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公開番号2024115214
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-26
出願番号2023020788
出願日2023-02-14
発明の名称システム及び退店端末
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人
主分類G07G 1/00 20060101AFI20240819BHJP(チェック装置)
要約【課題】不正への対策を好適に実施する。
【解決手段】客が売り場を回りながら商品登録が可能な登録端末と、前記客の退店を受け付ける退店端末とを含むシステムにおいて、前記退店端末は、精算を終えたことを示す識別情報を読み取る読取手段を備え、前記登録端末は、前記識別情報が前記読取手段により読み取られていない旨である注意情報を表示する表示手段を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
客が売り場を回りながら商品登録が可能な登録端末と、
前記客の退店を受け付ける退店端末と
を含むシステムにおいて、
前記退店端末は、
精算を終えたことを示す識別情報を読み取る読取手段を備え、
前記登録端末は、
前記識別情報が前記読取手段により読み取られていない旨である注意情報を表示する表示手段を備える
ことを特徴とするシステム。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記表示手段は、
前記注意情報を消去する操作を受け付けるまで表示を継続し、
前記消去する操作が受け付けられると商品登録を可能とする
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記表示手段は、
精算を終えると前記識別情報を表示し、
前記商品登録を開始する宣言をすると前記注意情報を表示する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記登録端末で登録された商品に基づく取引を精算する精算装置
を備え、
前記精算装置は、
少なくとも、前記登録端末がカートに固定された端末である場合、前記識別情報を印刷する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシステム。
【請求項5】
前記登録端末で登録された商品に基づく取引を精算する精算装置
を備え、
前記精算装置は、複数の登録モードを有し、
特定の登録モードである場合に前記識別情報を印刷する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシステム。
【請求項6】
前記登録端末で登録された商品に基づく取引を精算する精算装置
を備え、
前記退店端末を設置する店舗と設置しない店舗とがあり、
前記表示手段は、
精算を開始するための精算用識別情報を表示し、当該精算用識別情報が前記精算装置において読み取られた後の表示内容を、当該店舗に前記退店端末が設置されているかに応じて異ならせる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシステム。
【請求項7】
前記登録端末で登録された商品に基づく取引を精算する精算装置
を備え、
前記精算装置は、
前記識別情報をレシートに印刷し、
前記退店端末が前記識別情報を読取ると、前記表示手段は、前記注意情報を表示しないことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシステム。
【請求項8】
請求項1又は請求項2に記載のシステムで利用される退店端末。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、システム及び退店端末に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
携帯端末を用いて顧客自ら商品を登録するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-147252号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のようなシステムは不正が生じ易い。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、不正への対策を好適に実施する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するための一態様は、客が売り場を回りながら商品登録が可能な登録端末と、前記客の退店を受け付ける退店端末とを含むシステムにおいて、前記退店端末は、精算を終えたことを示す識別情報を読み取る読取手段を備え、前記登録端末は、前記識別情報が前記読取手段により読み取られていない旨である注意情報を表示する表示手段を備えることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
販売システムを説明するためのネットワークの概念図である。
退店端末の外観の一例である。
登録端末の動作の一例を示すフローチャートである。
登録端末の動作の一例を示すフローチャートである。
登録端末の表示例である。
登録端末の表示例である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、本実施形態の販売システム1を説明するためのネットワークの概念図である。図1に示す販売システム1は、本部サーバ10、クラウドサーバ20、ストアコントローラ30、取引状況管理装置40、精算装置50、退店端末60、登録端末70を含む。
【0009】
販売システム1は、種々の業態(スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア、ホームセンタ、家電量販店等)に導入可能である。図1において、破線Tは、店舗内(商品陳列エリア、会計エリア、バックヤード等)を示している。図1に示すように、ストアコントローラ30、取引状況管理装置40、精算装置50、退店端末60は、店舗内に設置される。これらは、LAN19(有線でも無線でもよい)を介して通信可能に接続される。店舗内には、登録端末70が存在する。本部サーバ10及びクラウドサーバ20は、店舗外(例えば、本社やデータセンタ等)に設置される。店舗内に設置されている装置(ストアコントローラ30、取引状況管理装置40、精算装置50、退店端末60)と店舗外に設置されている装置(本部サーバ10、クラウドサーバ20)とは、通信(直接的に通信、又は、ストアコントローラ30を介して通信)可能である。
【0010】
なお、図1において、各装置(端末)の台数は例示である。例えば、図1において、精算装置50の右側に「…」を図示したが、店舗内に設置される精算装置50の数は1台以上であればよい。また例えば、図1において、2台の登録端末70を図示したが、店舗内において使用される登録端末70の数は客の数に応じて変化する。
(【0011】以降は省略されています)

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