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公開番号2024089737
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205110
出願日2022-12-22
発明の名称媒体取扱装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G07D 11/10 20190101AFI20240627BHJP(チェック装置)
要約【課題】ユニットを引き出す際の怪我防止のための保護部材を強固に貼り付けることができる構造を有する媒体取扱装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る媒体取扱装置は、筐体の内部に搭載されるユニットと、ユニットの取付面に取り付けられる第1レール部と、筐体の内面に取り付けられる第2レール部と、第1レール部と第2レール部との間にあり摺動可能な第3レール部とを有するスライドレールとを備え、ユニットはスライドレールにより相対移動が可能であり、ユニットの相対移動の際、スライドレールの第3レール部の端面に対する干渉を抑制する保護部材を有することを特徴とする。
【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
筐体の内部に搭載されるユニットと、
前記ユニットの取付面に取り付けられる第1レール部と、前記筐体の内面に取り付けられる第2レール部と、前記第1レール部と前記第2レール部との間にあり摺動可能な第3レール部とを有するスライドレールと
を備え、
前記ユニットは前記スライドレールにより相対移動が可能であり、
前記ユニットの相対移動の際、前記スライドレールの前記第3レール部の端面に対する干渉を抑制する保護部材を有する
ことを特徴とする媒体取扱装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記ユニットの前記取付面に前記保護部材を取り付ける取付部材を備え、
前記取付部材が、前記取付面に対する前記保護部材の取り付けを補強するものである
ことを特徴とする請求項1に記載の媒体取扱装置。
【請求項3】
前記取付部材が、前記取付面を支持する基面支持部と、前記保護部材を支持する部材支持部とを有するフィルム材であり、
前記取付部材は、前記部材支持部が前記保護部材に取り付けられ、前記基面支持部が前記取付面に取り付けられ、平面視でL字状となる
ことを特徴とする請求項2に記載の媒体取扱装置。
【請求項4】
前記保護部材が、前記スライドレールの前記第3レール部の端面を覆うものであることを特徴とする請求項1に記載の媒体取扱装置。
【請求項5】
前記筐体の内部において、相対移動可能な前記ユニットの付近に保守者により操作される操作部を備えることを特徴とする請求項1に記載の媒体取扱装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体取扱装置に関するものであり、例えば媒体としての紙幣を収納する紙幣収納部を有する現金自動預払機(ATM:Automatic Teller Machine)に適用して好適なものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、金融機関等で使用されているATMは、筐体内部に、顧客に出金する紙幣や顧客から入金された紙幣などを金種ごとに収納する紙幣収納部を有している。紙幣収納部は、例えば、複数の収納カセットと、これら複数の収納カセットを着脱自在に収容するフレームとで構成され、ATMの筐体内部からフレームごと引き出すことができるようになっている。
【0003】
紙幣収納部の各収納カセットは、扉のロックを鍵で解除することで内部にアクセスできるようになっている。このようなカセット構造の紙幣収納部を有するATMでは、筐体から引き出したフレームから収納カセットを取り出して、新たな収納カセットに交換することで紙幣を補充、交換するといったカセット運用が可能となっている。
【0004】
ATMの筐体内において、収納カセットを収納しているユニットは、特許文献1のようなスライドレールで引き出し可能に置かれている。そして、収納カセットのユニットを引き出す際、図8に示すように、ユニットをロックしている鍵23を回して解錠し、ユニットの取っ手を引っ張ってユニットを引き出している。
【0005】
その際、ユーザが鍵23を持った手26を離さないと、スライドレールの中間レール(第3レール部とも呼ぶ。)27cの端面に手26をぶつけてしまう恐れがある。
【0006】
従来、図9に示すように、スライドレールの中間レール(第3レール部)27cの幅より大きい保護部材(クッション材)28を、中間レール(第3レール部)27cの手前のレールブラケット(取付面)7に貼り付け、ユーザの手の保護を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
実開平3-58769号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、図8、図9に例示するように、従来の方法で保護部材28を設けた場合、以下のような課題がある。
【0009】
図8(C)に示すように、中間レール(第3レール部)27cの端面は面積が少なく、保護部材28の後面を中間レール(第3レール部)27cに貼り付けることが難しい。そのため、従来は、図9のように、保護部材28の側面をレールブラケット22に両面テープ等で貼り付けている。つまり、保護部材28は、面積が小さい側面で貼り付けられるので剥がれやすいという課題がある。
【0010】
また、鍵23を持った手26が操作するための空間が必要であり、保護部材28の手前のスペースSは、保護部材28の貼り付けられる奥行きLも限られている。さらに、保護部材28は中間レール(第3レール部)27cの端面を覆う必要があるので中間レール(第3レール部)27cよりも長い幅Wが必要になる。よって、保護部材28はレールブラケット22に貼り付けられる奥行きLに対して、貼り付けられていない幅W(前後面)が長く(大きく)なることから、この方法での貼り付けでは剥がれやすくなってしまうという欠点があった。
(【0011】以降は省略されています)

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