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公開番号2024104043
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-02
出願番号2023008051
出願日2023-01-23
発明の名称硬貨処理装置
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07D 11/14 20190101AFI20240726BHJP(チェック装置)
要約【課題】出金トレイに払い出された硬貨の取り出しを促すこと。
【解決手段】入金された硬貨の真偽及び金種を識別し、正貨として識別された硬貨を金種毎に収納する一方、出金する場合には硬貨を出金口14より出金トレイ50に払い出す硬貨処理装置10であって、出金トレイ50は、出金口14から離隔するに連れて漸次下方に傾斜延在する態様で形成され、かつ出金口14より払い出された硬貨を案内するトレイガイド部52と、自身のトレイ光透過部433がトレイガイド部52から露出する態様で配設され、任意の個所に配置された出金トレイ光源36からの光を透過させるトレイ導光部材43とを備えている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
入金された硬貨の真偽及び金種を識別し、正貨として識別された硬貨を金種毎に収納する一方、出金する場合には、硬貨を出金口より出金トレイに払い出す硬貨処理装置であって、
前記出金トレイは、
前記出金口から離隔するに連れて漸次下方に傾斜延在する態様で形成され、かつ該出金口より払い出された硬貨を案内するトレイガイド部と、
自身の光透過部が前記トレイガイド部から露出する態様で配設され、かつ任意の個所に配置された光源からの光を透過させる導光部材と
を備えたことを特徴とする硬貨処理装置。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記トレイガイド部は、
前記出金口から離隔するに連れて漸次下方に傾斜するガイド面と、
前記ガイド面より上方に突出する態様で形成され、かつ突出端部が前記出金口から払い出された硬貨と摺接可能な複数のガイドリブと
を備え、
前記導光部材は、前記光透過部が前記ガイド面に形成されたガイド孔より上方に向けて突出する態様で配設され、
前記光透過部は、前記ガイド面からの突出高さが前記ガイドリブの突出高さよりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項3】
前記ガイド孔は、前記出金口から払い出された硬貨が前記出金トレイに貯留される場合においても露出される位置に形成されたことを特徴とする請求項2に記載の硬貨処理装置。
【請求項4】
前記導光部材は、前記光透過部と前記ガイド孔との隙間より浸入した水を排出するための排出経路を備えたことを特徴とする請求項2に記載の硬貨処理装置。
【請求項5】
前記光源が配置された基板に実装され、かつ前記出金トレイにおける硬貨の有無を検出する硬貨検出部を備え、
出金指示が与えられたことを条件として前記光源を点灯させ、前記硬貨検出部により硬貨無しが検出されたことを条件として該光源を消灯させる制御部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記出金指示により前記光源を常時点灯させ、前記硬貨検出部による硬貨有りの検出の継続時間が予め設定された設定時間に達した場合に該光源を点滅点灯させることを特徴とする請求項5に記載の硬貨処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、硬貨処理装置に関し、より詳細には釣銭機として適用される硬貨処理装置の改良に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、釣銭機として適用される硬貨処理装置は、入金された硬貨の真偽及び金種を識別し、正貨と識別された硬貨を金種毎に振り分け、金種毎に設けられた収納庫に金種別に収納するものである。硬貨処理装置は、外部の装置等から釣銭払出要求である出金指示が与えられた場合に、要求金額に相当する硬貨を該当する収納庫から繰り出させ、出金口を通じて出金トレイに払い出している(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-185509号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に提案されている硬貨処理装置では、出金トレイに硬貨(釣銭)を払い出しても、利用者が該出金トレイから釣銭を取り出すことを忘れてしまい、そのまま放置されてしまうことがあった。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、出金トレイに払い出された硬貨の取り出しを促すことができる硬貨処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る硬貨処理装置は、入金された硬貨の真偽及び金種を識別し、正貨として識別された硬貨を金種毎に収納する一方、出金する場合には、硬貨を出金口より出金トレイに払い出す硬貨処理装置であって、前記出金トレイは、前記出金口から離隔するに連れて漸次下方に傾斜延在する態様で形成され、かつ該出金口より払い出された硬貨を案内するトレイガイド部と、自身の光透過部が前記トレイガイド部から露出する態様で配設され、かつ任意の個所に配置された光源からの光を透過させる導光部材とを備えたことを特徴とする。
【0007】
また本発明は、上記硬貨処理装置において、前記トレイガイド部は、前記出金口から離隔するに連れて漸次下方に傾斜するガイド面と、前記ガイド面より上方に突出する態様で形成され、かつ突出端部が前記出金口から払い出された硬貨と摺接可能な複数のガイドリブとを備え、前記導光部材は、前記光透過部が前記ガイド面に形成されたガイド孔より上方に向けて突出する態様で配設され、前記光透過部は、前記ガイド面からの突出高さが前記ガイドリブの突出高さよりも小さいことを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記硬貨処理装置において、前記ガイド孔は、前記出金口から払い出された硬貨が前記出金トレイに貯留される場合においても露出される位置に形成されたことを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記硬貨処理装置において、前記導光部材は、前記光透過部と前記ガイド孔との隙間より浸入した水を排出するための排出経路を備えたことを特徴とする。
【0010】
また本発明は、上記硬貨処理装置において、前記光源が配置された基板に実装され、かつ前記出金トレイにおける硬貨の有無を検出する硬貨検出部を備え、出金指示が与えられたことを条件として前記光源を点灯させ、前記硬貨検出部により硬貨無しが検出されたことを条件として該光源を消灯させる制御部を備えたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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