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公開番号
2024106371
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-08
出願番号
2023010605
出願日
2023-01-27
発明の名称
飲料提供装置
出願人
株式会社New Innovations
代理人
個人
主分類
G07F
13/10 20060101AFI20240801BHJP(チェック装置)
要約
【課題】 簡単な構造で容器などの供給を適切に行うことが可能な装置を提供する。
【解決手段】 容器供給部は、第1容器が通る容器通過領域を囲む第1移動体と、第1回転軸周りに移動可能な状態で、第1移動体を保持する移動体保持部と、第2移動体と、を有する容器保持領域を備える。第1移動体と移動体保持部とが、第2回転軸周りに回転可能な状態で、第2移動体を保持する。第2移動体は、前記容器が通る方向から見て、容器通過領域を挟むように2以上設けられる。第2移動体は、第1保持領域と、第1保持領域よりも下方に設けられた第2保持領域とを有する。第1移動体の移動に伴って、第2移動体が回転し、第2移動体の第2保持領域が、第1容器を保持する第1状態と、第2保持領域による第1容器の保持を解除し、第2移動体の第1保持領域が、第1容器の上に配置された第2容器を保持する第2状態とが切り替えられる。
【選択図】 図29
特許請求の範囲
【請求項1】
第1容器が通る容器通過領域を囲む第1移動体と、前記容器が通る方向に平行な第1回転軸周りに移動可能な状態で、前記第1移動体を保持する移動体保持部と、第2移動体と、を有する容器保持領域を備えた容器供給部であって、
前記第1移動体と前記移動体保持部とが、前記第1回転軸と平行な第2回転軸周りに回転可能な状態で、前記第2移動体を保持し、
前記第2移動体は、前記前記容器が通る方向から見て、前記容器通過領域を挟むように2以上設けられ、
前記2以上の前記第2移動体のそれぞれは、第1保持領域と、前記第1保持領域よりも下方に設けられた第2保持領域とを有し、
前記第1移動体の移動に伴って、前記2以上の前記第2移動体が回転し、前記2以上の前記第2移動体のそれぞれの第2保持領域が、前記第1容器を保持する第1状態と、前記第2保持領域による前記第1容器の保持を解除し、前記2以上の前記第2移動体の前記第1保持領域が、前記第1容器の上に配置された第2容器を保持する第2状態とが切り替えられる、容器供給部。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1状態では、前記第2保持領域の上面で、前記第1容器を保持し、
前記第2状態では、前記第1保持領域の斜面で、前記第1容器を落下させ、前記第1保持領域の上面で、前記第2容器を保持する、請求項1に記載の容器供給部。
【請求項3】
前記第1移動体は、囲繞形状を有し、
前記第1状態から前記第2状態への切り替えは、電磁石の磁力によって行われ、
前記第2状態から前記第1状態への切り替えは、弾性部材の付勢力によって行われる、請求項1または請求項2に記載の容器供給部。
【請求項4】
前記容器保持領域とは別の容器保持領域を更に備え、
前記別の容器保持領域は、前記容器保持領域が保持する容器とは別の容器を保持するものであり、
前記別の容器保持領域の第1移動体は、前記容器保持領域が有する前記第1移動体と同じ形状を有し、
前記別の容器保持領域の移動体保持部は、前記容器保持領域が有する前記移動体保持部と同じ形状を有し、
前記別の容器保持領域の第2移動体は、前記容器保持領域が有する前記第2移動体と異なる形状を有する、請求項1に記載の容器供給部。
【請求項5】
請求項1に記載の容器供給部と、
前記容器供給部から供給された前記容器に飲料を供給する飲料供給部と、
前記飲料供給部に材料を供給する材料供給部と、
第1移動部を有する供給部移動装置と、を備えた飲料提供装置であって、
前記材料供給部は、前記飲料供給部の上に配置され、
前記第1移動部は、前後方向と上下方向に移動可能な状態で、前記材料供給部を保持する、飲料提供装置。
【請求項6】
前記供給部移動装置は、第2移動部を有し、
前記第2移動部は、前記前後方向に移動可能な状態で、前記飲料供給部を保持し、
前記第1移動部は、第1抑止機構を含み、
前記第2移動部は、第2抑止機構を含み、
前記第1抑止機構のロック状態を解除した時に、前記材料供給部が移動可能な状態にされ、
前記第2抑止機構のロック状態を解除した時に、前記飲料供給部が移動可能な状態にされる、請求項5に記載の飲料提供装置。
【請求項7】
前記材料供給部は、材料タンクと、材料移動装置と、傾斜壁と、を含み、
前記材料移動装置は、前記材料タンクから排出された材料を移動させ、
前記傾斜壁は、前記材料移動装置の側部の上方及び後端部の上方に設けられる、請求項5または請求項6に記載の飲料提供装置。
【請求項8】
前記材料供給部は、前記材料移動装置の下面と平行な屑取りプレートを含む、請求項7に記載の飲料提供装置。
【請求項9】
前記屑取りプレートには、スロット若しくはスリットが形成され、
前記材料は、前記材料移動装置の先端部から落下し、前記飲料供給部に供給され、
前記材料のうち、前記材料移動装置に付着した材料は、前記屑取りプレートに当たって落下する、若しくは、前記材料移動装置の下面と前記屑取りプレートの隙間を通り、前記スロット若しくは前記スリットを通って落下し、前記飲料供給部に供給される、請求項8に記載の飲料提供装置。
【請求項10】
前記材料供給部は、底面部を含み、
前記底面部には、前記材料移動装置の先端部から落下した前記材料が通る孔が形成され、
前記材料は、前記孔を介して、前記飲料供給部に供給され、
前記底面部は、ローレットつまみを介して、前記材料供給部の側面部に取り付けられる、請求項7に記載の飲料提供装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料提供装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1のように、飲料提供装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国特許出願公開第107424313号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、飲料を入れる容器や、飲料の元となる材料を供給する装置の具体的な構造は明確でない。
【0005】
したがって本発明の目的は、簡単な構造で容器などの供給を適切に行うことが可能な装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る容器供給部は、第1容器が通る容器通過領域を囲む第1移動体と、前記容器が通る方向に平行な第1回転軸周りに移動可能な状態で、前記第1移動体を保持する移動体保持部と、第2移動体と、を有する容器保持領域を備える。
前記第1移動体と前記移動体保持部とが、前記第1回転軸と平行な第2回転軸周りに回転可能な状態で、前記第2移動体を保持する。
前記第2移動体は、前記前記容器が通る方向から見て、前記容器通過領域を挟むように2以上設けられる。
前記2以上の前記第2移動体のそれぞれは、第1保持領域と、前記第1保持領域よりも下方に設けられた第2保持領域とを有する。
前記第1移動体の移動に伴って、前記2以上の前記第2移動体が回転し、前記2以上の前記第2移動体のそれぞれの第2保持領域が、前記第1容器を保持する第1状態と、前記第2保持領域による前記第1容器の保持を解除し、前記2以上の前記第2移動体の前記第1保持領域が、前記第1容器の上に配置された第2容器を保持する第2状態とが切り替えられる。
【0007】
2つの移動体(第1移動体、第2移動体)により、複数箇所での容器の保持(第1状態)及び保持状態の解除(第2状態)を、タイミングをずらさずに行うことが出来、簡単な構造で容器の供給を適切に行うことが可能になる。
【0008】
好ましくは、前記第1状態では、前記第2保持領域の上面で、前記第1容器を保持する。
前記第2状態では、前記第1保持領域の斜面で、前記第1容器を落下させ、前記第1保持領域の上面で、前記第2容器を保持する。
【0009】
第1保持領域の斜面で容器を押し下げて、静電気などで上層にある容器から外れにくい状態にある容器を落下させることが出来る。
【0010】
さらに好ましくは、前記第1移動体は、囲繞形状を有する。
前記第1状態から前記第2状態への切り替えは、電磁石の磁力によって行われる。
前記第2状態から前記第1状態への切り替えは、弾性部材の付勢力によって行われる。
(【0011】以降は省略されています)
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