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公開番号2024037621
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-19
出願番号2022142579
出願日2022-09-07
発明の名称射出装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類F16C 1/24 20060101AFI20240312BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】射出部および撮像部を容易に保持できる射出装置を提供する。
【解決手段】射出部および撮像部のそれぞれの長手方向に対して側方から保持部材を差し込む構造とすることで、容易に射出部および撮像部を並列に並んだ状態で保持することができる。また、例えば射出部と保持部材との間に第1弾性部材が介挿される場合には、射出部の径の寸法が異なる場合であっても、第1弾性部材の弾性力によって射出部を適切に保持することができる。また、例えば撮像部と保持部材との間に第2弾性部材が介挿される場合には、撮像部の径の寸法が異なる場合であっても、第2弾性部材の弾性力によって撮像部を適切に保持することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
作業者が把持した状態で挟所内の該当部に向けて差し込まれる挿入部を備える射出装置であって、
前記挿入部は、
先端部に流体射出口が設けられた管状の射出部と、
前記射出部の先端部およびその周囲を含む画像を撮像するための撮像部と、
前記射出部および前記撮像部の長手方向に対して側方から差し込まれ、前記射出部および前記撮像部を並列に並んだ状態で保持する保持部材と、を備えるとともに、
前記射出部と前記保持部材との間に介挿される第1弾性部材、および、前記撮像部と前記保持部材との間に介挿される第2弾性部材の、少なくとも一方を備える
ことを特徴とする射出装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記保持部材は、断面がU字状の一対の部材が並列に隣接した状態で連結された部材である
ことを特徴とする請求項1の射出装置。
【請求項3】
前記保持部材は、断面が円弧状の第1円弧状部材および断面が円弧状の第2円弧状部材から構成され、
前記第1円弧状部材および前記第2円弧状部材が並列に並んだ状態で、互いの周方向の端部が連結されて構成されている
ことを特徴とする請求項1の射出装置。
【請求項4】
前記保持部材は、断面がO字状に形成されて周方向の一部に切欠が形成された環状の部材である
ことを特徴とする請求項1の射出装置。
【請求項5】
前記第1弾性部材は、前記射出部に取り付けられているとともに、前記第2弾性部材は、前記撮像部に取り付けられている
ことを特徴とする請求項1から4の何れか1に記載の射出装置。
【請求項6】
前記第1弾性部材は、弾力性を有するテープが前記射出部の外周面に巻き付けられて構成され、
前記第2弾性部材は、弾力性を有するテープが前記撮像部の外周面に巻き付けられて構成される
ことを特徴とする請求項5の射出装置。
【請求項7】
前記第1弾性部材および前記第2弾性部材は、それぞれ前記保持部材に取り付けられている
ことを特徴とする請求項1から4の何れか1に記載の射出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、挟所内にある所定の部位に、グリスなどの流体を供給する射出装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、射出装置として、射出部と撮像部とを一体的に保持する構造が記載されている。具体的には、特許文献1には、給脂パイプ(射出部)と内視鏡(撮像部)とを、治具に形成された二つの貫通穴に挿通することで、これらを一体的に保持する構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-37949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1では、治具で射出部および撮像部を固定するに当たり、治部の貫通穴に射出部および撮像部を挿し通す作業が必要になるため、作業に時間を要する。また、例えば射出部の先端が平坦な形状に成形されたり、射出部の接続部が強化されたりし、その部位が貫通穴よりも大きくなると、脱着の作業が困難になる。従って、射出部および撮像部を保持するための工程を簡素化できる構造が求められていた。
【0005】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、射出部および撮像部を容易に保持できる射出装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1発明の要旨とするところは、(a)作業者が把持した状態で挟所内の該当部に向けて差し込まれる挿入部を備える射出装置であって、(b)前記挿入部は、(c)先端部に流体射出口が設けられた管状の射出部と、(d)前記射出部の先端部およびその周囲を含む画像を撮像するための撮像部と、(e)前記射出部および前記撮像部の長手方向に対して側方から差し込まれ、前記射出部および前記撮像部を並列に並んだ状態で保持する保持部材と、を備えるとともに、(f)前記射出部と前記保持部材との間に介挿される第1弾性部材、および、前記撮像部と前記保持部材との間に介挿される第2弾性部材の、少なくとも一方を備えることを特徴とする。
【0007】
第2発明の要旨とするところは、第1発明において、前記保持部材は、断面がU字状の一対の部材が並列に隣接した状態で連結された部材であることを特徴とする。
【0008】
第3発明の要旨とするところは、第1発明において、前記保持部材は、断面が円弧状の第1円弧状部材および断面が円弧状の第2円弧状部材から構成され、前記第1円弧状部材および前記第2円弧状部材が並列に並んだ状態で、互いの周方向の端部が連結されて構成されていることを特徴とする。
【0009】
第4発明の要旨とするところは、第1発明において、前記保持部材は、断面がO字状に形成されて周方向の一部に切欠が形成された環状の部材であることを特徴とする。
【0010】
第5発明の要旨とするところは、第1発明から第4発明の何れか1において、前記第1弾性部材は、前記射出部に取り付けられているとともに、前記第2弾性部材は、前記撮像部に取り付けられていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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