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公開番号2024108967
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-13
出願番号2023013662
出願日2023-01-31
発明の名称貨幣処理装置
出願人グローリー株式会社
代理人個人,個人
主分類G07D 11/14 20190101AFI20240805BHJP(チェック装置)
要約【課題】貨幣の取り忘れを抑止しつつ、装置形状をコンパクトにすることが可能な貨幣処理装置を提供する。
【解決手段】貨幣処理装置1は、紙幣を処理する紙幣処理ユニット10と、硬貨を処理する硬貨処理ユニット20と、紙幣処理ユニット10および硬貨処理ユニット20を左右方向に並んで収容する筐体1aと、筐体1aの前面に上下方向に並んで配置された紙幣出金口12および硬貨出金口22と、紙幣処理ユニット10に配置され、紙幣出金口12に紙幣を送出する紙幣送出部と、硬貨処理ユニット20に配置され、硬貨出金口22に硬貨を送出する硬貨送出部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
紙幣を処理する紙幣処理ユニットと、
硬貨を処理する硬貨処理ユニットと、
前記紙幣処理ユニットおよび前記硬貨処理ユニットを左右方向に並んで収容する筐体と、
前記筐体の前面に上下方向に並んで配置された紙幣出金口および硬貨出金口と、
前記紙幣処理ユニットに配置され、前記紙幣出金口に紙幣を送出する紙幣送出部と、
前記硬貨処理ユニットに配置され、前記硬貨出金口に硬貨を送出する硬貨送出部と、を備える、
ことを特徴とする貨幣処理装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
請求項1に記載の貨幣処理装置において、
前記紙幣出金口は、前記紙幣処理ユニットの前方に配置され、
前記硬貨出金口は、前記紙幣出金口の下方に配置され、
前記硬貨送出部は、前記硬貨処理ユニットから出金された硬貨を前記硬貨出金口に案内する案内通路を有する、
ことを特徴とする貨幣処理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の貨幣処理装置において、
前記案内通路は、上下方向において前記紙幣処理ユニットと重なり合う、
ことを特徴とする貨幣処理装置。
【請求項4】
請求項1に記載の貨幣処理装置において、
前記硬貨処理ユニットは、前後方向に並ぶ金種別の複数の硬貨収納部を備える、
ことを特徴とする貨幣処理装置。
【請求項5】
請求項4に記載の貨幣処理装置において、
前記硬貨処理ユニットは、
前記複数の硬貨収納部の上方を通る入金搬送部と、
前記複数の硬貨収納部にそれぞれ対応して配置され、前記入金搬送部により搬送される硬貨を対応する前記硬貨収納部へと案内する複数の分岐部と、を備える、
ことを特徴とする貨幣処理装置。
【請求項6】
請求項4に記載の貨幣処理装置において、
前記複数の硬貨収納部のうち、手前側に配置された前記硬貨収納部は、奥側に配置された前記硬貨収納部よりも容量が小さい、
ことを特徴とする貨幣処理装置。
【請求項7】
請求項6に記載の貨幣処理装置において、
手前側に配置された前記硬貨収納部は、奥側に配置された前記硬貨収納部よりも高さが低く、
手前側に配置された前記硬貨収納部の上方に、前記入金搬送部により搬送される硬貨の種別を識別するための識別部が配置される、
ことを特徴とする貨幣処理装置。
【請求項8】
請求項4に記載の貨幣処理装置において、
手前側に配置された前記硬貨収納部は、奥側に配置された前記硬貨収納部よりも下端の高さが高く、
各々の前記硬貨収納部から繰り出された硬貨を前方に搬送する出金搬送部の搬送路は、奥側よりも手前側が高い、
ことを特徴とする貨幣処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、貨幣の入出金処理を行う貨幣処理装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
スーパーマーケット等の店舗では、購入代金の精算等のために貨幣処理装置が設置されている。最近では、顧客自身が精算を行うセルフレジ等にも貨幣処理装置が用いられている。セルフレジでは、顧客自身が精算を行うため、紙幣や硬貨の取り忘れが発生しやすい。
【0003】
これに対し、従来の貨幣処理装置では、紙幣の出金口と硬貨の出金口とが左右に離れて配置されていることが多い。このように紙幣と硬貨の出金口が左右に離れていると、顧客は、精算時に、両方の出金口にお釣りが払い出されていることを一目で確認しにくい。このため、顧客は、一方の出金口からお釣りを取り出した後、他方の出金口に払い出されているお釣りを取り出すことを失念しやすい。
【0004】
以下の特許文献1には、紙幣の出金口と硬貨の出金口を上下に並べて配置した貨幣処理装置が記載されている。通常、顧客は、精算の際に、上方から紙幣の出金口と硬貨の出金口とを見下ろす。このため、このように紙幣の出金口と硬貨の出金口が上下に並んでいると、顧客は、お釣りの確認時に両方の出金口を一目で把握しやすくなる。これにより、顧客は、両方の出金口にお釣りがあるかを円滑に確認でき、お釣りの取り忘れが抑止され得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-147560号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
スーパーマーケット等の店舗では、設置スペースの制約等から、コンパクトな貨幣処理装置が求められている。
【0007】
これに対し、上記特許文献1の構成では、紙幣の出金口と貨幣の出金口とを上下に並べるために、紙幣処理ユニットと硬貨処理ユニットとが上下に重ねて配置される。このため、貨幣処理装置が高さ方向にかなり大きくなってしまう。
【0008】
また、この構成では、貨幣処理装置の天面の硬貨投入口に投入された硬貨を下段の硬貨処理ユニットへと案内するために、上段に配置される紙幣処理ユニットの右側に大きなスペースが設けられている。さらに、このスペースを介して、硬貨処理ユニットの入金口が天面の硬貨投入口に対向するよう、硬貨処理ユニットの左右方向の幅が、上記スペースをカバーする範囲まで広げられている。このため、左右方向においても貨幣処理装置が大型化し、結局、上下左右の両方において、貨幣処理装置の大型化を招いてしまう。
【0009】
かかる課題に鑑み、本発明は、貨幣の取り忘れを抑止しつつ、装置形状をコンパクトにすることが可能な貨幣処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の主たる態様に係る貨幣処理装置は、紙幣を処理する紙幣処理ユニットと、硬貨を処理する硬貨処理ユニットと、前記紙幣処理ユニットおよび前記硬貨処理ユニットを左右方向に並んで収容する筐体と、前記筐体の前面に上下方向に並んで配置された紙幣出金口および硬貨出金口と、前記紙幣処理ユニットに配置され、前記紙幣出金口に紙幣を送出する紙幣送出部と、前記硬貨処理ユニットに配置され、前記硬貨出金口に硬貨を送出する硬貨送出部と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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