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公開番号2024052242
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158826
出願日2022-09-30
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類B65H 29/58 20060101AFI20240404BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 ラベル紙通紙時、ラベル紙の端部からはみ出した糊が搬送ガイド表面に付着することを低減できるシート搬送装置を提供する。
【解決手段】 定着部5を備えた画像形成装置において、定着部5のシート搬送方向下流に備えられた第1搬送経路83と、定着機構のシート搬送方向下流に備えられた第2搬送経路82と、第1搬送経路か第2搬送経路にシート搬送方向を切替える切替部材81を備え、切替部材81はシート搬送方向上流側方向に鋭角な形状をした切替形状を備え、また切替形状を両側で構成するシート搬送部を備える。切替部材は第1搬送経路83へ受け渡す第1停止位置と、第2搬送経路82へ受け渡す第2停止位置と、搬送方向に対するシートとの接触角を小さくする位置である第3停止位置に切替可能である。切替部材81は、シート先端が切替部材に接触する時に第3停止位置に切替可能である。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
定着部を備えた画像形成装置の構成において、定着部のシート搬送方向下流に備えられた第1搬送経路と、定着機構のシート搬送方向下流に備えられた第1搬送経路とは異なる第2搬送経路と、第1搬送経路か第2搬送経路にシート搬送方向を切替える切替部材を備え、切替部材はシート搬送方向上流側方向に鋭角な形状をした切替形状を備え、また切替形状を両側で構成するシート搬送部を備える。切替部材は第1搬送経路へ受け渡す第1停止位置と、第2搬送経路へ受け渡す第2停止位置と、搬送方向に対するシートとの接触角を小さくする位置である第3停止位置、に切替可能である。切替部材は、シート先端が切替部材に接触する時に第3停止位置に切替可能であることを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
切替部材はシート後端が切替部材のシート搬送部を通過した後に切替可能であることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項3】
切替部材はシートが切替部材のシート搬送部を通過中に切替可能であることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置の搬送パスの切替手段を搬送媒体に応じて制御する技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プリンタ等の画像形成装置においては、トナー像を担持する像担持体、像担持体に担持されたトナー像をシートに転写する転写部及び転写されたトナー像をシートに定着させる定着部を有する画像形成部を備えている。また、画像形成装置は、画像形成部によりトナー画像が形成されたシートを、排出したり、反転させて再度、画像形成部に搬送したり、ページを揃えるためにシートを反転して排出させたりするためのシート搬送装置を備えている。
【0003】
このようなシート搬送装置では、用紙として裏紙がシールとなったラベル紙を使用することがある。このラベル紙は、離型剤を塗布した基材の上に、糊を被覆した剥離シートを付着させるものである。
【0004】
このラベル紙は画像形成装置において、定着ニップを通過する際、定着ニップによる加圧力が大きく、また加熱によってラベル紙の糊が軟化するため、ラベル紙の端部から糊がはみ出てしまう場合があった。そのため、はみ出した糊が定着ニップを形成する定着部材(定着ローラ、定着ベルト、加圧ローラ等)に付着して定着部材を汚してしまうという問題がある。特に、同一サイズの用紙を大量に通紙すると、用紙幅端部が常に定着部材の同一箇所に接してしまうため糊が大量に付着し、当該箇所を汚してしまうという問題がある。
【0005】
そこで特許文献1では定着ローラ及び加圧ローラの少なくとも一方を用紙の搬送方向に直交する用紙幅方向に移動させることにより、用紙端部が常に定着部材の同一箇所に接することを防止し、定着部材の汚れを低減することを可能にした。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-146887号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、前述の特許文献1では、定着部材の、特に用紙幅方向への糊の付着を低減することは可能であるが、定着ニップを通過することでラベル紙の端部から糊がはみ出てしまう場合において、定着部材より搬送方向下流側の搬送ガイドにラベル紙の先端が接触することで、搬送ガイド表面に糊が付着するという課題がある。
【0008】
特に、搬送ガイドの中でも、搬送経路を切替える切替部材は、ラベル紙の搬送方向に対して接触する角度が大きいため、ラベル紙による切替部材への接触力が大きく、ラベル紙端部の糊がより多く付着してしまうという課題がある。搬送ガイドに糊が付着すると、用紙が搬送ガイド上の糊に衝突し紙詰まりが発生してしまう問題がある。また、用紙が搬送ガイド上の糊に衝突することで、用紙端部にコバ汚れ付着という問題もある。
【0009】
前記不具合を発生させないためには、糊が付着した切替部材に含まれる搬送ガイドに対して、清掃を実施し、糊を除去する運用を用いることは可能であるが、清掃を行うことで、機械を止める必要があり生産性を著しく低下させ、また清掃作業が必要になることで、使用者の負荷を増大させてしまう課題がある。
【0010】
本発明の目的は、搬送ガイドへの糊付着を低減し、紙詰まりの発生低減と用紙のコバ汚れを低減することができるシート搬送装置及び画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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