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公開番号2024168134
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023084567
出願日2023-05-23
発明の名称通信装置
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H05K 5/03 20060101AFI20241128BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】通信モジュールの交換作業を簡単なものとすること。
【解決手段】内部に通信モジュール12が配設された装置本体10と、装置本体10に形成された開口11を閉塞する態様で、装置本体10に着脱可能に装着される蓋体30とを備えた通信装置1であって、通信モジュール12に接続された通信用コネクタ40を、自身に形成された保持孔21を貫通させた状態で保持するプレート状の保持部材20を備え、保持部材20は、蓋体30が装置本体10に装着される場合に、通信用コネクタ40における外部要素との接続部41が外部に露出した状態で、装置本体10と蓋体30とに跨る態様で取り付けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
内部に通信モジュールが配設された装置本体と、
前記装置本体に形成された開口を閉塞する態様で、該装置本体に着脱可能に装着される蓋体と
を備えた通信装置であって、
前記通信モジュールに接続された通信用コネクタを、自身に形成された保持孔を貫通させた状態で保持するプレート状の保持部材を備え、
前記保持部材は、前記蓋体が前記装置本体に装着される場合に、前記通信用コネクタにおける外部要素との接続部が外部に露出した状態で、前記装置本体と前記蓋体とに跨る態様で取り付けられたことを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記保持部材は、略矩形状を成しており、かつ前記蓋体が前記装置本体に装着される場合に、一縁部が該装置本体に形成された本体側取付凹部に進入するとともに前記一縁部と反対側の他縁部が前記蓋体に形成された蓋体側取付凹部に進入することにより、前記装置本体と前記蓋体とに跨る態様で取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記保持部材の前記一縁部には、一部が切り欠かれることにより、一縁部側切欠部が形成されており、
前記保持部材は、前記一縁部側切欠部における前記他縁部に近接する他縁部近接縁端部分が前記本体側取付凹部に進入することにより、前記装置本体に取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記保持部材の前記他縁部には、一部が切り欠かれることにより、他縁部側切欠部が形成されており、
前記保持部材は、前記他縁部側切欠部における前記一縁部に近接する一縁部近接縁端部分が前記蓋体側取付凹部に進入することにより、前記蓋体に取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
【請求項5】
前記本体側取付凹部は、前記保持部材の一縁部が進入する進入口から離隔するに連れて、開口幅寸法が漸次小さくなることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
【請求項6】
前記蓋体側取付凹部は、前記保持部材の他縁部が進入する進入口から離隔するに連れて、開口幅寸法が漸次小さくなることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば缶やペットボトル等の容器に入れられた飲料を商品として販売する自動販売機においては、管理サーバや、例えばタブレットやスマートフォン等の携帯端末機器と通信を行うための通信装置が設けられている。この通信装置は、ネットワークを介して管理サーバと例えばLTE(登録商標)等の通信方式で無線通信を行ったり、携帯端末機器と例えばBluetooth(登録商標)やWiFi(登録商標)等の通信方式で近距離無線通信を行ったりするものである(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-215656号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1には明示されていないが、上記通信装置においては、各通信方式に対応した通信モジュールが装置本体の内部に配設されているとともに、対応する通信モジュールに接続された通信用コネクタが、アンテナ等の外部要素と接続する接続部が外部に露出した状態で装置本体に取り付け固定されている。
【0005】
そのため、自動販売機が設置される国や地域等によって通信モジュールを交換する場合、装置本体に取り付け固定された通信用コネクタが邪魔となり、通信モジュールの交換作業が煩雑なものとなるおそれがあった。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みて、通信モジュールの交換作業を簡単なものとすることができる通信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る通信装置は、内部に通信モジュールが配設された装置本体と、前記装置本体に形成された開口を閉塞する態様で、該装置本体に着脱可能に装着される蓋体とを備えた通信装置であって、前記通信モジュールに接続された通信用コネクタを、自身に形成された保持孔を貫通させた状態で保持するプレート状の保持部材を備え、前記保持部材は、前記蓋体が前記装置本体に装着される場合に、前記通信用コネクタにおける外部要素との接続部が外部に露出した状態で、前記装置本体と前記蓋体とに跨る態様で取り付けられたことを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記通信装置において、前記保持部材は、略矩形状を成しており、かつ前記蓋体が前記装置本体に装着される場合に、一縁部が該装置本体に形成された本体側取付凹部に進入するとともに前記一縁部と反対側の他縁部が前記蓋体に形成された蓋体側取付凹部に進入することにより、前記装置本体と前記蓋体とに跨る態様で取り付けられたことを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記通信装置において、前記保持部材の前記一縁部には、一部が切り欠かれることにより、一縁部側切欠部が形成されており、前記保持部材は、前記一縁部側切欠部における前記他縁部に近接する他縁部近接縁端部分が前記本体側取付凹部に進入することにより、前記装置本体に取り付けられることを特徴とする。
【0010】
また本発明は、上記通信装置において、前記保持部材の前記他縁部には、一部が切り欠かれることにより、他縁部側切欠部が形成されており、前記保持部材は、前記他縁部側切欠部における前記一縁部に近接する一縁部近接縁端部分が前記蓋体側取付凹部に進入することにより、前記蓋体に取り付けられることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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