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公開番号
2024075912
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-05
出願番号
2022187175
出願日
2022-11-24
発明の名称
硬貨処理装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G07D
11/14 20190101AFI20240529BHJP(チェック装置)
要約
【課題】収納部に投入された硬貨が収納部に入らず飛散することを防止することが可能な硬貨処理装置を提供する。
【解決手段】硬貨を収納する収納部と、前記収納部に前記硬貨を投入する投入口と、前記投入口を開閉するシャッターと、前記シャッターに接続され、前記シャッターが前記投入口を開く開状態および前記シャッターが前記投入口を閉じる閉状態を切り替える切り替え部と、前記切り替え部に接続され、前記シャッターを閉状態から開状態に推移させる途中の第1の状態点において、前記シャッターを開状態に推移させる方向に前記切り替え部を付勢し、前記シャッターが前記第1の状態点における開き具合よりも閉じた状態である第2の状態点において、前記シャッターを閉じる方向に前記切り替え部を付勢する付勢部材と、を備える、硬貨処理装置。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
硬貨を収納する収納部と、
前記収納部に前記硬貨を投入する投入口と、
前記投入口を開閉するシャッターと、
前記シャッターに接続され、前記シャッターが前記投入口を開く開状態および前記シャッターが前記投入口を閉じる閉状態を切り替える切り替え部と、
前記切り替え部に接続され、前記シャッターを閉状態から開状態に推移させる途中の第1の状態点において、前記シャッターを開状態に推移させる方向に前記切り替え部を付勢し、
前記シャッターが前記第1の状態点における開き具合よりも閉じた状態である第2の状態点において、前記シャッターを閉じる方向に前記切り替え部を付勢する付勢部材と、
を備える、硬貨処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記切り替え部は、前記投入口及び前記シャッターが設けられた面に対して垂直方向の回転軸をもった回転機構であり、
前記付勢部材は、前記付勢部材の力の支点と作用点を結ぶ線が、前記第1の状態点と前記第2の状態点の間において、前記回転軸と一直線に並ぶように設けられる、
請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項3】
前記収納部は、前記硬貨を収納する空間を形成する底板部、壁部、および天板部を有し、
前記投入口は、前記天板部の少なくとも一部に形成された開口部分であり、
前記シャッターは、
前記開状態と前記閉状態との間を摺動可能に前記天板部に取り付けられ、
前記切り替え部の回転に連動して、前記開状態に推移する開方向または前記閉状態に推移する閉方向に摺動する、
請求項2に記載の硬貨処理装置。
【請求項4】
前記付勢部材は、前記付勢部材の両端の間で力を発揮するばね部材であり、
前記付勢部材の一端は、前記切り替え部に係止され、
前記付勢部材の他端は、前記天板部に係止され、
前記切り替え部は、前記付勢部材の前記他端を支点として前記付勢部材の前記一端を作用点とする力を受けて、前記シャッターを前記開方向または前記閉方向に摺動させるように回転する、
請求項3に記載の硬貨処理装置。
【請求項5】
前記付勢部材の力の向きは、前記切り替え部の回転に連動した前記付勢部材の前記一端の位置に応じて変化し、
前記第1の状態点では、前記付勢部材の力の向きは前記切り替え部を前記シャッターの開方向へ回転させる向きである、
請求項4に記載の硬貨処理装置。
【請求項6】
前記付勢部材の力の支点及び作用点と、前記切り替え部の前記回転軸とが一直線に並んだ際の前記シャッターの開き具合よりも前記シャッターが開いた場合に、前記シャッターを開状態であると検出する開検知部をさらに備える、
請求項2~5のいずれか一項に記載の硬貨処理装置。
【請求項7】
前記切り替え部と係合され、前記切り替え部の回転に連動して摺動可能となるように前記天板部に取り付けられた係止リンクと、
前記係止リンクを係止することで前記係止リンクを固定可能な係止レバーと、
をさらに備える、請求項3に記載の硬貨処理装置。
【請求項8】
前記収納部が着脱可能に装着される取付部をさらに備え、
前記係止レバーは、前記収納部が前記取付部に装着されていない状態において、前記係止リンクを係止して前記係止リンクを固定する、
請求項7に記載の硬貨処理装置。
【請求項9】
前記係止レバーは、
前記切り替え部の前記回転軸と同軸方向の回転軸をもった回転機構であり、
前記係止リンクに設けられた凹部と篏合する凸部を有し、
前記係止リンクの摺動範囲のうち、前記シャッターが閉状態にあるときの前記係止リンクの位置において、前記凹部と前記凸部が篏合可能なように前記天板部に設けられる、
請求項8に記載の硬貨処理装置。
【請求項10】
前記係止レバーの前記回転軸は、前記係止レバーの両端の間に位置付けられ、
前記凸部は、前記係止レバーの両端のうちの一端の側に設けられ、
前記係止レバーの前記回転軸よりも他端の側には、突起であるセットポストが形成され、
前記取付部には、前記収納部が前記取付部に装着されると、前記係止レバーの前記セットポストと係合して前記セットポストを溝形状に沿って案内するセット溝が形成される、
請求項9に記載の硬貨処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、硬貨処理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、店舗に設置されたレジスター等の、硬貨を管理する硬貨処理装置が利用されている。例えば、特許文献1には、受け入れた硬貨を計数し、着脱可能なカセットに当該硬貨を収納する硬貨計数装置が開示されている。当該カセットには、計数された硬貨が投入される投入口と、当該投入口を開閉するシャッターが設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010―033384号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されるような技術では、硬貨を収納するカセットのシャッターが開ききっていない状態のまま保持されることが可能となっている。この点、シャッターが半開きの状態でカセットへの硬貨の投入動作が行われると、硬貨がカセットに入らずに飛び散るという課題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、収納部に投入された硬貨が収納部に入らず飛散することを防止することが可能な硬貨処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、硬貨を収納する収納部と、前記収納部に前記硬貨を投入する投入口と、前記投入口を開閉するシャッターと、前記シャッターに接続され、前記シャッターが前記投入口を開く開状態および前記シャッターが前記投入口を閉じる閉状態を切り替える切り替え部と、前記切り替え部に接続され、前記シャッターを閉状態から開状態に推移させる途中の第1の状態点において、前記シャッターを開状態に推移させる方向に前記切り替え部を付勢し、前記シャッターが前記第1の状態点における開き具合よりも閉じた状態である第2の状態点において、前記シャッターを閉じる方向に前記切り替え部を付勢する付勢部材と、を備える、硬貨処理装置が提供される。
【0007】
前記切り替え部は、前記投入口及び前記シャッターが設けられた面に対して垂直方向の回転軸をもった回転機構であってもよく、前記付勢部材は、前記付勢部材の力の支点と作用点を結ぶ線が、前記第1の状態点と前記第2の状態点の間において、前記回転軸と一直線に並ぶように設けられてもよい。
【0008】
前記収納部は、前記硬貨を収納する空間を形成する底板部、壁部、および天板部を有し、前記投入口は、前記天板部の少なくとも一部に形成された開口部分であってもよく、前記シャッターは、前記開状態と前記閉状態との間を摺動可能に前記天板部に取り付けられ、前記切り替え部の回転に連動して、前記開状態に推移する開方向または前記閉状態に推移する閉方向に摺動してもよい。
【0009】
前記付勢部材は、前記付勢部材の両端の間で力を発揮するばね部材であり、前記付勢部材の一端は、前記切り替え部に係止され、前記付勢部材の他端は、前記天板部に係止され、前記切り替え部は、前記付勢部材の前記他端を支点として前記付勢部材の前記一端を作用点とする力を受けて、前記シャッターを前記開方向または前記閉方向に摺動させるように回転してもよい。
【0010】
前記付勢部材の力の向きは、前記切り替え部の回転に連動した前記付勢部材の前記一端の位置に応じて変化し、前記第1の状態点では、前記付勢部材の力の向きは前記切り替え部を前記シャッターの開方向へ回転させる向きであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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