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公開番号
2024055372
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-04-18
出願番号
2022162228
出願日
2022-10-07
発明の名称
自動販売機のリユース方法
出願人
エーエルシー株式会社
代理人
個人
主分類
G07F
9/10 20060101AFI20240411BHJP(チェック装置)
要約
【課題】 本発明は、効率的に薬の収納庫を製造する方法を提供する。
【解決手段】 自動販売機のリユース方法は、既存の飲料の自動販売機の筐体10内に、薬の収納庫を設けるステップと、自動販売機が備えている温度を制御するユニットを、収納庫内の温度の制御が及ぶ範囲に取り付けるステップとを有し、収納庫に、収納庫の開口部を塞ぐ内扉と、施錠可能な外扉との二重扉を設けるステップとをさらに有し、既存の自動販売機が備えている現金を処理するユニットを取り外すステップと、既存の自動販売機が備えているキャッシュレス決済を処理する決済端末を、前記収納庫内に収納された薬の決済を処理する設定へと変更するステップとをさらに有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
既存の飲料の自動販売機の筐体内に、薬の収納庫を設けるステップと、
前記自動販売機が備えている温度を制御するユニットを、前記収納庫内の温度の制御が及ぶ範囲に取り付けるステップと
を有する自動販売機のリユース方法。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記収納庫に、前記収納庫の開口部を塞ぐ内扉と、施錠可能な外扉との二重扉を設けるステップ
をさらに有する
請求項1に記載の自動販売機のリユース方法。
【請求項3】
前記自動販売機が備えている現金を処理するユニットを取り外すステップと、
前記自動販売機が備えているキャッシュレス決済を処理する決済端末の設定を、前記収納庫内に収納された薬の決済を処理する設定へと変更するステップと
をさらに有する
請求項1に記載の自動販売機のリユース方法。
【請求項4】
前記内扉は、前記収納庫にヒンジにより開閉自在に取付けられている
請求項2に記載の自動販売機のリユース方法。
【請求項5】
前記外扉を制御する扉制御機構を設けるステップ
をさらに有し、
前記扉制御機構は、前記外扉が既定時間を超えて開いている場合に、前記外扉を閉める
請求項2に記載の自動販売機のリユース方法。
【請求項6】
前記収納庫の一つは、前記自動販売機の飲料の収納庫を薬の収納庫として改造して設けられる
請求項1に記載の自動販売機のリユース方法。
【請求項7】
前記収納庫の一つは、前記自動販売機の取出口を薬の収納庫として改造して設けられる
請求項1に記載の自動販売機のリユース方法。
【請求項8】
前記自動販売機の筐体内に、タブレット端末を内蔵するステップ
をさらに有し、
前記タブレット端末を内蔵するステップにおいて、前記タブレット端末の表示面が、前記自動販売機の筐体から露出するように前記タブレット端末を配置する
請求項1に記載の自動販売機のリユース方法。
【請求項9】
前記外扉にスリットを設けるステップ
をさらに有し、
前記スリットを設けるステップにより設けられたスリットは、前記収納庫に収納された薬の受取人から処方箋の原本を投入される
請求項2に記載の自動販売機のリユース方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動販売機のリユース方法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1では、廃棄予定の自動販売機の筐体を構成する複数の筐体ユニットの各々の再利用の可否、および、当該筐体ユニットを構成する部品ユニットの再利用の適当性の評価値を記録する廃棄自動販売機データベースと、前記部品ユニット毎に、前記廃棄予定の自動販売機から取得した当該部品ユニットを使用するために必要な金額と、新品の当該部品ユニットを使用するために必要な金額と、を記録する部品ユニットデータベースと、前記廃棄自動販売機データベースの記録内容と前記部品ユニットデータベースの記録内容とに基づいて、再利用可能な前記筐体ユニットを組み合わせて前記自動販売機を組み立てるために必要な金額が所定条件下で最小となるように、前記自動販売機を構成する再利用可能な前記筐体ユニットを取得する前記廃棄予定の自動販売機を決定する再利用機決定部と、を備えた自動販売機のリユースシステムが開示されている。
【0003】
また、特許文献2では、複数のロッカー内にそれぞれ収納された商品を販売することができる自動販売機であって、前記ロッカー毎に設けられ、各ロッカーの扉を閉状態にロックするロック機構と、前記ロック機構に対してロック状態の開閉指示を行うとともに、前記ロック機構のロック状態をもとに各ロッカーに収納された商品の販売状態を管理する制御部と、を備えたことを特徴とする自動販売機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-186570号公報
特開2018-163393号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、効率的に薬の収納庫を製造する方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る自動販売機のリユース方法は、既存の飲料の自動販売機の筐体内に、薬の収納庫を設けるステップと、前記自動販売機が備えている温度を制御するユニットを、前記収納庫内の温度の制御が及ぶ範囲に取り付けるステップとを有する。
【0007】
好適には、前記収納庫に、前記収納庫の開口部を塞ぐ内扉と、施錠可能な外扉との二重扉を設けるステップをさらに有する
【0008】
好適には、前記自動販売機が備えている現金を処理するユニットを取り外すステップと、前記自動販売機が備えているキャッシュレス決済を処理する決済端末の設定を、前記収納庫内に収納された薬の決済を処理する設定へと変更するステップとをさらに有する。
【0009】
好適には、前記内扉は、前記収納庫にヒンジにより開閉自在に取付けられている。
【0010】
好適には、前記外扉を制御する扉制御機構を設けるステップをさらに有し、前記扉制御機構は、前記外扉が既定時間を超えて開いている場合に、前記外扉を閉める。
(【0011】以降は省略されています)
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