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公開番号2024041319
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022146062
出願日2022-09-14
発明の名称紙葉処理装置、及び紙葉処理方法
出願人日本金銭機械株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G07D 11/12 20190101AFI20240319BHJP(チェック装置)
要約【課題】収納部を紙葉処理装置に着脱可能に設ける構成において、紙葉処理装置から取外した収納部を他の紙葉処理装置に取付けてしまう不都合を抑制することを目的とする。
【解決手段】紙葉を受入可能な紙葉処理装置であって、受入れた紙葉を収納可能であるとともに、収納した紙葉を排出可能な収納部と、収納部を着脱可能に備える本体部と、を具備し、本体部は、当該本体部に対応する収納部を識別可能な識別情報、および、当該収納部に収納されている紙葉の枚数を特定できる収納情報を記憶する記憶部を具備する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
紙葉を受入れ可能な紙葉処理装置であって、
受入れた紙葉を収納可能であるとともに、収納した紙葉を排出可能な収納部と、
前記収納部を着脱可能に備える本体部と、を具備し、
前記本体部は、当該本体部に対応する前記収納部を識別可能な識別情報、および、当該収納部に収納されている紙葉の枚数を特定できる収納情報を記憶する記憶部を具備する
紙葉処理装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記記憶部は、前記収納部に収納する紙葉の上限枚数を記憶し、
前記収納部における紙葉が前記上限枚数に達している期間において、受入れられた紙葉を収納する回収部と、
前記上限枚数を変更可能な変更部と、を具備する
請求項1に記載の紙葉処理装置。
【請求項3】
前記本体部は、前記回収部を着脱可能に備え、
前記記憶部は、前記回収部に収納した紙葉の枚数を特定できる回収情報を記憶し、
予め定められた操作で管理モードへ移行する移行部と、
前記管理モードにおいて、前記収納情報および前記回収情報のうち前記回収情報を初期化可能な初期化部と、を具備する
請求項2に記載の紙葉処理装置。
【請求項4】
紙葉を受入れ可能であり、受入れた紙葉を収納可能であるとともに、収納した紙葉を排出能な収納部と、前記収納部を着脱可能に備える本体部と、を具備する紙葉処理装置による紙葉処理方法であって、
前記収納部に収納されている紙幣の枚数を特定できる収納情報を記憶するステップと、
予め定められた契機で、前記本体部に装着された前記収納部の適否を判定するステップと、を含む紙葉処理方法。
【請求項5】
釣銭として用いる紙幣を収納および排出可能な収納部と、釣銭として用いない紙幣を収納する回収部とを着脱可能に具備する紙葉処理装置を用いた紙葉処理方法であって、
前記収納部の装着時に当該収納部の適否を判定するステップと、
前記収納部の紙幣が上限枚数に達していない期間において、釣銭として用いる紙幣が新たに受入れられると、当該紙幣を前記収納部に装填するステップと、
前記収納部の紙幣が上限枚数に達している稼働モードの期間において、釣銭として用いる紙幣が新たに受入れられると、当該紙幣を回収部へ収納するステップと、
前記回収部の取外し時に、当該回収部に収納した紙幣の枚数を示す回収情報を初期化するステップと、
前記収納部が取外されたか否かを監視するステップと
を含む紙葉処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は紙葉処理装置、及び紙葉処理方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、紙葉を収納するとともに、収納した紙葉を排出可能な紙葉処理装置が知られている。例えば、特許文献1には、店舗に設置されたPOS(Point Of Sales)制御装置と連携する釣銭機(紙葉処理装置の一例)が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-210104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
店舗において、紙幣の盗難を防止するため、閉店時に従業員が釣銭機から紙幣を取出して金庫に保管する場合がある。以上の場合、釣銭機から取出した紙幣そのものを集金袋など移し替える作業(取り出し作業、現金管理作業)が必要になる。しかし、例えば店舗に多くの釣銭機が設けられる場合、当該作業に要する時間が過大になる不都合が生じ得る。そこで、当該不都合を抑制するため、紙幣を纏めて収納する収納部を釣銭機に着脱可能に設ける構成が採用され得る。以上の構成によれば、紙幣を収納した状態で収納部を釣銭機から取外して金庫に保管することにより、釣銭機から取出した紙幣を集金袋に移し替える作業が省略できる。
【0005】
しかし、収納部を釣銭機に着脱可能に設ける構成では、店舗に釣銭機が複数個設けられる場合、釣銭機から取外した収納部を他の釣銭機に取付けてしまうという新たな課題が生じる。以上の事情を考慮して、本発明は、紙葉処理装置から取外した収納部を他の紙葉処理装置に取付けてしまう不都合を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するため、本発明の紙葉処理装置は、紙葉を受入れ可能な紙葉処理装置であって、受入れた紙葉を収納可能であるとともに、収納した紙葉を排出可能な収納部と、収納部を着脱可能に備える本体部と、を具備し、本体部は、当該本体部に対応する収納部を識別可能な識別情報、および、当該収納部に収納されている紙葉の枚数を特定できる収納情報を記憶する記憶部を具備する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、収納部を紙葉処理装置に着脱可能に設ける構成において、集金袋など移し替える作業の不都合や紙葉処理装置から取外した収納部を他の紙葉処理装置に取付けてしまう不都合、を抑制することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
紙幣処理装置の外観斜視図である。
紙幣処理装置の各構成の詳細を説明するための図である。
紙幣の処理方法の具体例を説明するための図である。
紙幣処理装置のハードウェア構成図である。
記憶部が記憶する各情報の具体例を説明するための図である。
紙幣処理装置の機能ブロック図である。
紙幣の処理方法の他の具体例を説明するための図である。
表示部が表示する各画像の具体例の模擬図である。
表示部が表示する各画像の他の具体例の模擬図である。
紙幣処理装置における各処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、紙葉処理装置の一例である釣銭機1の外観斜視図である。釣銭機1は、店舗に設置されたPOS制御装置2と通信可能に構成される。具体的には、客が購入する商品がPOS制御装置2に登録される。全ての商品が登録されると、当該商品の値段の合計金額(以下「購入金額」)がPOS制御装置2から釣銭機1へ出力される。購入金額が入力されると、釣銭機1は、客の紙幣および硬貨を受付ける。釣銭機1は、客から受付けた合計金額(以下「受付金額」)が購入金額に達すると、その旨をPOS制御装置2へ送信する。
【0010】
図1に示す通り、釣銭機1は、紙幣処理ユニット100と硬貨処理ユニット200と含んで構成される。硬貨処理ユニット200には、図1に示す通り、硬貨投入口201および硬貨排出口202が設けられる。硬貨投入口201には、例えば、客の硬貨が投入される。また、硬貨排出口202は、硬貨を釣銭として排出可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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