TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024039837
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022144497
出願日2022-09-12
発明の名称撮像装置及びフィルタ切替ユニット
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03B 11/00 20210101AFI20240315BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】撮像素子側への異物の進入を防ぐとともに、耐久性の悪化を防止する撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】フィルタ保持部材13は、ベース部材14側に突出し、光軸方向及びフィルタ保持部材13の移動方向である第1の方向に対して垂直な第2の方向に延在する第1の突出部22a、22bを有し、ベース部材14は、フィルタ保持部材13側に突出し、第2の方向に延在して、第1の突出部22a、22bよりも内側に位置する第2の突出部26a、26bを有し、第1の弾性部材19a、19bは、第1の突出部22a22bと第2の突出部26a、26bとの間に配置されて、第1の方向に押圧され、第2の弾性部材20a、20bは、第1の突出部22a、22bとベース部材14の第1方向に設けられた壁14bとの間に配置されて、第1の方向に押圧される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
レンズと撮像素子との間に配置されて、光学フィルタを保持するフィルタ保持部材と、
前記フィルタ保持部材よりも前記レンズ側又は前記撮像素子側に配置されて、前記フィルタ保持部材を光軸方向に対して垂直な第1の方向に移動可能に支持するベース部材と、
第1の弾性部材と、
第2の弾性部材とを備え、
前記フィルタ保持部材は、前記ベース部材側に突出し、前記光軸方向及び前記第1の方向に対して垂直な第2の方向に延在する第1の突出部を有し、
前記ベース部材は、前記フィルタ保持部材側に突出し、前記第2の方向に延在して、前記第1の突出部よりも内側に位置する第2の突出部を有し、
前記第1の弾性部材は、前記第1の突出部と前記第2の突出部との間に配置されて、前記第1の方向に押圧され、
前記第2の弾性部材は、前記第1の突出部と前記ベース部材の前記第1方向に設けられた壁との間に配置されて、前記第1の方向に押圧されることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記フィルタ保持部材は、前記ベース部材側に突出し、前記第1の方向に延在する第3の突出部を有し、
前記ベース部材は、前記フィルタ保持部材側に突出し、前記第1の方向に延在する第4の突出部を有し、
前記第3の突出部と前記第4の突出部とが向き合うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第3の突出部は、壁形状を有し、
前記第4の突出部は、相互に向き合う2枚の壁形状を有し、
前記第3の突出部が、前記第4の突出部を構成する前記2枚の壁形状間に入り込むことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記第3の突出部及び前記第4の突出部は、それぞれ壁形状を有し、
前記第3の突出部の前記ベース部材側の面と、前記第4の突出部の前記フィルタ保持部材側の面とが接触することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第3の突出部は、前記ベース部材側の面に、前記第1の方向に傾斜する傾斜面を有し、
前記第4の突出部は、前記フィルタ保持部材側の面に、前記第1の方向に傾斜する傾斜面を有し、
前記フィルタ保持部材が所定の位置にあるとき、前記第3の突出部の前記傾斜面と前記第4の突出部の前記傾斜面とが接触し、前記フィルタ保持部材が前記所定の位置から移動するとき、前記第3の突出部の前記傾斜面と前記第4の突出部の前記傾斜面とが離間することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記第3の突出部の前記ベース部材側の面と、前記第4の突出部の前記フィルタ保持部材側の面との間に弾性部材が配置されることを特徴とする請求項4又は5に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記第1の弾性部材は、前記第2の突出部に隣接するように設置されて、
前記フィルタ保持部材の移動に応じて、前記第1の方向に押圧されることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記第2の弾性部材は、前記壁に隣接するように設置されて、
前記フィルタ保持部材の移動に応じて、前記第1の方向に押圧されることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記第1の突出部は、壁形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記第2の突出部は、壁形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラやビデオカメラ、監視カメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ等の撮像装置及びそれに搭載されるファイル切替ユニットに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
監視カメラ等の撮像装置においては、夜間や暗部の撮影時に、入射する赤外線を利用して画像を得るために、モータ等の駆動手段を用いて赤外線遮断用のフィルタを光路中より退避させるフィルタ切り替え機構が搭載されているものがある。
また、被写体に応じて撮影画角を変えられるように、焦点距離が異なるレンズを交換できるようにした撮像装置が知られる。
特許文献1には、赤外カットフィルタ及びダミーガラスを保持するフィルタ保持枠が、撮影レンズユニットの光軸に直交する方向に移動可能なようにフィルタベース上に保持される構成が開示されている。また、特許文献1には、撮影レンズユニットが固定鏡筒にねじ込んで固定され、交換可能である構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6882395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のように撮影レンズユニットが交換可能である場合、撮影レンズユニットを取り外したときに、そこから異物が進入することがある。この異物が、フィルタ保持部材(特許文献1でいうフィルタ保持枠)と、フィルタ保持部材を支持するベース部材(特許文献1でいうフィルタベース)との隙間から撮像素子側に進入すると、異物の影が撮像画像に写り込み、画質が劣化してしまう。
例えばフィルタ保持部材と、ベース部材との間に、フィルタ保持部材の移動方向に対して垂直な方向に押圧される弾性部材を設置すれば、フィルタ保持部材とベース部材との隙間から撮像素子側に異物が進入するのを防ぐことができる。しかしながら、この場合、弾性部材を擦りながらフィルタ保持部材が移動することになるため、弾性部材が破損し、耐久性が悪化してしまう。
【0005】
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、撮像素子側への異物の進入を防ぐとともに、耐久性の悪化を防止する撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の撮像装置は、レンズと撮像素子との間に配置されて、光学フィルタを保持するフィルタ保持部材と、前記フィルタ保持部材よりも前記レンズ側又は前記撮像素子側に配置されて、前記フィルタ保持部材を光軸方向に対して垂直な第1の方向に移動可能に支持するベース部材と、第1の弾性部材と、第2の弾性部材とを備え、前記フィルタ保持部材は、前記ベース部材側に突出し、前記光軸方向及び前記第1の方向に対して垂直な第2の方向に延在する第1の突出部を有し、前記ベース部材は、前記フィルタ保持部材側に突出し、前記第2の方向に延在して、前記第1の突出部よりも内側に位置する第2の突出部を有し、前記第1の弾性部材は、前記第1の突出部と前記第2の突出部との間に配置されて、前記第1の方向に押圧され、前記第2の弾性部材は、前記第1の突出部と前記ベース部材の前記第1方向に設けられた壁との間に配置されて、前記第1の方向に押圧されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、撮像素子側への異物の進入を防ぐとともに、耐久性の悪化を防止する撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係る撮影装置の要部の分解斜視図である。
第1の実施形態に係る撮影装置の要部の断面図である。
第1の実施形態に係る撮影装置のフィルタ保持部材の斜視図である。
第1の実施形態に係る撮影装置のベース部材の斜視図である。
第1の実施形態に係る撮影装置のフィルタ切替ユニット付近の断面図である。
第1の実施形態に係る撮影装置のフィルタ切替ユニット付近の断面図である。
変形例の撮影装置の要部の断面図である。
変形例の撮影装置の要部の断面図である。
第2の実施形態に係る撮影装置のフィルタ保持部材を示す図である。
第2の実施形態に係る撮影装置のベース部材を示す図である。
第2の実施形態に係る撮影装置のフィルタ切替ユニット付近の断面図である。
第2の実施形態に係る撮影装置1のフィルタ切替ユニット付近の断面図である。
第2の実施形態に係る撮影装置1のフィルタ切替ユニット付近の断面図である。
斜面間に弾性部材を配置する構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る撮影装置1の要部の分解斜視図である。図2は、第1の実施形態に係る撮影装置1の要部の断面図である。以下では、光軸方向をZ方向として、各方向を説明する。
レンズホルダ2は、筒状の装着部2bが設けられたユニットカバー2aを備える。レンズホルダ2は、後述する撮像素子ユニット4やフィルタ切替ユニット5を含んでユニット化されて、撮像装置1に搭載される。
レンズホルダ2の装着部2bには、レンズ鏡筒3が取り外し可能に装着される。レンズ鏡筒3は、その内部にレンズを保持するものであるが、ここではレンズの具体的な図示は省略する。
【0010】
レンズホルダ2のユニットカバー2a内には、撮像素子ユニット4が設置される。撮像素子ユニット4は、撮像素子6と、撮影素子6を実装する電気基板7とを備える。撮像素子ユニット4は、保持プレート8に接着剤等で固定される。撮像素子ユニット4を保持する保持プレート8は、レンズホルダ2にビス締め等で固定される。被写体像の光線は、レンズ鏡筒3で保持されるレンズを介して撮像素子6上に結像される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
トナー
今日
キヤノン株式会社
記録装置
2日前
キヤノン株式会社
定着装置
12日前
キヤノン株式会社
撮像装置
8日前
キヤノン株式会社
通信装置
今日
キヤノン株式会社
撮像装置
9日前
キヤノン株式会社
光走査装置
12日前
キヤノン株式会社
面状発熱体
5日前
キヤノン株式会社
露光ヘッド
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
14日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
13日前
続きを見る