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公開番号2024047824
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-08
出願番号2022153530
出願日2022-09-27
発明の名称物品供給装置
出願人株式会社寺岡精工
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類G07F 13/02 20060101AFI20240401BHJP(チェック装置)
要約【課題】
重量の量り売りだけではなく、さらに、カップ売りを簡単に操作できる装置や、カップ売り、ひとさじ売りなどに適したシステムが求められているところ、カップ売り等の多段階の定量販売に適した物品供給装置を提供することを課題とする。
【解決手段】
物品放出部と、該物品放出部に対して物品保管容器を接続可能とするジョイント部と、放出口を備える物品供給装置であって、前記物品放出部は、物品保管容器から物品を受け入れる一時貯留部と、零れ防止部材を有し、前記一時貯留部は、一方向のみが開口されることで規定容量の物品を収容可能で、かつ回転可能とされ、前記零れ防止部材は、前記一時貯留部が回転中に、規定容量を超えた更なる物品の受入を不能にすると共に、回転途中で物品が前記放出口から零れることを防止することを特徴とする物品供給装置により、課題を解決した。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
物品放出部と、該物品放出部に対して物品保管容器を接続可能とするジョイント部と、放出口を備える物品供給装置であって、
前記物品放出部は、物品保管容器から物品を受け入れる一時貯留部と、零れ防止部材を有し、
前記一時貯留部は、一方向のみが開口されることで規定容量の物品を収容可能で、かつ回転可能とされ、
前記零れ防止部材は、前記一時貯留部が回転中に、規定容量を超えた更なる物品の受入を不能にすると共に、回転途中で物品が前記放出口から零れることを防止する
ことを特徴とする物品供給装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記一時貯留部は、一方向にのみ回転するものであり、
前記零れ防止部材は、前記ジョイント部の側から垂下されることで、前記一時貯留部の回転周方向の左右両側に一対配置されており、一方は順回転での零れ防止機能を果たし、他方は逆回転がされた際の零れを防止する
ことを特徴とする請求項1に記載の物品供給装置。
【請求項3】
前記零れ防止部材は、前記一時貯留部の高さと同等の長さを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の物品供給装置。
【請求項4】
前記零れ防止部材は、シリコーン素材で形成されており、表面に粗面処理がされている
ことを特徴とする請求項1に記載の物品供給装置。
【請求項5】
前記零れ防止部材は、前記ジョイント部の下面に設けられたブラケットの左右両端に接続される簾形状とされており、
前記ブラケットは、回転する一時貯留部に対応するべく、下面が円弧形状とされつつ、物品が通過可能な孔が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の物品供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品供給装置、特に、多段階の定量販売に適した物品供給装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、業者向けに販売される大量仕入れ向けに一纏めにされた物品を小売りにて提供するバルク販売が、注目されている。バルク販売を行うに際しては、顧客が所望する量だけを購入できるようにした物品供給装置が用いられる。シリアルディスペンサー、ナッツディスペンサー、キャンディディスペンサー、スナックディスペンサー等のいわゆるバルクディスペンサーと呼ばれる装置である(例えば、非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
“Dry Food Dispenser 5Lt | IDM Dispenser 5 Free Standing - D50-ret”,[online],[令和4年9月17日検索],インターネット,<URL:https://qecdistribution.com.au/dry-food-dispenser-5lt-idm-dispenser-5-free-standing-d50-ret/>
【0004】
また、物品供給装置の中には、バルクディスペンサーから放出される物品を店舗が用意した紙容器(風袋)に収納し、計量後に発行される値付けラベルを容器に貼り付けてレジにて精算するという販売形態に適した物品販売装置として構成されているものもある。
【0005】
図10は、このような物品販売装置を示したものであり、複数用意された収納部(筒)から、希望する種類の物品に対応した収納部の供給操作部を操作することによって、任意の量の物品を取り出し、はかり売り(計量販売)を行うものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
所望する量を購入する方法として、1g単位で刻まれた任意の量で購入できる所謂量り売りに加え、カップや匙などにより、1カップ、2カップ、1匙、2匙単位での販売も想定される。例えば、30g、60g、90gといった段階別で選択できればg単位より所望する量が分かり易くなる場合もある。このような状況から、重量の量り売りだけではなく、さらに、カップ売りを簡単に操作できる装置や、カップ売り、1匙売りなどに適したシステムが求められている。
【0007】
本発明は、当該要求のうち、前者要求、すなわち簡単に操作できる装置への要求に鑑みて、なされたものであり、カップ売り等の多段階の定量販売に適した物品供給装置を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の物品供給装置は、少なくとも以下の構成を具備するものである。
物品放出部と、該物品放出部に対して物品保管容器を接続可能とするジョイント部と、放出口を備える物品供給装置であって、前記物品放出部は、物品保管容器から物品を受け入れる一時貯留部と、零れ防止部材を有し、前記一時貯留部は、一方向のみが開口されることで規定容量の物品を収容可能で、かつ回転可能とされ、前記零れ防止部材は、前記一時貯留部が回転中に、規定容量を超えた更なる物品の受入を不能にすると共に、回転途中で物品が前記放出口から零れることを防止することを特徴とする物品供給装置である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、多段階の定量販売に適した物品供給装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る物品供給装置を、計量装置とともに組付けた外観を示す左斜視図である。
本発明の実施形態に係る物品供給装置を分解した様子を示す左斜視図である。
計量装置の外観を示す右斜視図であって、一部の部品を外している図である。
本発明の実施形態に係る物品供給装置の一時貯留部が回転する際の零れ防止部材との関係を示す説明図である。
システム構成図及び計量装置のハードウェア構成を示す図である。
計量装置及び情報処理装置の機能ブロックを示す図である。
情報処理装置における設定時の操作入力画面を示す図である。
情報処理装置における顧客向け表示画面を示す図である。
情報処理装置から出力される値付けラベルを示す図である。
従来の物品販売装置を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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