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公開番号2024035745
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-14
出願番号2022140405
出願日2022-09-02
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人
主分類G03G 15/16 20060101AFI20240307BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】転写ニップと定着ニップとの間においてシートの撓みを許容できながら、シュートに、転写ニップを通過したシートを、確実に引き寄せることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】
画像形成装置1は、感光ドラム4と、現像装置7と、転写ローラ8と、定着装置9と、シュート15と、導電部材16とを備える。シュート15は、転写ニップN1を通ったシートSを定着ニップS2に向かわせる。シュート15は、転写ニップN1と定着ニップN2とを通る仮想面Iに対して一方側に位置する。シュート15は、第1位置と、第1位置よりも仮想面Iから遠ざかった第2位置との間を移動可能である。導電部材16は、シュート15の他方面に位置する。シュート15は、シートSの先端がシュート15に到達した後に、第1位置から前記第2位置へ移動する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に延びる軸について回転可能な感光ドラムと、
前記感光ドラムにトナーを供給するための現像装置と、
前記感光ドラム上のトナーをシートに転写するための転写ローラであって、前記第1方向と交差する第2方向において前記感光ドラムの一方側に位置し、前記感光ドラムと接触する転写ローラと、
トナーを前記シートに定着させるための定着装置であって、前記シートを加熱するための加熱ユニットと、前記シートを加圧するための加圧部と、を有する定着装置と、
前記第1方向および前記第2方向の両方と交差する第3方向において前記転写ローラと前記定着装置との間に位置し、前記感光ドラムと前記転写ローラとのニップである転写ニップを通った前記シートを、前記加熱ユニットと前記加圧部とのニップである定着ニップに向かわせるシュートであって、前記転写ニップと前記定着ニップとを通る仮想面に対して前記第2方向の一方側に位置し、第1位置と、前記第1位置よりも前記仮想面から遠ざかった第2位置との間を前記第2方向に移動可能なシュートと、
前記第2方向における前記シュートの他方面に位置する導電部材と、
を備え、
前記シュートは、前記シートの先端が前記シュートに到達した後に、前記第1位置から前記第2位置へ移動する、画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
駆動源と、
前記第2方向において前記シュートの他方側に位置し、前記駆動源からの動力によって前記シュートを前記第1位置と前記第2位置との間で移動させる移動機構と、
をさらに備える、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記移動機構は、前記シュートを前記第2方向の他方側から押圧することにより、前記シュートを前記第1位置から前記第2位置へ移動させる、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記シュートを前記第2位置から前記第1位置へ向けて押圧するトーションバネをさらに備え、
前記移動機構は、前記シュートに対する押圧を解除することにより、前記シュートの前記第2位置から前記第1位置への移動を許容する、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記導電部材は、前記トーションバネと電気的に接続され、
前記トーションバネは、グランドと電気的に接続される、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記定着ニップは、前記第2方向において前記転写ニップよりも他方側に位置し、
前記シュートは、前記第3方向において、第1端部と、前記第1端部と前記定着ニップとの間に位置する第2端部と、を有し、
前記シュートが前記第1位置に位置した状態で、前記シュートの前記第2端部は、前記第2方向において、前記転写ニップと前記定着ニップとの間に位置する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記シュートが前記第2位置に位置した状態で、前記シュートの前記第2端部は、前記第2方向において、前記転写ニップよりも一方側に位置する、請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記移動機構は、
前記駆動源と接続され、前記第1方向に移動可能な第1部材と、
前記第1部材と接続され、前記第3方向に延びる軸について回転可能な第2部材と、
前記第2部材と接続され、前記第2方向に移動可能であり、前記シュートを移動させる第3部材と、
を有する、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記駆動源は、ソレノイドである、請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記第2部材は、
前記シュートが前記第1位置から前記第2位置へ移動する第1回転方向、または、
前記第1回転方向とは反対の方向であって、前記シュートが前記第2位置から前記第1位置へ移動する第2回転方向に回転可能であり、
前記移動機構は、前記第2部材を前記第2回転方向に向けて引く引きバネを、さらに有し、
前記第2部材は、前記駆動源からの動力により、前記引きバネの力に抗して前記第1回転方向に回転する、請求項8に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、感光ドラムと、現像器と、転写部と、定着部と、第1ガイド部と、導電部材とを備える画像形成装置が知られている。第1ガイド部は、感光ドラムと転写ローラとの間を通ったシートを、定着部に向かって案内する。第1ガイド部は、感光ドラムと転写ローラとの間を通ったシートと対向する傾斜面を有する。傾斜面は、複数のリブを有する。導電部材は、リブの間に配置される(下記特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-203943号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した特許文献1に記載の画像形成装置において、転写部から定着部へ向かうシートの撓みを許容するために、第1ガイド部を、より下方に位置させたい場合がある。
【0005】
しかし、第1ガイド部を下方に位置させると、その分、第1ガイド部が、感光ドラムと転写ローラとの間を通ったシートから離れてしまう。
【0006】
そのため、第1ガイド部を下方に位置させるにつれて、感光ドラムと転写ローラとの間を通ったシートを第1ガイド部に引き寄せることが困難になる。
【0007】
そこで、本開示の目的は、転写ニップと定着ニップとの間においてシートの撓みを許容できながら、シュートに、転写ニップを通過したシートを、確実に引き寄せることができる画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)本開示の画像形成装置は、感光ドラムと、現像装置と、転写ローラと、定着装置と、シュートと、導電部材とを備える。感光ドラムは、第1方向に延びる軸について回転可能である。現像装置は、感光ドラムにトナーを供給する。転写ローラは、感光ドラム上のトナーをシートに転写する。転写ローラは、第2方向において、感光ドラムの一方側に位置する。第2方向は、第1方向と交差する。転写ローラは、感光ドラムと接触する。定着装置は、トナーをシートに定着させる。定着装置は、加熱ユニットと、加圧部とを有する。加熱ユニットは、シートを加熱する。加圧部は、シートを加圧する。
【0009】
シュートは、第3方向において、転写ローラと定着装置との間に位置する。第3方向は、第1方向および第2方向の両方と交差する。シュートは、感光ドラムと転写ローラとのニップである転写ニップを通ったシートを、加熱ユニットと加圧部とのニップである定着ニップに向かわせる。シュートは、転写ニップと定着ニップとを通る仮想面に対して第2方向の一方側に位置する。シュートは、第1位置と、第1位置よりも仮想面から遠ざかった第2位置との間を、第2方向に移動可能である。
【0010】
導電部材は、第2方向におけるシュートの他方面に位置する。
(【0011】以降は省略されています)

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