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公開番号2024089981
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205573
出願日2022-12-22
発明の名称入場管理装置、システム、方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G07C 9/37 20200101AFI20240627BHJP(チェック装置)
要約【課題】ゲートレス型の顔認証の利便性を向上すること。
【解決手段】入場管理装置(1)は、所定のサービスが提供される領域に至る通路上の少なくとも一部が撮影可能に設置された3台以上のカメラのそれぞれにより撮影された撮影画像における複数の顔認証結果を取得する取得部(11)と、複数の顔認証結果に基づき、同一の人物における顔認証の成功回数が2以上の所定回数である場合、人物に対して領域への入場を許可したことを示す許可情報を設定する設定部(12)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定のサービスが提供される領域に至る通路上の少なくとも一部が撮影可能に設置された3台以上のカメラのそれぞれにより撮影された撮影画像における複数の顔認証結果を取得する取得手段と、
前記複数の顔認証結果に基づき、同一の人物における顔認証の成功回数が2以上の所定回数である場合、前記人物に対して前記領域への入場を許可したことを示す許可情報を設定する設定手段と、
を備える入場管理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記複数の顔認証結果の中に顔認証の成功を示す顔認証結果が含まれる場合、当該顔認証結果が示す人物における顔認証の成功回数を算出する算出手段をさらに備え、
前記設定手段は、前記算出された成功回数が前記所定回数以上である場合、前記人物に対して前記許可情報を設定する
請求項1に記載の入場管理装置。
【請求項3】
前記顔認証の成功を示す人物に対応付けられたユーザ端末に対して、認証成功に関する通知情報を送信する送信手段をさらに備える
請求項1又は2に記載の入場管理装置。
【請求項4】
前記送信手段は、前記顔認証の成功を示す人物における前記成功回数を含めた前記通知情報を送信する
請求項3に記載の入場管理装置。
【請求項5】
前記送信手段は、前記算出された成功回数が前記所定回数より少ない場合、成功回数不足の旨を含めた前記通知情報を送信する
請求項3に記載の入場管理装置。
【請求項6】
前記送信手段は、前記算出された成功回数が前記所定回数より少ない場合、追加の顔認証が必要な旨を含めた前記通知情報を送信する
請求項3に記載の入場管理装置。
【請求項7】
前記送信手段は、所定期間内で、前記成功回数が前記所定回数以上となるまで一定間隔で、前記ユーザ端末に対して前記通知情報を送信する
請求項3に記載の入場管理装置。
【請求項8】
所定のサービスが提供される領域に至る通路上の少なくとも一部が撮影可能に設置された3台以上のカメラと、
前記カメラのそれぞれと接続された入場管理装置と、を備え、
前記入場管理装置は、
前記カメラのそれぞれにより撮影された撮影画像における複数の顔認証結果を取得する取得手段と、
前記複数の顔認証結果に基づき、同一の人物における顔認証の成功回数が2以上の所定回数である場合、前記人物に対して前記領域への入場を許可したことを示す許可情報を設定する設定手段と、
を備える入場管理システム。
【請求項9】
コンピュータが、
所定のサービスが提供される領域に至る通路上の少なくとも一部が撮影可能に設置された3台以上のカメラのそれぞれにより撮影された撮影画像における複数の顔認証結果を取得し、
前記複数の顔認証結果に基づき、同一の人物における顔認証の成功回数が2以上の所定回数である場合、前記人物に対して前記領域への入場を許可したことを示す許可情報を設定する、
入場管理方法。
【請求項10】
所定のサービスが提供される領域に至る通路上の少なくとも一部が撮影可能に設置された3台以上のカメラのそれぞれにより撮影された撮影画像における複数の顔認証結果を取得する取得処理と、
前記複数の顔認証結果に基づき、同一の人物における顔認証の成功回数が2以上の所定回数である場合、前記人物に対して前記領域への入場を許可したことを示す許可情報を設定する設定処理と、
をコンピュータに実行させる入場管理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、入場管理装置、システム、方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、所定の領域における人物の入退場の管理をゲートレスで実現するために、顔認証技術が普及しつつある。例えば、特許文献1には、ゲートを通過する人の顔画像を用いた照合を行う照合システムに関する技術が開示されている。特許文献1にかかる照合システムは、第1領域から、規制部より上流に位置する第2領域へ向かう人の流れがある経路において、第1領域を撮影した第1画像を用いた第1の顔画像照合の結果によって第1候補顔画像へ絞り込む。そして、当該照合システムは、絞り込まれた第1候補顔画像と、第2領域を撮影した第2画像と、を用いて第2の顔画像照合を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/166915号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、所定の領域へ向かう通路上に顔認証装置を設置したとしても、通行する人物の顔の向き等によって、顔認証が適切に行えないなど、誤認証される場合もある。そのため、領域への入場許可の条件を、通路上に設置された複数の顔認証装置の全てにおいて顔認証に成功することとすると、条件が厳格となり過ぎて、ゲートレス型の顔認証の利便性が享受しし難くなるという課題がある。
【0005】
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、ゲートレス型の顔認証の利便性を向上するための入場管理装置、システム、方法、及び、プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかる入場管理装置は、
所定のサービスが提供される領域に至る通路上の少なくとも一部が撮影可能に設置された3台以上のカメラのそれぞれにより撮影された撮影画像における複数の顔認証結果を取得する取得手段と、
前記複数の顔認証結果に基づき、同一の人物における顔認証の成功回数が2以上の所定回数である場合、前記人物に対して前記領域への入場を許可したことを示す許可情報を設定する設定手段と、
を備える。
【0007】
本開示にかかる入場管理システムは、
所定のサービスが提供される領域に至る通路上の少なくとも一部が撮影可能に設置された3台以上のカメラと、
前記カメラのそれぞれと接続された入場管理装置と、を備え、
前記入場管理装置は、
前記カメラのそれぞれにより撮影された撮影画像における複数の顔認証結果を取得する取得手段と、
前記複数の顔認証結果に基づき、同一の人物における顔認証の成功回数が2以上の所定回数である場合、前記人物に対して前記領域への入場を許可したことを示す許可情報を設定する設定手段と、
を備える。
【0008】
本開示にかかる入場管理方法は、
コンピュータが、
所定のサービスが提供される領域に至る通路上の少なくとも一部が撮影可能に設置された3台以上のカメラのそれぞれにより撮影された撮影画像における複数の顔認証結果を取得し、
前記複数の顔認証結果に基づき、同一の人物における顔認証の成功回数が2以上の所定回数である場合、前記人物に対して前記領域への入場を許可したことを示す許可情報を設定する。
【0009】
本開示にかかる入場管理プログラムは、
所定のサービスが提供される領域に至る通路上の少なくとも一部が撮影可能に設置された3台以上のカメラのそれぞれにより撮影された撮影画像における複数の顔認証結果を取得する取得処理と、
前記複数の顔認証結果に基づき、同一の人物における顔認証の成功回数が2以上の所定回数である場合、前記人物に対して前記領域への入場を許可したことを示す許可情報を設定する設定処理と、
をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示により、ゲートレス型の顔認証の利便性を向上するための入場管理装置、システム、方法、及び、プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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