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公開番号2024057829
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164763
出願日2022-10-13
発明の名称カメラ装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 7/02 20210101AFI20240418BHJP(光学)
要約【課題】装置の大型化を抑制しつつ、配線によるセンサチルト駆動への影響を抑えることができるカメラ装置を提供する。
【解決手段】カメラ装置であって、撮像素子が実装された第1の基板を有するセンサユニットと、センサユニットをチルト回転軸周りに回転駆動するセンサチルト機構と、第2の基板と、を有し、第1の基板と第2の基板は、少なくとも第1の配線部材と第2の配線部材によって電気的に接続しており、第1の配線部材は、屈曲する形状の第1の屈曲部を有し、第2の配線部材は、屈曲する形状の第2の屈曲部を有し、第1の屈曲部と第2の屈曲部はチルト回転軸を挟んで互いに対向する位置に配置される、ことを特徴とする。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
撮像素子が実装された第1の基板を有するセンサユニットと、
前記センサユニットをチルト回転軸周りに回転駆動するセンサチルト機構と、
第2の基板と、を有し、
前記第1の基板と前記第2の基板は、少なくとも第1の配線部材と第2の配線部材によって電気的に接続しており、
前記第1の配線部材は、屈曲する形状の第1の屈曲部を有し、
前記第2の配線部材は、屈曲する形状の第2の屈曲部を有し、
前記第1の屈曲部と前記第2の屈曲部は前記チルト回転軸を挟んで互いに対向する位置に配置される、
ことを特徴とするカメラ装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1の屈曲部は、前記チルト回転軸と直交する面においてU字形状となるように構成されることを特徴とする請求項1に記載のカメラ装置。
【請求項3】
前記第2の屈曲部は、前記チルト回転軸と直交する面において前記第1の屈曲部とは逆向きのU字形状となるように構成されることを特徴とする請求項1に記載のカメラ装置。
【請求項4】
前記センサチルト機構は、駆動部と前記センサユニットと前記駆動部を係合する係合部材を有することを特徴とする請求項1に記載のカメラ装置。
【請求項5】
前記係合部材と前記駆動部との間に配置される付勢部材を有することを特徴とする請求項4に記載のカメラ装置。
【請求項6】
前記係合部材と前記センサユニットとの間に配置される付勢部材を有することを特徴とする請求項4に記載のカメラ装置。
【請求項7】
前記付勢部材は、前記センサユニットを前記チルト回転軸に関して回転させる向きに付勢していることを特徴とする請求項5または6に記載のカメラ装置。
【請求項8】
前記第1の配線部材または前記第2の配線部材の少なくともいずれかは、屈曲による反力が前記センサチルト機構へ与える前記チルト回転軸周りのモーメントが、前記付勢部材が前記センサチルト機構へ与える前記チルト回転軸周りのモーメントと向きが一致していることを特徴とする請求項5または6に記載のカメラ装置。
【請求項9】
前記第1の配線部材または前記第2の配線部材の少なくともいずれかは、屈曲による反力が前記センサチルト機構へ与える前記チルト回転軸周りのモーメントが、前記付勢部材が前記センサチルト機構へ与える前記チルト回転軸周りのモーメントと逆向きとなっていることを特徴とする請求項5または6に記載のカメラ装置。
【請求項10】
前記付勢部材が、前記センサチルト機構へ与える前記チルト回転軸周りのモーメントをM0、前記第1の配線部材が、前記センサチルト機構へ与える前記チルト回転軸周り俯角向きのモーメントをm1、前記第2の配線部材が、前記センサチルト機構へ与える前記チルト回転軸周り仰角向きのモーメントをm2とした時、
|M0|≧|m1-m2|
の関係が成り立つことを特徴とする請求項5または6に記載のカメラ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラ装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、撮像素子を持つセンサユニットを駆動する機構を持つカメラ装置においては、センサユニットと制御基板を電気的に接続する複数の配線部材の這い回しは、装置の小型化や配線自体へ加わる負荷を考慮した構成が一般的であった。
【0003】
例えば、特許文献1では、複数の配線をチルト回転軸と光軸を含む平面で区切った空間において、全て同じ側の空間に配置している。そして、センサチルト機構によってデッドスペースとなる空間に制御基板を配置する事で装置の大型化を軽減する構造が開示されている。また、
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-187251号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の構造では、複数の配線による反力がチルト駆動に対して常に同じ向きのモーメントを発生させるので、そのモーメントの値はチルト駆動の角度によって大きく変化してしまう。センサチルト機構がそのモーメントの値の変化によって受ける影響を軽減するには駆動力を大きくする必要があり、その場合は装置が大型化してしまう。
【0006】
そこで、本発明では、装置の大型化を抑制しつつ、配線によるセンサチルト駆動への影響を抑えることができるカメラ装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の一側面としてのカメラ装置は、撮像素子が実装された第1の基板を有するセンサユニットと、センサユニットをチルト回転軸周りに回転駆動するセンサチルト機構と、第2の基板と、を有し、第1の基板と第2の基板は、少なくとも第1の配線部材と第2の配線部材によって電気的に接続しており、第1の配線部材は、屈曲する形状の第1の屈曲部を有し、第2の配線部材は、屈曲する形状の第2の屈曲部を有し、第1の屈曲部と第2の屈曲部はチルト回転軸を挟んで互いに対向する位置に配置される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、装置の大型化を抑制しつつ、配線によるセンサチルト駆動への影響を抑えることができるカメラ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1によるカメラ装置の斜視図である。
実施例1によるカメラ装置の断面図である。
実施例1によるカメラ装置の要部分解斜視図である。
実施例1によるカメラ装置の断面図である。
実施例1によるカメラ装置の断面図である。
実施例2によるカメラ装置の要部分解斜視図である。
実施例2によるカメラ装置の断面図である。
実施例2によるカメラ装置の断面図である。
実施例2によるカメラ装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。ただし、本発明の実施の形態は以下の実施の形態に限定されるものではない。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面において説明上重要ではない部材の一部は省略して表示する。また、本発明における下記の各実施例に示すカメラ装置は、撮像素子を持つセンサユニットをチルト方向に関して回転駆動する機能を持つカメラ装置に関し、主にレンズ交換式の高画素ネットワークカメラとして説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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