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公開番号2024088066
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203046
出願日2022-12-20
発明の名称登録装置およびプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07G 1/01 20060101AFI20240625BHJP(チェック装置)
要約【課題】本発明が解決しようとする課題は、画面切り替えに関するユーザの操作性を向上することが可能な登録装置およびプログラムを提供することである。
【解決手段】実施形態の登録装置は、表示部と当該表示部の表面に設けられた入力部とを有し、顧客が購入する商品の商品情報を登録する登録装置であって、登録された商品情報を表示する明細画面と、当該商品情報を登録するための商品選択ボタンを複数表示するプリセット画面と、を選択可能に前記表示部に表示させる表示制御手段と、前記入力部に対するユーザの操作方向を検出する検出手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記表示部が前記明細画面を表示している状態で、前記検出手段によってユーザの操作方向が予め設定された第1方向であることが検出された場合、前記プリセット画面を前記表示部に表示させる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
表示部と当該表示部の表面に設けられた入力部とを有し、顧客が購入する商品の商品情報を登録する登録装置であって、
登録された商品情報を表示する明細画面と、当該商品情報を登録するための商品選択ボタンを複数表示するプリセット画面と、を選択可能に前記表示部に表示させる表示制御手段と、
前記入力部に対するユーザの操作方向を検出する検出手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記表示部が前記明細画面を表示している状態で、前記検出手段によってユーザの操作方向が予め設定された第1方向であることが検出された場合、前記プリセット画面を前記表示部に表示させる、
登録装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記表示制御手段は、前記表示部が前記プリセット画面を表示している状態で、前記検出手段によってユーザの操作方向が前記第1方向とは反対方向である第2方向であることが検出された場合、前記明細画面を前記表示部に表示させる、
請求項1に記載の登録装置。
【請求項3】
前記表示制御手段は、前記表示部が前記明細画面または前記プリセット画面を表示している状態で、前記検出手段によってユーザの操作方向が前記第1方向および前記第2方向とは異なる方向であって予め設定された第3方向であることが検出された場合、その他の操作画面を前記表示部に表示させる、
請求項2に記載の登録装置。
【請求項4】
前記その他の操作画面は、ユーザの業務を選択可能な業務メニュー画面であり、
前記表示制御手段は、前記表示部が前記明細画面を表示している状態で、前記検出手段によってユーザの操作方向が前記第3方向であることが検出された場合、前記明細画面および前記業務メニュー画面を前記表示部に表示させる、
請求項3に記載の登録装置。
【請求項5】
前記表示制御手段は、前記プリセット画面を表示させるための切り替えボタンを、前記明細画面において、前記第1方向を始点と終点とで示す場合の始点側に位置して表示させる、
請求項1に記載の登録装置。
【請求項6】
表示部と当該表示部の表面に設けられた入力部とを有し、顧客が購入する商品の商品情報を登録する登録装置を制御するためのプログラムであって、
前記登録装置を、
登録された商品情報を表示する明細画面と、当該商品情報を登録するための商品選択ボタンを複数表示するプリセット画面と、を選択可能に前記表示部に表示させる表示制御手段と、
前記入力部に対するユーザの操作方向を検出する検出手段と、して機能させ、
前記表示制御手段は、前記表示部が前記明細画面を表示している状態で、前記検出手段によってユーザの操作方向が予め設定された第1方向であることが検出された場合、前記プリセット画面を前記表示部に表示させる、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、登録装置およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、量販店等の店舗においては、POS(Point Of Sales)端末など、商品情報を登録(以下、「商品登録」ともいう)する登録装置が用いられている。登録装置のユーザ、例えば店員は、商品登録を行う際に、登録装置の表示部に表示される画面を切り替える必要が生じる場合がある。
【0003】
例えば、店員は、商品に付されたバーコード(以下、「商品バーコード」ともいう)をスキャナで読み取った際に商品情報が表示される明細画面と、商品バーコードが付されていない商品を登録するためのプリセット画面とを切り替える場合がある。一般的に、登録装置は、各画面に他の画面に切り替えるための画面切り替えボタンを表示する(例えば、特許文献1)。
【0004】
しかしながら、登録装置が表示する各画面には各種の操作ボタンが設けられていることから、店員は画面切り替えボタンを直ちに認識することが困難であった。このため、従来の登録装置は、画面切り替えに関する操作性について改善の余地が残されているものであった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、画面切り替えに関する操作性を向上することが可能な登録装置およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の登録装置は、表示部と当該表示部の表面に設けられた入力部とを有し、顧客が購入する商品の商品情報を登録する登録装置であって、登録された商品情報を表示する明細画面と、当該商品情報を登録するための商品選択ボタンを複数表示するプリセット画面と、を選択可能に前記表示部に表示させる表示制御手段と、前記入力部に対するユーザの操作方向を検出する検出手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記表示部が前記明細画面を表示している状態で、前記検出手段によってユーザの操作方向が予め設定された第1方向であることが検出された場合、前記プリセット画面を前記表示部に表示させる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施形態の会計システムの構成例を示す模式図である。
図2は、第1の実施形態の登録装置の外観を示した斜視図である。
図3は、第1の実施形態の登録装置の主たるハードウェア構成を示すブロック図である。
図4は、第1の実施形態の登録装置の記憶部に記憶される画面設定ファイルのデータ構成の一例を示す図である。
図5は、第1の実施形態の登録装置の仮想画面配置イメージの一例を示す図である。
図6は、第1の実施形態の登録装置の記憶部に記憶される画面設定ファイルのデータ構成の他の一例を示す図である。
図7は、第1の実施形態の登録装置の仮想画面配置イメージの他の一例を示す図である。
図8は、第1の実施形態の登録装置の制御部の主たる機能構成を示すブロック図である。
図9は、第1の実施形態の登録装置における明細画面からプリセット画面への切り替えを説明するための図である。
図10は、第1の実施形態の登録装置における明細画面から業務メニュー画面への切り替えを説明するための図である。
図11は、第1の実施形態の登録装置における一部業務メニュー画面を示す図である。
図12は、第1の実施形態の登録装置におけるプリセット画面を示す図である。
図13は、第1の実施形態の登録装置の制御部による表示切り替え処理の流れを示すフローチャートである。
図14は、第2の実施形態の登録装置の記憶部に記憶される画面設定ファイルのデータ構成の一例を示す図である。
図15は、第2の実施形態の登録装置の制御部による表示切り替え処理の流れを示すフローチャートである。
図16は、第3の実施形態の登録装置における明細画面からプリセット画面への切り替えを説明するための図である。
図17は、第3の実施形態の登録装置における明細画面の分類別アイコンを説明するための図である。
図18は、第4の実施形態の登録装置における会計画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して実施形態の登録装置およびプログラムについて説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。例えば、以下に説明する実施形態では、登録装置を、店員が商品登録に係る操作を行い顧客が支払いに係る操作を行うセミセルフPOSシステムの登録装置とした例について説明するが、これに限らない。登録装置は、店員が商品登録および支払いに係る操作を行うPOS端末であってもよい。
【0009】
また、以下に説明する実施形態では、登録装置は自装置が備える記憶部に商品情報を登録することによって商品登録を実行するが、これに限らない。登録装置は、例えば、店舗によって別途管理されるストアサーバに商品情報を登録させるものであってもよい。より詳細には、登録装置は、入力された商品識別情報を一時的に記憶してストアサーバに送信し、当該商品識別情報に対応する商品情報を当該ストアサーバに登録させるものであってもよい。言い換えれば、登録装置は、商品情報の一部である商品識別情報を一時的に記憶(登録)するものであってもよい。本明細書において、登録装置が商品情報を登録するとは、登録装置が入力された商品識別情報に基づいて商品情報を自装置の記憶部に登録すること、および外部記憶装置に登録させることを含む概念であるものとする。
【0010】
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態について説明する。図1は、実施形態に係る会計システム1の構成例を示す模式図である。図1に示すように、会計システム1は、複数の登録装置2と、複数の会計装置3とを備えている。各登録装置2はそれぞれカウンタ5の上に設置されている。各会計装置3の隣には、商品カゴを置くための載置台4がそれぞれ設置されている。各登録装置2には、それぞれ2台の会計装置3が接続インタフェース6を介して通信可能に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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