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公開番号
2024048109
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-04-08
出願番号
2022153983
出願日
2022-09-27
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人中川国際特許事務所
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20240401BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】交換やメンテナンスの際の画像形成装置の操作性を向上させる。
【解決手段】感光体に近接して配置され、感光体を露光する露光手段と、感光体の軸線方向と平行な軸線を中心に回動可能に支持され、露光手段を感光体に近接した露光位置と露光位置から退避した退避位置とに移動させる回動部材と、画像形成装置に対して開閉可能に設けられ、画像形成装置に装着された感光体の軸線方向の一端側を覆うカバーと、感光体の軸線方向に移動可能に設けられ、カバーの開閉動作に連動して軸線方向に移動するスライド部材と、スライド部材に設けられ、スライド部材が移動されることで同方向に移動され、回動部材に係合して、回動部材を回動させる係合部材と、を備え、係合部材は、スライド部材の移動方向において回動部材に対して順に係合する、移動方向に交差する方向に傾斜した第一の係合部と、移動方向に平行な第二の係合部と、を有する。
【選択図】 図18
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成装置に対して軸線方向に出し入れ可能に装着される感光体と、
前記感光体に近接して配置され、前記感光体を露光して前記感光体に潜像を形成する露光手段と、
前記感光体の軸線方向と平行な軸線を中心に回動可能に支持され、前記露光手段を前記感光体に近接した露光位置と前記露光位置から退避した退避位置とに移動させる回動部材と、
前記回動部材を付勢する付勢部材と、
画像形成装置に対して開閉可能に設けられ、画像形成装置に装着された前記感光体の軸線方向の一端側を覆うカバーと、
前記感光体の軸線方向に沿って移動可能に設けられ、前記カバーの開動作に連動して前記軸線方向の一方向に移動し、前記カバーの閉動作に連動して前記軸線方向の他方向に移動するスライド部材と、
前記スライド部材に設けられ、前記スライド部材が移動されることで同方向に移動され、前記回動部材に係合して、前記回動部材を回動させる係合部材と、を備え、
前記係合部材は、前記スライド部材の移動方向において前記回動部材に対して順に係合する、前記移動方向に交差する方向に傾斜した第一の係合部と、前記移動方向に平行な第二の係合部と、を有し、
前記スライド部材が前記カバーの開動作に連動して前記移動方向の一方向へ移動されることで、前記第一の係合部が前記回動部材に係合して、前記回動部材が前記付勢部材の付勢力に抗して前記第一の係合部の傾斜に沿って回動されて、前記回動部材が前記露光手段を前記露光位置から前記退避位置に移動した後、前記第二の係合部が前記回動部材に係合して、前記回動部材が前記第一の係合部の位置に保持されて、前記回動部材が前記露光手段を前記退避位置に保持する、ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記係合部材は、前記第二の係合部の一部に、前記第二の係合部よりも前記移動方向に交差する方向に突出した第三の係合部を有し、
前記スライド部材が前記カバーの開動作に連動して前記移動方向の一方向へ移動されることで、前記第一の係合部が前記回動部材に係合して、前記回動部材が前記付勢部材の付勢力に抗して前記第一の係合部の傾斜に沿って回動されて、前記回動部材が前記露光手段を前記露光位置から前記退避位置に移動し、さらに前記第三の係合部が前記回動部材に係合して、前記回動部材が前記第三の係合部の突出した方向に回動されて、前記回動部材が前記露光手段を前記突出した方向にさらに移動した後、前記第二の係合部が前記回動部材に係合して、前記回動部材が前記第二の係合部の位置を保持されて、前記回動部材が前記露光手段を前記退避位置に保持する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記係合部材は、前記第一の係合部と前記第二の係合部との接続位置に、前記第三の係合部を有する、ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記回動部材は、前記スライド部材の移動方向において前記係合部材に対して順に係合する、前記係合部材の前記第一の係合部と同じ方向に傾斜し、前記係合部材の前記第一の係合部に係合する第一の被係合部と、前記係合部材の前記第一の係合部と同じ方向に平行であり、前記係合部材の前記第二の係合部に係合する第二の被係合部と、を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記回動部材は、前記第二の被係合部の一部に、前記第二の被係合部よりも前記移動方向に交差する方向に突出した第三の被係合部を有する、ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記回動部材は、前記第一の被係合部と前記第二の被係合部との接続位置に、前記第三の被係合部を有する、ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記感光体に形成された潜像をトナーにより現像する現像手段と、
前記スライド部材に設けられ、前記スライド部材が移動されることで同方向に移動され、前記現像手段に係合して、前記現像手段を前記感光体に近接した現像位置または前記感光体から離間した離間位置に移動させる現像係合部材と、を備え、
前記スライド部材が前記カバーの開動作に連動して前記移動方向の一方向に移動されることで、前記現像係合部材が前記現像手段に係合して、前記現像手段を前記離間位置に移動し、
前記スライド部材が前記カバーの閉動作に連動して前記移動方向の他方向に移動されることで、前記現像係合部材が前記現像手段に係合して、前記現像手段を前記現像位置に移動する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記露光手段に連通する開口を有し、前記露光手段を一体に支持し、前記露光手段と一体となって、前記露光位置または前記退避位置に移動される露光支持部材を備え、
前記回動部材は、前記感光体の軸線方向と直交する方向における一方の端部が前記感光体の軸線方向と平行な軸線を中心に回動可能に支持され、他方の端部が前記軸線方向において前記露光支持部材の開口部より外側の領域の両端部を支持する、ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記現像手段を前記感光体の軸線方向に沿って案内し、前記現像手段を着脱自在に支持する現像支持部材を備え、
前記現像支持部材は、前記現像手段と対向する面とは反対側の裏面に、前記軸線方向に平行な軸線を中心とする回動軸が設けられ、
前記回動部材は、前記一方の端部が前記回動軸を中心にして回動する、
ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記露光手段は、有機ELによって露光を行う、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、感光体を露光する露光ヘッドを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式の画像形成装置に用いられる露光ヘッドに関する技術として、特許文献1に記載された技術が知られている。
【0003】
特許文献1では、感光体に潜像を形成する露光ヘッドとして、感光体の軸線方向に沿って複数の発光素子が配置されたLEDアレイ方式による露光ヘッドが用いられている。
【0004】
特許文献1に記載された露光ヘッドは、感光体に形成された潜像をトナーにより現像する現像装置と共に、感光体に近接して配置される。したがって、露光ヘッドは、現像装置に近接して配置される。
【0005】
また感光体は消耗品であるため、交換やメンテナンスを目的とした着脱が可能な構成である。しかし、上述したように露光ヘッドが近接して配置される為、その配置のままでは感光体の着脱時に露光ヘッドと接触し、一方または双方に傷が付く可能性がある。その為、感光体に対し露光ヘッドを退避する移動機構を備えていることが望ましい。
【0006】
特許文献1では、露光ヘッドの移動機構として、露光ヘッドの長手方向の範囲全域の直下に配置された機構支持部と、その上部に保持されたリンク部材と、を備えた構成が開示されている。
【0007】
さらに特許文献1には、感光体を画像形成装置に対して着脱する際の開口を覆うカバーを、画像形成装置に対して回動可能に設けた構成が開示されている。そして、前記露光ヘッドの移動機構が、前記カバーの開閉動作に連動して動作する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2019-003110号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上記特許文献1に開示された構成では、交換やメンテナンスの際に前記カバーの開きが不十分な場合、露光ヘッドの感光体からの退避が不十分な状態になる。その状態で感光体を取り出そうとすると、着脱時の動的干渉により感光体や露光ヘッドに傷が付いたり、感光体が取り出せなくなるおそれがある。
【0010】
本発明の目的は、交換やメンテナンスの際の画像形成装置の操作性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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