配置され、該開口がキャップで塞がれる構成となっている。このため、弁箱が二次流路の一次流路と反対側に突出し、その張出量が大きくなっている。
【0007】
また、特許文献2に記載の流路切換弁では、仕様に応じて接続ポートの数や流路の組合せが固定されているため自由度がなく、仕様が変われば設計からやり直す必要が生じると考えられる。
【0008】
本発明は、逆止弁の小型化を図ると共に、該逆止弁を取付可能な様々な仕様の流路切換弁を容易に実現できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1の態様に係る逆止弁は、一端が開口した入口側流路及び出口側流路と、前記入口側流路の他端と前記出口側流路の他端とを接続し前記入口側流路及び前記出口側流路と交差する方向に延びる中間流路と、前記入口側流路の前記他端と前記中間流路との接続部に設けられ流路を屈曲させる第1屈曲部と、を内部に有するケーシングと、前記ケーシングにおける前記入口側流路と前記第1屈曲部の境界部に設けられた弁座と、前記弁座に前記第1屈曲部側から当接して前記入口側流路を閉塞可能な弁部材と、前記弁部材を前記第1屈曲部側から前記弁座側に付勢する付勢部材と、を有し、前記ケーシングは、中間流路に沿って、前記入口側流路及び前記出口側流路側の基部と、蓋部とに分割可能な構造とされている。
【0010】
この逆止弁では、ケーシングが、中間流路に沿って、入口側流路及び出口側流路側の基部と、蓋部とに分割可能な構造とされているので、蓋部を基部から取り外すことで弁部材、付勢部材をケーシング内に容易に組み込むことができる。したがって、逆止弁の小型化を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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