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公開番号2024073080
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-29
出願番号2022184085
出願日2022-11-17
発明の名称入場管理システム
出願人株式会社日立製作所
代理人青稜弁理士法人
主分類G07C 9/22 20200101AFI20240522BHJP(チェック装置)
要約【課題】
施設や建物に入場する資格を得て入場しようとしている人なのか、それとも共連れにより入場しようとしている人なのかを短時間で判断することは困難であった。
【解決手段】
建物の入口における入場管理システムにおいて、建物の入口で建物への入場の可否を判定し入場可と判定された入の認証を行う認証部と、入の位置を検出する位置検出部と、
位置検出部が検出した人の中で、建物の入口付近に設けられた第一の認証エリアに滞在する滞在人数を検知する人数検知部と、人数検知部が検出した第一の認証エリアに滞在する人の移動方向を検知する移動方向検知部と、移動方向検知部が検出した入口方向へ向かう人である入場希望人数をカウントし、認証部が認証した人である認証済人数をカウントし、入場希望人数が認証済人数を超えたかどうかを基に入口の開閉を制御する制御部を備える入場管理システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
建物の入口における入場管理システムにおいて、
建物の入口で建物への入場の可否を判定し入場可と判定された入の認証を行う認証部と、
入の位置を検出する位置検出部と、
位置検出部が検出した人の中で、建物の入口付近に設けられた第一の認証エリアに滞在する滞在人数を検知する人数検知部と、
人数検知部が検出した第一の認証エリアに滞在する人の移動方向を検知する移動方向検知部と、
移動方向検知部が検出した入口方向へ向かう人である入場希望人数をカウントし、認証部が認証した人である認証済人数をカウントし、入場希望人数が認証済人数を超えたかどうかを基に入口の開閉を制御する制御部を備える入場管理システム。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記認証部は人が保持するデバイスから認証キーを受け取り、前記認証部に登録された入場可能リストを用いて認証の可否を判定する請求項1に記載の入場管理システム。
【請求項3】
前記制御部は入場希望人数が認証済人数を超えたととき、入口の解錠を行わず前記認証された人へ共連れ入場の通知を行う請求項2に記載の入場管理システム。
【請求項4】
前記認証部は前記デバイスから追加認証情報を受け取り、前記入場可能リストに登録された入場可能な人の追加認証情報と比較する追加認証装置を備え前記認証の可否を判定する請求項3に記載の入場管理システム。
【請求項5】
前記認証エリアのサイズは人の移動速度に基づいて決められる請求項4に記載の入場管理システム。
【請求項6】
前記入口はエレベーターのドアである請求項4に記載の入場管理システム。
【請求項7】
第二の認証エリアを備え、
第二の認証エリアに滞在する人が前記デバイスで予め定められた第一の操作をしたとき移動方向検知部は入口方向へ移動していると判定する請求項3に記載の入場管理システム。
【請求項8】
第二の認証エリアに滞在する人が前記デバイスで予め定められた第二の操作をしたとき前記制御部は入場希望人数に加えない請求項7に記載の入場管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は施設や建物の入口における人の入場を管理するシステムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、マンションやオフィスビル等の建物への入退を管理する入退管理システムを備える施設や建物が増えている。入退管理システムではエントランス(入口)に施設へ入場しようとしている人が誰であるかを認識できる装置を用意し、入場してよいと判定された場合には入口の扉等を開ける機能を有している。このようなシステムでは入退する人の流れを妨げないよう短時間で人を見分け、入場できるよう扉等を開く必要がある。また、不審者が、入場する資格がある人と一緒にいわゆる共連れで入場することを阻止する機能も求められている。
【0003】
特許文献1には管理領域と開放領域とを結ぶ通路を管理領域側で仕切る内扉と、開放領域側で仕切る外扉と、有資格者の通行時に内扉及び外扉をインターロック制御にて一時的に解除する扉制御部と、有資格者を認証して認証信号を出力する認証部と、認証部と内扉との間の動線を撮像する撮像部と、撮像部により撮像された画像及び認証信号に基づき有資格者と無資格者を区別して追跡し、待機領域内に無資格者が位置するときは異常信号を出力し、待機領域内に無資格者が位置しないときは異常信号を停止する不正通行検出部と、を備え、扉制御部は、異常信号が出力されているときは内扉を解除不能に制御し、異常信号が出力されていないときは内扉を解除可能に制御する通行制御装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-157149
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、施設や建物に入場する資格を得て入場しようとしている人なのか、それとも共連れにより入場しようとしている人なのかを短時間で判断することは困難であった。
【0006】
本発明の目的は、上記課題に鑑みてなされたものであり、施設、建物に入場しようとしている人が入場するための認証を得ているかどうかだけの判断だけでなく、画像認識により人の移動方向を判定し、両者の人数の違いをもとに共連れが発生しているかどうかを判断するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題は建物の入口における入場管理システムにおいて、建物の入口で建物への入場の可否を判定し入場可と判定された入の認証を行う認証部と、入の位置を検出する位置検出部と、位置検出部が検出した人の中で、建物の入口付近に設けられた第一の認証エリアに滞在する滞在人数を検知する人数検知部と、人数検知部が検出した第一の認証エリアに滞在する人の移動方向を検知する移動方向検知部と、移動方向検知部が検出した入口方向へ向かう人である入場希望人数をカウントし、認証部が認証した人である認証済人数をカウントし、入場希望人数が認証済人数を超えたかどうかを基に入口の開閉を制御する制御部を備える入場管理システムにより達成される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、施設、建物の入場管理システムにおいてセキュリティを向上させることができる。
【0009】
上記した以外の課題、構成及び効果は以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例における入場管理システムの概要を説明する図である。
本発明の実施例における制御装置の構成を説明するブロック図の例である。
本発明の実施例における制御装置の処理を説明するフローチャートの例である。
本発明の実施例における許可リストの例である。
本発明の実施例における認証済リストの例である。
本発明の実施例における人数検知テーブルの例である。
本発明の実施例における来場者移動記録テーブルの例である。
本発明の実施例におけるユーザデバイスの認証キー発行時画面の例である。
本発明の実施例におけるユーザデバイスの現地到着時画面の例である。
本発明の認証エリアにおける人数カウントを説明する図である。
本発明を適用したときに得られる認証結果を説明する図である。
第二の認証エリアを設けた場合の入場処理システムの概要を説明する図である。
第二の認証エリアを設けた場合の制御装置の構成を説明するブロック図の例である。
第二の認証エリアを設けた場合の制御装置の処理を説明するフローチャートの例である。
追加認証装置を設けた場合の入場処理システムの概要を説明する図である。
追加認証装置を設けた場合の制御装置の構成を説明するブロック図の例である。
追加認証装置を設けた場合の制御装置の処理を説明するフローチャートの例である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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