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公開番号2024039231
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022143624
出願日2022-09-09
発明の名称複合型光学素子及びそれを有する光学系
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G02B 13/00 20060101AFI20240314BHJP(光学)
要約【課題】 小型軽量でかつ高い光学性能を有する複合型光学素子を提供することである。
【解決手段】 硝子レンズに樹脂レンズを接合して成る複合型光学素子であって、前記樹脂レンズは非球面レンズを有し、前記樹脂レンズの屈折率をNd、前記樹脂レンズのアッベ数をνd、前記樹脂レンズの部分分散比をθgFとし、それぞれを適切に設定する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
硝子レンズに樹脂レンズを接合して成る複合型光学素子であって、
前記樹脂レンズは非球面レンズを有し、
前記樹脂レンズの屈折率をNd、前記樹脂レンズのアッベ数をνd、前記樹脂レンズの部分分散比をθgFとするとき、
1.900<Nd+(0.014×νd)<2.045
30.0<νd<35.0
0.6200<θgF+(0.0024×νd)<0.6900
なる条件式を満足することを特徴とする複合型光学素子。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
光線有効径内における前記樹脂レンズの光軸方向の最大厚みをTmax、最小厚みをTminとするとき、
1.0<Tmax/Tmin<10.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の複合型光学素子。
【請求項3】
光軸上における前記硝子レンズの厚みをTg、前記樹脂レンズの厚みをTpとするとき、
3<Tg/Tp<200
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の複合型光学素子。
【請求項4】
前記硝子レンズの焦点距離をfg、前記樹脂レンズの焦点距離をfpとするとき、
|fg/fp|<0.30
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の複合型光学素子。
【請求項5】
前記樹脂レンズは、光硬化型樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の複合型光学素子。
【請求項6】
前記樹脂レンズの硬化収縮率をβとするとき、
β<7.5[%]
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の複合型光学素子。
【請求項7】
前記樹脂レンズの線膨張係数をαとするとき、
60×10
-6
<α<100×10
-6
[1/℃]
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の複合型光学素子。
【請求項8】
前記硝子レンズの屈折率をNdgとするとき、
0.98<Ndg/Nd<1.40
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の複合型光学素子。
【請求項9】
前記硝子レンズのアッベ数をνdgとするとき、
35.0<νdg<100.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の複合型光学素子。
【請求項10】
前記樹脂レンズの吸湿膨張率をαwとするとき、
αw<0.50[%]
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の複合型光学素子。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は光学系に関するもので、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、放送用カメラ、銀塩フィルム用カメラ等の撮像装置に好適なものである。
続きを表示(約 980 文字)【背景技術】
【0002】
近年、撮影光学系の全長短縮、軽量化の要求が強まっている。撮影光学系の全長短縮、軽量化のために、各レンズの屈折力を強め、その結果として発生する諸収差に対して非球面レンズを導入して補正する方法がある。
【0003】
撮影光学系向けの非球面レンズとしては、硝子レンズに樹脂層を成形して成る複合型素子がある。
【0004】
複合型素子は、硝子レンズの硝材の自由度が高く、成形が容易であるため、撮影光学系に導入しやすいという特徴がある。
【0005】
そこで、複合型素子に用いられる樹脂の材料を特定して、光学系に採用した例が開示されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2009-047986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1は複合型レンズの硝子に低い部分分散比の材料を使用し、高い部分分散比の樹脂と組み合わせて色収差を補正した光学系が開示されているが、高い部分分散比の樹脂を非球面レンズとすると、色の球面収差や色の像面湾曲が大きくなり好ましくない。
【0008】
そこで本発明は、小型軽量でかつ高い光学性能を有する複合型光学素子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の光学系は、硝子レンズに樹脂レンズを接合して成る複合型光学素子を有する光学系であって、
前記樹脂レンズは非球面レンズを有し、
前記樹脂レンズの屈折率をNd、前記樹脂レンズのアッベ数をνd、前記樹脂レンズの部分分散比をθgFとするとき、
1.900<Nd+(0.014×νd)<2.045
30.0<νd<35.0
0.6200<θgF+(0.0024×νd)<0.6900
なる条件式を満足することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、小型軽量でかつ高い光学性能を有する複合型光学素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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