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公開番号
2024099905
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-26
出願番号
2023003517
出願日
2023-01-13
発明の名称
貨幣収納装置
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G07D
11/26 20190101AFI20240719BHJP(チェック装置)
要約
【課題】大幅なコストアップなしに、貨幣の詰まりが発生した際に詰まりの解消作業を補助することができる貨幣収納装置を提供する。
【解決手段】硬貨釣銭機(貨幣収納装置)は、受け入れた硬貨の種別および枚数を計数する受入計数部と、受入計数部の計数結果を累積することによって、収納している硬貨の種別および枚数を算出する収納状態算出部(算出部)と、出金または回収された硬貨の種別および枚数を計数する出金計数部と、収納状態算出部が算出した硬貨の種別および枚数と、硬貨を回収した際に出金計数部が計数した硬貨の種別および枚数とに不整合がある場合、または、指示された出金内容と、出金計数部が計数した硬貨の種別および枚数とに不整合がある場合に、硬貨の収納部を覆う蓋部が開かれたことを条件として、収納部の内部を照らすLED(照明装置)を点灯させる照明制御部と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
外部から受け入れた貨幣の種別および枚数を計数する受入計数部と、
前記受入計数部の計数結果を累積することによって、収納している貨幣の種別および枚数を算出する算出部と、
出金または回収された貨幣の種別および枚数を計数する出金計数部と、
前記算出部が算出した貨幣の種別および枚数と、貨幣を回収した際に前記出金計数部が計数した貨幣の種別および枚数とに不整合がある場合、または、指示された出金内容と、前記出金計数部が計数した貨幣の種別および枚数と、に不整合がある場合に、貨幣の収納部を覆う蓋部が開かれたことを条件として、前記収納部の内部を照らす照明装置を点灯させる照明制御部と、を備える、
貨幣収納装置。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記照明装置は、前記収納部に収納された貨幣の種別毎に設置されて、
前記照明制御部は、不整合が発生した貨幣の種別に対応する前記照明装置を点灯させる、
請求項1に記載の貨幣収納装置。
【請求項3】
前記照明制御部は、前記蓋部が閉じられた際に、前記照明装置を消灯させる、
請求項1または請求項2に記載の貨幣収納装置。
【請求項4】
前記照明制御部は、前記算出部が算出した貨幣の種別および枚数と、貨幣を回収した際に、前記出金計数部が計数した貨幣の種別および枚数とが一致して、尚且つ、指示された出金内容と、前記出金計数部が計数した貨幣の種別および枚数とが一致している場合に、貨幣の収納部を覆う蓋部が開かれたことを条件として、全ての前記照明装置を点灯させる、
請求項2に記載の貨幣収納装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、貨幣収納装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
外部から取り込んだ硬貨の正否を識別し、正常であると識別された硬貨を金種別に分けて収納する硬貨収納装置が知られている。
【0003】
このような硬貨収納装置において、硬貨詰まりが発生した場合には、硬貨収納装置の蓋部を開いて、硬貨の詰まりを取り除く必要があるが、収納部の奥は暗いため、詰まりの状況を確認しにくく、作業性が悪かった。一方、硬貨収納装置の内部にカメラ等の撮像部を設置して、硬貨収納装置の内部の様子を画像化してモニタする技術が開示されている(例えば、特許文献1)。そして、特許文献1には、鮮明な画像を撮像するために、硬貨収納装置の内部にLEDライトを設置することが開示されている。しかしながら、撮像部を設置する必要があるため、装置の構造が複雑になって、コストアップを招いてしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、大幅なコストアップなしに、貨幣の詰まりが発生した際に詰まりの解消作業を補助することができる貨幣収納装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の貨幣収納装置は、受入計数部と、算出部と、出金計数部と、照明制御部とを備える。受入計数部は、外部から受け入れた貨幣の種別および枚数を計数する。算出部は、受入計数部の計数結果を累積することによって、収納している貨幣の種別および枚数を算出する。出金計数部は、出金または回収された貨幣の種別および枚数を計数する。照明制御部は、算出部が算出した貨幣の種別および枚数と、貨幣を回収した際に出金計数部が計数した貨幣の種別および枚数とに不整合がある場合、または、指示された出金内容と、出金計数部が計数した貨幣の種別および枚数とに不整合がある場合に、貨幣の収納部を覆う蓋部が開かれたことを条件として、収納部の内部を照らす照明装置を点灯させる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態の硬貨釣銭機の外観を示す斜視図である。
図2は、実施形態の硬貨釣銭機の内部構造の概略を示すXY断面図である。
図3は、実施形態の硬貨釣銭機の内部構造の概略を示すYZ断面図である。
図4は、実施形態の硬貨釣銭機のハードウエア構成の一例を示すハードウエアブロック図である。
図5は、実施形態の硬貨釣銭機の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図6は、実施形態の硬貨釣銭機が行う照明点灯処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本開示を適用した硬貨釣銭機10について、図面を参照して説明する。
【0008】
(硬貨釣銭機の概略構造)
図1,図2,図3を用いて、硬貨釣銭機10の概略構造を説明する。図1は、実施形態に係る釣銭機の一例を示す外観図である。図2は、実施形態の釣銭機の内部構造の概略を示すXY断面図である。図3は、実施形態の釣銭機の内部構造の概略を示すYZ断面図である。
【0009】
図1に示すように、硬貨釣銭機10は、入金口40と、リジェクト受皿41と、収納庫42と、蓋部43と、出金口44と、表示デバイス45とを備える。なお、硬貨釣銭機10は、本開示における貨幣収納装置の一例である。
【0010】
入金口40は、外部に開かれた開口46(図2参照)を有し、開口46から硬貨を受け入れて、硬貨を硬貨釣銭機10の内部へ取り込む。取り込まれた硬貨は、後述する識別部47(図2参照)で識別されて、正常であると判断された硬貨は、金種毎に、収納庫42に収納される。なお、識別部47において、正常でないと判断された硬貨は、リジェクト受皿41に排出される。
(【0011】以降は省略されています)
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