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公開番号2024029185
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-05
出願番号2024000475,2019159162
出願日2024-01-05,2019-08-31
発明の名称防災支援システム
出願人ホーチキ株式会社
代理人個人,個人
主分類G08B 25/10 20060101AFI20240227BHJP(信号)
要約【課題】火災の前兆現象を捉え、火災報知設備、支援装置及び携帯端末の連携により迅速且つ適切な対処を可能とする。
【解決手段】受信機12及び火災感知器16を有する火災報知設備10-1、支援サーバ30、及び防火対象物の関係者に携帯される携帯電話端末20-1,20-2がインターネット28及び携帯電話網22を介して接続される。受信機12は、火災感知器16から受信した検出値を支援サーバ30に送信し、支援サーバ30は、携帯電話端末20-1,20-2の位置を検出し、火災感知器16から受信した検出値から火災予兆を判定したときに、火災報知設備10-1及びその周辺に位置する携帯電話端末20-1,20-2に発信機支援信号を送信する。携帯電話端末20-1,20-2は、支援サーバ30から発信機支援信号を受信したときに、発信機画像を表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
防火対象物に設置された受信機及び火災感知器を有する火災報知設備、支援装置、及び前記防火対象物の関係者に携帯される携帯端末がネットワークを介して接続された防災支援システムであって、
前記受信機は、前記火災感知器から受信した検出値を前記支援装置に送信し、
前記支援装置は、予め前記携帯端末の位置を検出し、前記火災感知器から受信した検出値から火災予兆と判定したときに、前記火災報知設備及びその周辺に位置する前記携帯端末に発信機支援信号を送信し、
前記携帯端末は、前記支援装置から前記発信機支援信号を受信したときに、発信機画像を表示することを特徴とする防災支援システム。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
請求項1記載の防災支援システムであって、
前記携帯端末は、前記発信機画像を表示するときに、所定の注意音を出力することを特徴とする防災支援システム。
【請求項3】
請求項1又は2記載の防災支援システムであって、
前記携帯端末は、画面表示された前記発信機画像の押し釦がタッチ操作されたときに、前記支援装置に火災通報信号を送信し、
前記支援装置は、前記携帯端末から前記火災通報信号を受信したときに、当該火災通報信号を前記受信機に送信し、
前記受信機は、前記支援装置から前記火災通報信号を受信したときに、火災警報を出力することを特徴とする防災支援システム。
【請求項4】
請求項3記載の防災支援システムであって、
前記受信機は、前記支援装置から前記火災通報信号を受信したときに、前記支援装置に火災通報応答信号を送信し、
前記支援装置は、前記受信機から前記火災通報応答信号を受信したときに、当該火災通報応答信号を前記携帯端末に送信し、
前記携帯端末は、前記支援装置から前記火災通報応答信号を受信したときに、前記発信機画像の応答ランプを点灯することを特徴とする防災支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末と連携して火災報知設備を支援する防災支援システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、火災報知設備、支援サーバ、及び携帯電話等のモバイル端末を、インターネットを介して連携させることで、監視員の機動性に影響を与えず、またモバイル端末のカメラ装置を用い、現場の状況を画像で示し、緊急連絡先に通報することができるようにしたシステムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-089076公報
特開2017-117472公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、火災報知設備にあっては、火災感知器で例えば煙濃度が所定の火災判定濃度に達したときに火災信号を受信機に送信して蓄積動作を開始し、所定の蓄積条件を充足したときに火災と判定しているが、火災と判定する前には、例えば燻焼火災のように煙濃度が徐々に増加するといった火災の前兆現象が見られ、この火災の前兆現象が火災と判定する前に分かれば、火災であった場合と非火災であった場合の対処を迅速且つ適切に行うことが可能となる。
【0005】
本発明は、火災の前兆現象を捉え、火災報知設備、支援装置及び携帯端末の連携により迅速且つ適切な対処を可能とする防災支援システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(防災支援システム)
本発明は、防火対象物に設置された受信機及び火災感知器を有する火災報知設備、支援装置、及び防火対象物の関係者に携帯される携帯端末がネットワークを介して接続された防災支援システムであって、
受信機は、火災感知器から受信した検出値を支援装置に送信し、
支援装置は、予め携帯端末の位置を検出し、火災感知器から受信した検出値から火災予兆と判定したときに、火災報知設備及びその周辺に位置する携帯端末にを送信し、
携帯端末は、支援装置から発信機支援信号を受信したときに、発信機画像を表示することを特徴とする。
【0007】
ここで、火災予兆とは、火災に至る可能性の高い前兆現象であり、火災に至る可能性のない調理による煙や水蒸気、喫煙による煙等の非火災要因による前兆現象も含まれる。
【0008】
(注意音の出力)
携帯端末は、発信機画像を表示するときに、所定の注意音を出力する。
【0009】
(火災警報の出力)
携帯端末は、画面表示された発信機画像の押し釦がタッチ操作されたときに、支援装置に火災通報信号を送信し、
支援装置は、携帯端末から火災通報信号を受信したときに、当該火災通報信号を受信機に送信し、
受信機は、支援装置から火災通報信号を受信したときに、火災警報を出力する。
【0010】
(応答送信)
受信機は、支援装置から火災通報信号を受信したときに、支援装置に火災通報応答信号を送信し、
支援装置は、受信機から火災通報応答信号を受信したときに、当該火災通報応答信号を携帯端末に送信し、
携帯端末は、支援装置から火災通報応答信号を受信したときに、発信機画像の応答ランプを点灯する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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