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公開番号2024048468
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154394
出願日2022-09-28
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 15/08 20060101AFI20240402BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 現像装置が画像形成装置に装着された状態において現像装置のタッピング状態を手動で解消する。
【解決手段】 画像形成装置であって、像担持体と、現像剤担持体と、第一室と、第二室と、第一連通部と、第二連通部と、第一搬送スクリューと、第二搬送スクリューと、第二室に初期現像剤を収容するために第一連通部および第二連通部のそれぞれを封止する一対の封止部材と、第二搬送スクリューを回転させるための駆動力が入力される駆動入力部材と、を有する現像装置と、駆動入力部材に駆動力を供給するための駆動源と、現像装置を装着するための装着部と、を備え、駆動入力部材には、装着部に現像装置が装着された状態において第二搬送スクリューを手動で回転させるための力を外部から受けるための操作部が設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図10
特許請求の範囲【請求項1】
像担持体と、
前記像担持体に形成された静電像を現像するためにトナーとキャリアを含む現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に現像剤を供給するための第一室と、隔壁により前記第一室と区画され且つ前記第一室との間で現像剤が循環する第二室と、前記第二室から前記第一室に現像剤が連通することを許容する第一連通部と、前記第一室から前記第二室に現像剤が連通することを許容する第二連通部と、前記第一室に配置され且つ前記第一連通部から前記第二連通部に向かう第一方向に現像剤を搬送する第一搬送スクリューと、前記第二室に配置され且つ前記第二連通部から前記第一連通部に向かう第二方向に現像剤を搬送する第二搬送スクリューと、前記第二室に初期現像剤を収容するために前記第一連通部および前記第二連通部のそれぞれを封止する一対の封止部材と、前記第二搬送スクリューを回転させるための駆動力が入力される駆動入力部材と、を有する現像装置と、
前記駆動入力部材に駆動力を供給するための駆動源と、
前記現像装置を装着するための装着部と、
を備え、
前記駆動入力部材には、前記装着部に前記現像装置が装着された状態において前記第二搬送スクリューを手動で回転させるための力を外部から受けるための操作部が設けられている
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記駆動源から供給された駆動力を前記駆動入力部材に伝達する駆動伝達部材と、
前記第二方向において前記駆動伝達部材を覆うカバーと、
を更に備え、
前記第二方向において前記カバーの前記駆動入力部材と対向する面には、作業者が前記操作部にアクセスすることを許容する開口部が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記操作部は、前記第二方向において前記現像装置の下流側端部に配置されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記操作部は、前記画像形成装置の前奥方向の手前側に配置されている
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記駆動入力部材は、駆動ギヤであり、
前記操作部は、前記駆動ギヤに設けられた溝部である
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、像担持体に形成された静電像をトナーとキャリアを含む現像剤により現像する現像装置を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の現像装置では、現像剤収納部に設けられた現像剤供給開口が封止部材によって封止され、現像装置内の駆動系列を介して、封止部材を巻き取るための回転可能な巻取り軸と、現像剤撹拌部材が連結されている。また、特許文献1の構成では、現像装置の使用前に、巻き取り軸の端部にある歯車を現像装置内の駆動系列から離間させた状態で、工具を使って巻き取り軸を直接回すことにより、封止部材を手動で除去することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-40054号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
封止部材の開封前(出荷時)の現像装置の輸送、保管状態によっては、密封された現像剤収容室内の現像剤が現像装置の使用前から搬送・撹拌スクリュー搬送方向下流側に圧縮された圧密状態(タッピング状態)になっている場合がある。現像装置がタッピング状態であるときに現像装置の初期立ち上げ(現像駆動の初期化動作)を行った場合、現像剤を搬送・撹拌するスクリューを回転させるためのモーターの負荷トルクが上昇する。そして、モーターの負荷トルクが所定値以上になると、スクリューを回転させることができなくなるスクリューロックが生じる虞がある。
【0005】
画像形成装置に装着されている現像装置のタッピング状態を解消するために、作業者は、現像装置の初期立ち上げを行う前に現像装置を画像形成装置から一旦取り外して、現像装置を振って現像剤を解した後、現像装置を画像形成装置に再び装着する必要がある。そこで、現像装置が画像形成装置に装着された状態のままでも、作業者が、現像装置のタッピング状態を解消することが可能な新たな構成が望まれている。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、現像装置が画像形成装置に装着された状態において現像装置のタッピング状態を手動で解消することが可能な画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために本発明の一様態に係る画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、像担持体と、前記像担持体に形成された静電像を現像するためにトナーとキャリアを含む現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に現像剤を供給するための第一室と、隔壁により前記第一室と区画され且つ前記第一室との間で現像剤が循環する第二室と、前記第二室から前記第一室に現像剤が連通することを許容する第一連通部と、前記第一室から前記第二室に現像剤が連通することを許容する第二連通部と、前記第一室に配置され且つ前記第一連通部から前記第二連通部に向かう第一方向に現像剤を搬送する第一搬送スクリューと、前記第二室に配置され且つ前記第二連通部から前記第一連通部に向かう第二方向に現像剤を搬送する第二搬送スクリューと、前記第二室に初期現像剤を収容するために前記第一連通部および前記第二連通部のそれぞれを封止する一対の封止部材と、前記第二搬送スクリューを回転させるための駆動力が入力される駆動入力部材と、を有する現像装置と、前記駆動入力部材に駆動力を供給するための駆動源と、前記現像装置を装着するための装着部と、を備え、前記駆動入力部材には、前記装着部に前記現像装置が装着された状態において前記第二搬送スクリューを手動で回転させるための力を外部から受けるための操作部が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、現像装置が画像形成装置に装着された状態において現像装置のタッピング状態を手動で解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置の構成を説明するための図である。
現像装置の断面構成を説明するための図である。
現像装置の平面構成を説明するための断面図である。
現像装置の平面構成および現像装置の動作を説明するための図である。
現像装置の初期現像剤の封止構造を説明するための断面図である。
現像装置の駆動ギヤ列の構成を説明するための図である。
現像装置の駆動機構の動作を説明するための図である。
現像装置の駆動機構の動作を説明するための斜視図である。
第1の実施形態に係る現像装置の解し動作を説明するための図である。
第1の実施形態に係る現像装置の解し動作(現像装置が画像形成装置に装着された状態)を説明するための図である。
第1の実施形態に係る画像形成装置の本体外からの解し動作を説明するための図である。
第1の実施形態に係る現像装置の加圧状態の断面構成を説明するための図である。
第1の実施形態に係る現像装置の離間状態の断面構成を説明するための図である。
第1の実施形態に係る小扉の閉状態の構成を説明するための図である。
第1の実施形態に係る小扉の開状態の構成を説明するための図である。
第1の実施形態に係る着脱部材による誤操作防止を説明するための図である。
第2の実施形態に係る小扉の開状態の構成を説明するための図である。
第3の実施形態に係る現像装置の解し動作を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。本発明は、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。
(【0011】以降は省略されています)

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