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公開番号2024068303
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-20
出願番号2022178639
出願日2022-11-08
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20240513BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 基準部材と測定手段との距離にばらつきが原因で、測定手段の光量が適切に調整されない。
【解決手段】 検出パターンを形成し、保護シャッタ211を開状態となるようにソレノイド214に第1の電流を供給させ、パターン検知センサ7に検出パターンからの反射光を測定させ、パターン検知センサ7による検出パターンの測定結果に基づいて画像形成部を制御するCPU109を有し、CPU109は、保護シャッタ211が開状態から閉状態へ制御される場合、ソレノイド214への電流の供給を一度停止した後に、ソレノイド214に第1の電流より小さい第2の電流を供給し、その後に再び電流の供給を停止する。
【選択図】 図15
特許請求の範囲【請求項1】
像担持体と、
前記像担持体に画像を形成する画像形成手段と、
前記像担持体へ向けて光を発する発光素子と、前記像担持体からの反射光を受光する受光素子とを有し、前記像担持体からの反射光を測定する測定手段と、
前記測定手段を保持する保持部材と、
前記測定手段の前記発光素子から前記像担持体へ向けて発せられる光を遮蔽するシャッタと、
前記発光素子から前記像担持体へ向けて発せられる光を前記シャッタが遮蔽する閉状態となるように、前記シャッタを前記保持部材の突き当て部に突き当てるように前記シャッタを引っ張るバネ部材と、
駆動源と、
前記バネ部材の引っ張り力に抗して前記シャッタを前記保持部材の前記突き当て部から離間させることで、前記発光素子からの光が前記像担持体へ照射される開状態となるように、前記駆動源を制御する駆動制御手段と、
前記シャッタに設けられた基準部材と、
前記測定手段の前記発光素子を発光させ、前記測定手段の前記受光素子に前記基準部材からの反射光を受光させ、前記測定手段により前記基準部材の測定結果に基づき、前記発光素子の発光光量を調整する調整手段と、
前記画像形成手段に測定用画像を形成させ、前記駆動制御手段に前記シャッタを前記開状態となるように前記駆動源に第1の電流を供給させ、前記測定手段に前記測定用画像からの反射光を測定させ、前記測定手段による前記測定用画像の測定結果に基づいて前記画像形成手段を制御する制御手段と、を有し、
前記駆動制御手段は、前記シャッタが前記開状態から前記閉状態へ制御される場合、前記駆動源への電流の供給を一度停止した後に、前記駆動源に前記第1の電流より小さい第2の電流を供給し、その後に再び電流の供給を停止することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記駆動源は、プランジャーを有するソレノイドであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記シャッタは、前記閉状態から重力方向に交差する方向へ移動することで前記開状態に制御されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
像担持体と、
前記像担持体に画像を形成する画像形成手段と、
前記像担持体へ向けて光を発する発光素子と、前記像担持体からの反射光を受光する受光素子とを有し、前記像担持体からの反射光を測定する測定手段と、
前記測定手段を保持する保持部材と、
前記測定手段の前記発光素子から前記像担持体へ向けて発せられる光を遮蔽するシャッタと、
前記発光素子から前記像担持体へ向けて発せられる光を前記シャッタが遮蔽する閉状態となるように、前記シャッタを前記保持部材の突き当て部に突き当てるように前記シャッタを引っ張るバネ部材と、
駆動源と、
前記バネ部材の引っ張り力に抗して前記シャッタを前記保持部材の前記突き当て部から離間させることで、前記発光素子からの光が前記像担持体へ照射される開状態となるように、前記駆動源を制御する駆動制御手段と、
前記シャッタに設けられた基準部材と、
前記測定手段の前記発光素子を発光させ、前記測定手段の前記受光素子に前記基準部材からの反射光を受光させ、前記測定手段により前記基準部材の測定結果に基づき、前記発光素子の発光光量を調整する調整手段と、
前記画像形成手段に測定用画像を形成させ、前記駆動制御手段に前記シャッタを前記開状態となるように前記駆動源に第1の電圧を供給させ、前記測定手段に前記測定用画像からの反射光を測定させ、前記測定手段による前記測定用画像の測定結果に基づいて前記画像形成手段を制御する制御手段と、を有し、
前記駆動制御手段は、前記シャッタが前記開状態から前記閉状態へ制御される場合、前記駆動源への電圧の供給を一度停止した後に、前記駆動源に前記第1の電圧より小さい第2の電圧を供給し、その後に再び電圧の供給を停止することを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
前記駆動源は、プランジャーを有するソレノイドであることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記シャッタは、前記閉状態から重力方向に交差する方向へ移動することで前記開状態に制御されることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成装置に設けられた測定手段のシャッタの開閉制御に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置は、色成分ごとの画像の相対的な位置ずれ(色ずれと称す。)や濃度を補正するため、像担持体に測定用画像を形成し、測定手段による前記測定用画像の測定結果に基づき色ずれや濃度を制御している。測定手段としては、像担持体としての中間転写体(又は感光ドラム)に形成される測定用画像を測定する光学センサが知られている。
【0003】
光学センサは、発光素子により像担持体上の測定用画像に光を照射し、像担持体からの反射光と測定用画像からの反射光を測定する。画像形成装置は光学センサにより測定された反射光量に基づき、色ずれ、又は濃度ズレを制御する。
【0004】
しかし、測定用画像を測定するためには、光学センサと測定用画像の距離を近づける必要がある。そのため、光学センサ表面に測定用画像から飛散した剤(トナー又はインク)が付着し、反射光量を低下させてしまうという課題がある。
【0005】
特許文献1に記載の画像形成装置は、光学センサの発光光量を調整するために用いる基準部材を有する。特許文献1に記載の画像形成装置は、測定用画像を測定する前に、光学センサに前記基準部材からの反射光を測定させ、前記光学センサの発光光量を前記基準部材からの反射光の測定結果に基づき調整している。特許文献1の構成によれば、トナーの付着によって低下した反射光量を補正するように発光光量が調整されるので、光学センサへのトナーが付着しても、測定用画像からの反射光を精度よく測定できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実開平02-111162号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、測定手段の発光素子から基準部材までの距離のわずかな変化が原因で、発光素子の発光光量が適切に調整できないことがわかった。発明者の実験によれば、測定対象物と光学センサとの距離が0.1mm変動した場合に反射光量が4%も変化することが分かった。前述の距離による反射光量の変動量は、トナーによる汚れが原因で低下する反射光量を超えている。
【0008】
ここで、光学センサによって測定用画像が測定される場合、基準部材を発光素子からの光の光路から退避させる必要がある。そのため、画像形成装置はシャッタを開状態に制御するための駆動源を備えている。また、シャッタを閉じるために画像形成装置はバネ部材を有している。シャッタを開状態から閉状態に戻す場合には駆動源の制御が停止されることで、バネ部材によってシャッタが突き当て部へ突き当てる。これによって、シャッタが開状態から閉状態に変化する。
【0009】
しかしながら、上記のようなバネ部材を用いてシャッタを閉じる構成においては、シャッタが突き当て部に衝突することで、シャッタが有する基準部材と光学センサとの距離にばらつきが生じてしまう。この距離のばらつきが原因で、光学センサの光量が適切に調整されない可能性があった。
【0010】
そこで、本発明は、測定手段の光量を適切に調整することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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