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公開番号2024178708
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-25
出願番号2023097061
出願日2023-06-13
発明の名称ショーケース
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類A47F 3/04 20060101AFI20241218BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】扉体を高い自由度で容易に取り付けることができるとともに、消費電力の低減化を図ること。
【解決手段】ケース本体10の収納室14に立設された棚支柱18より前方に向けて配設された左右一対のブラケット部材21と、これらに跨る態様で配置された棚板22とを備えた商品載置棚20が、収納室14に上下方向に複数段設けられたショーケース1であって、任意の商品載置棚20を構成する左右一対のブラケット部材21の相互間に配設された第1支持部材31と、第1支持部材31が設けられた商品載置棚20よりも下方に配置された商品載置棚20を構成する左右一対のブラケット部材21の相互間に配設された第2支持部材32と、第1支持部材31の前端部と第2支持部材32の前端部とに跨る態様で配設され、かつ第1支持部材31と第2支持部材32との相互間に配置された棚板22の前方域を閉塞状態と開放状態との間で揺動可能な扉体33を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ケース本体の収納室に立設された棚支柱より前方に向けて配設された左右一対のブラケット部材と、前記左右一対のブラケット部材に跨る態様で配置された棚板とを備えた商品載置棚が、前記収納室に上下方向に沿って複数段設けられたショーケースであって、
任意の商品載置棚を構成する左右一対のブラケット部材の相互間に配設された第1支持部材と、
前記第1支持部材が設けられた商品載置棚よりも下方に配置された商品載置棚を構成する左右一対のブラケット部材の相互間に配設された第2支持部材と、
前記第1支持部材の前端部と前記第2支持部材の前端部とに跨る態様で配設され、かつ該第1支持部材と該第2支持部材との相互間に配置された前記棚板の前方域を閉塞する閉塞状態と、該前方域を開放する開放状態との間で変位可能な扉体と
を備えたことを特徴とするショーケース。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記第1支持部材及び前記第2支持部材は、それぞれ前記ブラケット部材に対して着脱可能に配設されたことを特徴とする請求項1に記載のショーケース。
【請求項3】
前記扉体は、前記第1支持部材の前端部と前記第2支持部材の前端部との間において、前記閉塞状態と前記開放状態との間で揺動可能に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のショーケース。
【請求項4】
前記扉体は、透光性材料から構成されたことを特徴とする請求項1に記載のショーケース。
【請求項5】
前記第1支持部材は、前記収納室の前方上部に開口する吹出口から吹き出された空気の通過を許容する第1通風孔が形成され、
前記第2支持部材は、前記第1通風孔を通過した空気が前記収納室の前方下部に開口する吸込口に向けて通過することを許容する第2通風孔が形成されたことを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載のショーケース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ショーケースに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ショーケースとして、ケース本体の前面開口を臨む収納室に商品載置棚が上下方向に沿って複数段設けられたものが知られている。そのようなショーケースでは、消費電力の低減化のため、前面開口を開閉する扉体を後付けで装着されたものがある。かかるショーケースでは、ケース本体の上端部分であるキャノピーと、ケース本体の下端部分であるハンドレールに形成された溝とに枠部材を設置して該枠部材に扉体を開閉可能に支持させている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-161345号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1のショーケースでは、扉体を開閉可能に支持する枠部材をキャノピー等に設置するようにしていたので、ケース本体に対して大規模な改造を必要とし、容易に取り付けられるものではなかった。しかも、前面開口の全域を閉塞してしまうことになり、前面開口の一部を閉塞することができず、自由度の高いものではなかった。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、扉体を高い自由度で容易に取り付けることができるとともに、消費電力の低減化を図ることができるショーケースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るショーケースは、ケース本体の収納室に立設された棚支柱より前方に向けて配設された左右一対のブラケット部材と、前記左右一対のブラケット部材に跨る態様で配置された棚板とを備えた商品載置棚が、前記収納室に上下方向に沿って複数段設けられたショーケースであって、任意の商品載置棚を構成する左右一対のブラケット部材の相互間に配設された第1支持部材と、前記第1支持部材が設けられた商品載置棚よりも下方に配置された商品載置棚を構成する左右一対のブラケット部材の相互間に配設された第2支持部材と、前記第1支持部材の前端部と前記第2支持部材の前端部とに跨る態様で配設され、かつ該第1支持部材と該第2支持部材との相互間に配置された前記棚板の前方域を閉塞する閉塞状態と、該前方域を開放する開放状態との間で変位可能な扉体とを備えたことを特徴とする。
【0007】
また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記第1支持部材及び前記第2支持部材は、それぞれ前記ブラケット部材に対して着脱可能に配設されたことを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記扉体は、前記第1支持部材の前端部と前記第2支持部材の前端部との間において、前記閉塞状態と前記開放状態との間で揺動可能に設けられたことを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記扉体は、透光性材料から構成されたことを特徴とする。
【0010】
また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記第1支持部材は、前記収納室の前方上部に開口する吹出口から吹き出された空気の通過を許容する第1通風孔が形成され、前記第2支持部材は、前記第1通風孔を通過した空気が前記収納室の前方下部に開口する吸込口に向けて通過することを許容する第2通風孔が形成されたことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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