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公開番号2024091059
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022207342
出願日2022-12-23
発明の名称情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20240627BHJP(計算;計数)
要約【課題】 精度よく障害を予測する。
【解決手段】 情報処理装置は、機器に起こった障害の内容と、障害の障害要因と、障害要因を引き起こす機器の使用状況と、を含む障害要因情報を取得する取得手段と、施設に設置された、機器と同種の対象機器の使用状況を、対象機器の使用状況に影響する要因に関する情報に基づいて予測する使用状況予測手段と、障害要因情報に基づいて、予測された使用状況が、障害要因を引き起こす使用状況であることを判定する判定手段と、判定の結果に応じて、対象機器に障害が起こる可能性を示す障害予測情報を通知する通知手段と、を備える。


【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
機器に起こった障害の内容と、前記障害の障害要因と、前記障害要因を引き起こす前記機器の使用状況と、を含む障害要因情報を取得する取得手段と、
施設に設置された、前記機器と同種の対象機器の使用状況を、前記対象機器の使用状況に影響する要因に関する情報に基づいて予測する使用状況予測手段と、
前記障害要因情報に基づいて、予測された前記使用状況が、前記障害要因を引き起こす使用状況であることを判定する判定手段と、
判定の結果に応じて、前記対象機器に障害が起こる可能性を示す障害予測情報を通知する通知手段と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記使用状況予測手段は、前記対象機器の使用状況のうち、前記障害要因情報に含まれる使用状況を予測する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記対象機器の使用状況に影響する要因に関する情報は、前記対象機器が設置される施設の情報を含む
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記障害要因情報は、前記障害要因を引き起こす前記機器の使用状況として、前記機器が使用される環境を示す環境情報を含み、
前記対象機器の使用状況に影響する要因に関する情報は、前記対象機器が設置される施設が含まれる地域の天候情報であり、
前記使用状況予測手段は、前記天候情報に基づいて、前記対象機器の使用状況のうち、前記対象機器の環境情報を予測する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記障害要因情報は、前記障害要因を引き起こす前記機器の使用状況として、前記機器の使用回数または使用量を含み、
前記対象機器の使用状況に影響する要因に関する情報は、前記施設の売上予測を示す情報であり、
前記使用状況予測手段は、前記施設の売上予測を示す情報に基づいて、前記対象機器の使用状況のうち、前記対象機器を使用する使用回数または使用量を予測する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
複数の施設を含む複数のグループから収集された、前記機器に生じた障害に関する障害情報に基づいて、前記障害要因情報を特定する障害要因特定手段をさらに備え、
前記障害要因特定手段は、グループにおけるある障害の発生数が、他のグループにおける当該障害の発生数よりも所定値以上多い場合、当該障害の前記発生数が所定値以上多いグループの使用状況と障害要因とを前記障害要因情報として特定する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記障害要因特定手段は、障害の発生数が所定値以上多いグループの使用状況のうち、他のグループの使用状況と差がある使用状況を、当該障害と関連付けて前記障害要因情報とする
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記障害要因特定手段は、グループごとのある障害の発生数の差が所定値未満である場合、当該障害が起こっている機器の前記障害要因情報に使用状況を関連付けない
請求項6または7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
コンピュータが、
機器に起こった障害の内容と、前記障害の障害要因と、前記障害要因を引き起こす前記機器の使用状況と、を含む障害要因情報を取得し、
施設に設置された、前記機器と同種の対象機器の使用状況を、前記対象機器の使用状況に影響する要因に関する情報に基づいて予測し、
前記障害要因情報に基づいて、予測された前記使用状況が、前記障害要因を引き起こす使用状況であることを判定し、
判定の結果に応じて、前記対象機器に障害が起こる可能性を示す障害予測情報を通知する
情報処理方法。
【請求項10】
機器に起こった障害の内容と、前記障害の障害要因と、前記障害要因を引き起こす前記機器の使用状況と、を含む障害要因情報を取得し、
施設に設置された、前記機器と同種の対象機器の使用状況を、前記対象機器の使用状況に影響する要因に関する情報に基づいて予測し、
前記障害要因情報に基づいて、予測された前記使用状況が、前記障害要因を引き起こす使用状況であることを判定し、
判定の結果に応じて、前記対象機器に障害が起こる可能性を示す障害予測情報を通知する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
店舗や工場において、機器の障害情報を収集し、収集した情報に基づいて、障害要因を分析する技術、および、障害発生を予測する技術がある。
【0003】
特許文献1には、所定の機種の家電の障害情報を共有し、同一機種に閾値以上発生した障害をユーザに提示する技術が記載されている。特許文献1では、検知された使用状況に関する情報や、機器の使用期間を示す情報を用いて、障害が起こる可能性を提示することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開2015/29301号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、障害の予測に利用される機器の使用状況は、現状の検知された使用状況から変化することがある。したがって、現状の使用状況に基づいて障害発生を予測するのみでは、使用状況が変化した場合と障害発生の予測結果が異なる可能性がある。その結果、現状の使用状況に基づいて障害発生を予測するのみでは、機器の障害予測の精度が低い場合がある。
【0006】
本開示の目的の一例は、精度よく障害を予測する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様における情報処理装置は、機器に起こった障害の内容と、障害の障害要因と、障害要因を引き起こす機器の使用状況と、を含む障害要因情報を取得する取得手段と、施設に設置された、機器と同種の対象機器の使用状況を、対象機器の使用状況に影響する要因に関する情報に基づいて予測する使用状況予測手段と、障害要因情報に基づいて、予測された使用状況が、障害要因を引き起こす使用状況であることを判定する判定手段と、判定の結果に応じて、対象機器に障害が起こる可能性を示す障害予測情報を通知する通知手段と、を備える。
【0008】
本開示の一態様における情報処理方法は、コンピュータが、機器に起こった障害の内容と、障害の障害要因と、障害要因を引き起こす機器の使用状況と、を含む障害要因情報を取得し、施設に設置された、機器と同種の対象機器の使用状況を、対象機器の使用状況に影響する要因に関する情報に基づいて予測し、障害要因情報に基づいて、予測された使用状況が、障害要因を引き起こす使用状況であることを判定し、判定の結果に応じて、対象機器に障害が起こる可能性を示す障害予測情報を通知する。
【0009】
本開示の一態様における情報処理プログラムは、機器に起こった障害の内容と、障害の障害要因と、障害要因を引き起こす機器の使用状況と、を含む障害要因情報を取得し、施設に設置された、機器と同種の対象機器の使用状況を、対象機器の使用状況に影響する要因に関する情報に基づいて予測し、障害要因情報に基づいて、予測された使用状況が、障害要因を引き起こす使用状況であることを判定し、判定の結果に応じて、対象機器に障害が起こる可能性を示す障害予測情報を通知する処理を、コンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示による効果の一例は、精度よく障害を予測できることである。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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