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公開番号2024103111
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2023007272
出願日2023-01-20
発明の名称釣銭機
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07G 1/12 20060101AFI20240725BHJP(チェック装置)
要約【課題】本発明が解決しようとする課題は、顧客が制限枚数を超えて入金した場合に枚数制限をし、店舗関係者が制限枚数を超えて入金した場合には枚数制限をしない釣銭機を提供することである。
【解決手段】商品の購入に係る硬貨または紙幣が入金される釣銭機であって、入金された硬貨または紙幣の金種を判別する金種判別手段と、判別された金種別に硬貨または紙幣の枚数を計数する計数手段と、硬貨または紙幣の制限枚数を金種別に記憶する記憶部と、計数手段が一取引において計数した硬貨または紙幣の枚数が制限枚数に達した金種を判断する枚数判断手段と、硬貨または紙幣を入金したのが顧客か店舗関係者かを判断する操作者判断手段と、操作者判断手段が顧客による入金と判断した場合には、制限枚数に達した以降の当該金種の硬貨または紙幣を返金し、操作者判断手段が店舗関係者による入金と判断した場合には、制限枚数に達した以降の当該金種の硬貨または紙幣の収納を許容する入金制御手段と、を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
商品の購入に係る硬貨または紙幣が入金される釣銭機であって、
入金された前記硬貨または紙幣の金種を判別する金種判別手段と、
判別された金種別に前記硬貨または紙幣の枚数を計数する計数手段と、
前記硬貨または紙幣の制限枚数を記憶する記憶部と、
前記計数手段が一取引において計数した前記硬貨または紙幣の枚数が前記制限枚数に達した金種を判断する枚数判断手段と、
前記硬貨または紙幣を入金したのが顧客か店舗関係者かを判断する操作者判断手段と、
前記操作者判断手段が前記顧客による入金と判断した場合には、前記制限枚数に達した以降の当該金種の前記硬貨または紙幣を返金し、前記操作者判断手段が前記店舗関係者による入金と判断した場合には、前記制限枚数に達した以降の当該金種の前記硬貨または紙幣の収納を許容する入金制御手段と、
を備えた釣銭機。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記操作者判断手段は、複数種類の条件のいずれか一つを満たした場合に前記店舗関係者であると判断し、前記複数種類の条件のいずれをも満たさない場合に前記顧客であると判断する、
請求項1に記載の釣銭機。
【請求項3】
前記釣銭機は、硬貨が入金される硬貨釣銭機である、
請求項1または2に記載の釣銭機。
【請求項4】
差し込まれた鍵の回動位置によって前記釣銭機の動作内容を入金モードに変更する鍵操作部、をさらに備え、
前記操作者判断手段は、前記鍵操作部における鍵の位置が前記入金モードの位置である場合に前記硬貨または紙幣を入金したのが前記店舗関係者であると判断する、
請求項1に記載の釣銭機。
【請求項5】
一または複数のボタンを有するボタン操作部、をさらに備え、
前記操作者判断手段は、前記ボタン操作部において入金モードに変更する操作を行った場合に前記硬貨または紙幣を入金したのが前記店舗関係者であると判断する、
請求項1に記載の釣銭機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、釣銭機に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、スーパーマーケット、量販店、コンビニエンスストア等の店舗において、商品等の販売に係る装置としてセルフ型のPOS(Point of Sales)端末(以降「セルフPOS端末」という)が導入されている。このようなセルフPOS端末では、顧客は自身で商品の登録操作および会計操作を行う。また、商品等の販売に係り、セミセルフ型のPOSシステム(以降「セミセルフPOS」という)が導入されている。セミセルフ型POSは、商品登録装置と会計装置とを有し、商品登録装置において、商品の登録操作を店員等のオペレータが行い、会計装置において、会計操作を顧客自身が行う。
【0003】
このようなセルフPOS端末やセミセルフPOSにおける会計装置は、現金による会計に備えて、釣銭機を筐体内部に備えている。釣銭機は、例えば硬貨釣銭機である。釣銭機は、例えば紙幣釣銭機である。顧客は、現金による会計を行う場合、セルフPOS端末またはセミセルフPOSの会計装置において支払いのために釣銭機に現金を入金し、釣銭がある場合には釣銭機は顧客に釣銭を払い出す。
【0004】
また、最近では、上記のセルフPOSやセミセルフPOS以外の、店員等の店舗関係者が操作を行う通常のPOS端末において、預り金としての現金の支払いと釣り銭の受け取りを顧客自身が行うようにするために、釣銭機の投入口と払出口を客側に配置した釣銭機が設けられた装置がある。
【0005】
ところで、このような釣銭機において、商品購入の代金として、釣銭機に大量の硬貨や紙幣を顧客が投入(入金)することがある。例えば、会計装置での会計操作において大量の1円硬貨や10円硬貨を顧客が硬貨釣銭機に投入することがある。このように、硬貨釣銭機に大量の硬貨が投入されると、硬貨釣銭機での硬貨投入による処理時間が長くなること、また硬貨釣銭機において硬貨詰まりが発生する可能性が高まること、硬貨釣銭機内の硬貨の収納部がすぐに満杯となり、硬貨の回収回数が増加すること、等の問題が生じる。紙幣釣銭機においても同様な問題が生じる。
【0006】
このようなことから、一取引中に釣銭機に投入できる硬貨や紙幣の枚数を制限(例えば20枚に制限)して、制限枚数を超える硬貨や紙幣を一度に入金できないようにした釣銭機がある。
【0007】
しかしながら、例えば店舗関係者が釣銭機に釣銭準備金を入金する場合等、一度に制限枚数を超える硬貨や紙幣を入金することがあるため、改善が求められる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、顧客が制限枚数を超えて入金した場合に枚数制限をし、店舗関係者が制限枚数を超えて入金した場合には枚数制限をしない釣銭機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
実施形態の釣銭機は、商品の購入に係る硬貨または紙幣が入金される釣銭機であって、入金された前記硬貨または紙幣の金種を判別する金種判別手段と、判別された金種別に前記硬貨または紙幣の枚数を計数する計数手段と、前記硬貨または紙幣の制限枚数を記憶する記憶部と、前記計数手段が一取引において計数した前記硬貨または紙幣の枚数が前記制限枚数に達した金種を判断する枚数判断手段と、前記硬貨または紙幣を入金したのが顧客か店舗関係者かを判断する操作者判断手段と、前記操作者判断手段が前記顧客による入金と判断した場合には、前記制限枚数に達した以降の当該金種の前記硬貨または紙幣を返金し、前記操作者判断手段が前記店舗関係者による入金と判断した場合には、前記制限枚数に達した以降の当該金種の前記硬貨または紙幣の収納を許容する入金制御手段と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係るセルフPOS端末の外観を示す斜視図である。
図2は、扉を開放したセルフPOS端末の外観を示す斜視図である。
図3は、セルフPOS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
図4は、硬貨釣銭機の外観を示す斜視図である。
図5は、硬貨釣銭機のハードウェア構成を示すブロック図である。
図6は、紙幣釣銭機の外観を示す斜視図である。
図7は、紙幣釣銭機のハードウェア構成を示すブロック図である。
図8は、セルフPOS端末の制御処理の流れを示すフローチャートである。
図9は、硬貨釣銭機および紙幣釣銭機の機能構成を示す機能ブロック図である。
図10は、硬貨釣銭機の制御処理の流れを示すフローチャートである。
図11は、硬貨釣銭機における操作者判断の制御処理の流れを示すフローチャートである。
図12は、紙幣釣銭機の制御処理の流れを示すフローチャートである。
図13は、紙幣釣銭機における操作者判断の制御処理の流れを示すフローチャートである。
図14は、他の実施形態に係るセルフPOS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
図15は、他の実施形態に係る硬貨釣銭機のハードウェア構成を示すブロック図である。
図16は、他の実施形態に係る紙幣釣銭機のハードウェア構成を示すブロック図である。
図17は、他の実施形態に係るセルフPOS端末の制御処理の流れを示すフローチャートである。
図18は、セルフPOS端末における操作者判断の制御処理の流れを示すフローチャートである。
図19は、他の実施形態に係る硬貨釣銭機の制御処理の流れを示すフローチャートである。
図20は、他の実施形態に係る紙幣釣銭機の制御処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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