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公開番号
2024030796
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-03-07
出願番号
2022133930
出願日
2022-08-25
発明の名称
硬貨取扱装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G07D
11/14 20190101AFI20240229BHJP(チェック装置)
要約
【課題】硬貨が詰まる可能性を減らす。
【解決手段】硬貨が投入される投入部と、前記投入部に投入された前記硬貨が挟まる溝部を有する螺旋状に巻かれた構造体と、前記構造体の内側にあり、前記構造体の中心軸と異なる中心軸を有するピン部と、前記構造体および前記ピン部を回転させ、前記溝部に挟まった前記硬貨を上昇させる駆動部と、前記駆動部の駆動力により所定の位置以上に上昇された前記硬貨を受け取るフラッパ部と、を有し、前記ピン部の先端と、前記フラッパ部の端面の間の垂直距離は、前記硬貨の厚さ1枚以上、且つ、前記硬貨の厚さ2枚未満であり、前記投入部に投入された硬貨が滑る斜面と、前記フラッパ部の端面と、の間に前記硬貨が通過可能な隙間を有さない、硬貨取扱装置。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
硬貨が投入される投入部と、
前記投入部に投入された前記硬貨が挟まる溝部を有する螺旋状に巻かれた構造体と、
前記構造体の内側にあり、前記構造体の中心軸と異なる中心軸を有するピン部と、
前記構造体および前記ピン部を回転させ、前記溝部に挟まった前記硬貨を上昇させる駆動部と、
前記駆動部の駆動力により所定の位置以上に上昇された前記硬貨を受け取るフラッパ部と、
を有し、
前記ピン部の先端と、前記フラッパ部の端面の間の垂直距離は、前記硬貨の厚さ1枚以上、且つ、前記硬貨の厚さ2枚未満であり、
前記投入部に投入された硬貨が滑る斜面と、前記フラッパ部の端面と、の間に前記硬貨が通過可能な隙間を有さない、
硬貨取扱装置。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記硬貨は、厚さの異なる少なくとも2以上の硬貨を含み、
前記垂直距離は、前記厚さが最も大きい硬貨の厚さ1枚以上、且つ、前記厚さが最も小さい硬貨の厚さ2枚未満になる距離である、
請求項1に記載の硬貨取扱装置。
【請求項3】
前記ピン部の先端は、前記ピン部の中心軸に最も近い前記溝部の範囲に位置せず、且つ、前記所定の位置以上に上昇された前記硬貨と接触するように配置される、
請求項2に記載の硬貨取扱装置。
【請求項4】
前記投入部は、開閉機構を有し、
前記投入部が開状態または閉状態のいずれであっても、前記投入部に投入された硬貨が滑る斜面と、前記フラッパ部の端面と、の間に前記硬貨が通過可能な隙間を有さない、
請求項3に記載の硬貨取扱装置。
【請求項5】
前記投入部が有する開閉機構と、前記フラッパ部は、分離して構成される、
請求項4に記載の硬貨取扱装置。
【請求項6】
前記投入部に投入された硬貨が滑る斜面と、前記フラッパ部の端面と、は固定される、
請求項5に記載の硬貨取扱装置。
【請求項7】
前記斜面と、前記フラッパ部の端面との固定位置は、
前記硬貨が通過不可能な貫通孔を有する、
請求項6に記載の硬貨取扱装置。
【請求項8】
前記投入部の開閉に応じて、前記フラッパ部を移動させる連結部、
を更に有する、請求項4に記載の硬貨取扱装置。
【請求項9】
前記フラッパ部の端面の高さは、前記投入部の開閉に応じて可変である、
請求項8に記載の硬貨取扱装置。
【請求項10】
前記フラッパ部の高さは、前記投入部が閉状態である際に上昇され、前記投入部が開状態である際に下降される、
請求項9に記載の硬貨取扱装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、硬貨取扱装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、自動券売機や自動販売機等に搭載される、一括投入された複数枚の硬貨を1枚ずつ分離する技術が開発されている。例えば、特許文献1では、投入口に投入された硬貨が回転する円盤により、1枚ずつ分離される技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-298749号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載した技術では、投入された硬貨を分離させるための円盤を設けるため、分離ユニットの大型化や、複雑化する可能性があった。また、大型化または複雑化した分離ユニットは、分離に際して硬貨が分離ユニット内で詰まる確率が増加し得る。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、硬貨が詰まる可能性を減らすことが可能な、新規かつ改良された硬貨取扱装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、硬貨が投入される投入部と、前記投入部に投入された前記硬貨が挟まる溝部を有する螺旋状に巻かれた構造体と、前記構造体の内側にあり、前記構造体の中心軸と異なる中心軸を有するピン部と、前記構造体および前記ピン部を回転させ、前記溝部に挟まった前記硬貨を上昇させる駆動部と、前記駆動部の駆動力により所定の位置以上に上昇された前記硬貨を受け取るフラッパ部と、を有し、前記ピン部の先端と、前記フラッパ部の端面の間の垂直距離は、前記硬貨の厚さ1枚以上、且つ、前記硬貨の厚さ2枚未満であり、前記投入部に投入された硬貨が滑る斜面と、前記フラッパ部の端面と、の間に前記硬貨が通過可能な隙間を有さない、硬貨取扱装置が提供される。
【0007】
前記硬貨は、厚さの異なる少なくとも2以上の硬貨を含み、前記垂直距離は、前記厚さが最も大きい硬貨の厚さ1枚以上、且つ、前記厚さが最も小さい硬貨の厚さ2枚未満になる距離であってもよい。
【0008】
前記ピン部の先端は、前記ピン部の中心軸に最も近い前記溝部の範囲に位置せず、且つ、前記所定の位置以上に上昇された前記硬貨と接触するように配置されてもよい。
【0009】
前記投入部は、開閉機構を有し、前記投入部が開状態または閉状態のいずれであっても、前記投入部に投入された硬貨が滑る斜面と、前記フラッパ部の端面と、の間に前記硬貨が通過可能な隙間を有さなくてもよい。
【0010】
前記投入部が有する開閉機構と、前記フラッパ部は、分離して構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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