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公開番号2024032291
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-12
出願番号2022135871
出願日2022-08-29
発明の名称制御システム、制御装置、制御方法、およびプログラム
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G07D 11/20 20190101AFI20240305BHJP(チェック装置)
要約【課題】予定された所定の取引金額の一部の入金に対応し、顧客の利便性を向上させることを可能とする。
【解決手段】現金が入金される入金部と、前記入金部から入金される現金の入金取引を実行する制御部と、を有する現金処理装置と、取引情報を記憶する記憶部と、前記取引情報を管理する制御部と、を有する制御サーバと、を備え、前記制御サーバの制御部は、前記現金処理装置において所定の取引金額が予定された入金取引が行われた際に、前記所定の取引金額のうち一部の金額の現金が入金されたことに応じて、当該入金された現金の金額である入金額を前記入金取引の取引金額として前記記憶部に記憶する制御を行う、制御システム。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
現金が入金される入金部と、前記入金部から入金される現金の入金取引を実行する制御部と、を有する現金処理装置と、
取引情報を記憶する記憶部と、前記取引情報を管理する制御部と、を有する制御サーバと、
を備え、
前記制御サーバの制御部は、前記現金処理装置において所定の取引金額が予定された入金取引が行われた際に、前記所定の取引金額のうち一部の金額の現金が入金されたことに応じて、当該入金された現金の金額である入金額を前記入金取引の取引金額として前記記憶部に記憶する制御を行う、
制御システム。
続きを表示（約 930 文字）【請求項２】
前記所定の取引金額は、顧客により入力された入金予定金額である、請求項１に記載の制御システム。
【請求項３】
前記制御サーバの制御部は、前記現金処理装置から、前記入金予定金額のうち一部の金額の現金しか入金されず、前記入金予定金額に対して前記入金額が足りないため前記入金取引を中断した旨の通知を受けた場合に、前記記憶部に記憶されている、前記入金予定金額であった前記取引金額を、前記入金額に修正する制御を行う、請求項２に記載の制御システム。
【請求項４】
前記制御サーバの制御部は、前記入金取引を行った顧客に、前記入金予定金額に前記入金額が足りず当該入金取引が中断している旨を通知する制御を行う、請求項２に記載の制御システム。
【請求項５】
前記制御サーバの制御部は、前記顧客による選択に基づき、前記入金額を前記取引金額として修正して記憶する制御を行う、請求項４に記載の制御システム。
【請求項６】
前記制御サーバの制御部は、前記顧客による選択に基づき、前記入金取引を取り消す処理を行う、請求項４に記載の制御システム。
【請求項７】
前記制御サーバの制御部は、前記顧客への前記入金額の払い戻し完了通知を前記現金処理装置から受信すると、前記記憶部に記憶される取引情報における前記入金取引の取引状態を取り消しに修正する制御を行う、請求項６に記載の制御システム。
【請求項８】
前記制御サーバの制御部は、所定時間が経過した際、前記入金額を前記取引金額として修正して記憶する制御を行う、請求項４に記載の制御システム。
【請求項９】
前記制御サーバの制御部は、前記顧客による追加入金の情報に基づいて、前記入金額に前記追加入金された金額も合わせた入金合計金額を前記取引金額として修正して記憶する制御を行う、請求項４に記載の制御システム。
【請求項１０】
前記制御サーバは、前記記憶部に記憶された取引情報を修正した場合、修正内容を勘定サーバに送信する制御を行う、請求項３に記載の制御システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、制御システム、制御装置、制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、金融機関の店舗、スーパーマーケット、コンビニエンスストア等の小売店、または商業施設等に、現金の入金および出金を取り扱う現金処理装置が設置されている。現金処理装置は、現金を入金する入金取引、および現金を出金する出金取引などを実行する。
【０００３】
例えば、下記特許文献１では、顧客の携帯端末によって事前に入力された取引内容が、現金処理装置の状態に基づき実行可能であるか否か判定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２１－１５７４５７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、入金取引において、入金予定金額に対して実際に入金した入金額が足りない状態で顧客がその場を立ち去った場合、入金取引が中断し、現金処理装置の運用が停止してしまう場合がある。
【０００６】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、予定された所定の取引金額の一部の入金に対応し、顧客の利便性を向上させることが可能な、新規かつ改良された制御システム、制御装置、制御方法、およびプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、現金が入金される入金部と、前記入金部から入金される現金の入金取引を実行する制御部と、を有する現金処理装置と、取引情報を記憶する記憶部と、前記取引情報を管理する制御部と、を有する制御サーバと、を備え、前記制御サーバの制御部は、前記現金処理装置において所定の取引金額が予定された入金取引が行われた際に、前記所定の取引金額のうち一部の金額の現金が入金されたことに応じて、当該入金された現金の金額である入金額を前記入金取引の取引金額として前記記憶部に記憶する制御を行う、制御システムが提供される。
【０００８】
前記所定の取引金額は、顧客により入力された入金予定金額であってもよい。
【０００９】
前記制御サーバの制御部は、前記現金処理装置から、前記入金予定金額のうち一部の金額の現金しか入金されず、前記入金予定金額に対して前記入金額が足りないため前記入金取引を中断した旨の通知を受けた場合に、前記記憶部に記憶されている、前記入金予定金額であった前記取引金額を、前記入金額に修正する制御を行ってもよい。
【００１０】
前記制御サーバの制御部は、前記入金取引を行った顧客に、前記入金予定金額に前記入金額が足りず当該入金取引が中断している旨を通知する制御を行ってもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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