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公開番号2024027316
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-01
出願番号2022130023
出願日2022-08-17
発明の名称情報処理システム、情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20240222BHJP(計算;計数)
要約【課題】ネットワークを介して複数の印刷装置それぞれにより好適な態様で印刷を実行させる。
【解決手段】仮想プリンタ登録処理部413は、第一クラウド印刷サービス120に対して仮想プリンタを登録する。仮想プリンタ登録処理部413は、仮想プリンタに対して複数の印刷装置を関連付ける。印刷ジョブ処理部425は、仮想プリンタが指定された印刷ジョブが第一クラウド印刷サービス120に投入された場合に、当該印刷ジョブを当該仮想プリンタに関連付けられた複数の印刷装置それぞれに送信する。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
クラウド印刷サービスに対して仮想プリンタを登録する登録手段と、
前記仮想プリンタに対して複数の印刷装置を関連付ける関連付け手段と、
前記仮想プリンタが指定された印刷ジョブが前記クラウド印刷サービスに投入された場合に、当該印刷ジョブを当該仮想プリンタに関連付けられた前記複数の印刷装置それぞれに送信する送信手段と、
を有することを特徴とする情報処理システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記仮想プリンタに対して指定された印刷設定は、当該仮想プリンタに関連付けられた前記複数の印刷装置それぞれに共通で適用されることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記仮想プリンタに対して指定可能な印刷設定を、当該仮想プリンタに関連付けられる印刷装置に応じて更新する更新手段を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記仮想プリンタを指定して前記クラウド印刷サービスに投入された印刷ジョブに対して指定された印刷設定を、当該仮想プリンタに関連付けられた印刷装置がサポートする範囲内の印刷設定に変更する変更手段を有することを特徴とする、請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記変更手段は、前記仮想プリンタを指定して前記クラウド印刷サービスに投入された印刷ジョブに対して指定された印刷設定が、当該仮想プリンタに関連付けられた印刷装置においてサポートされていない場合に、当該印刷装置への送信対象となる前記印刷ジョブに指定された印刷設定を、当該印刷装置がサポートする範囲内の印刷設定に変更することを特徴とする、請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記関連付け手段は、前記仮想プリンタに対して、当該仮想プリンタを登録した前記クラウド印刷サービスとは異なる他のクラウド印刷サービスに登録された複数の印刷装置を関連付け、
前記送信手段は、前記他のクラウド印刷サービスを介して、前記複数の印刷装置それぞれに前記印刷ジョブを送信する
ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項7】
クラウド印刷サービスに対して仮想プリンタを登録する登録手段と、
前記仮想プリンタに対して複数の印刷装置を関連付ける関連付け手段と、
前記仮想プリンタが指定された印刷ジョブが前記クラウド印刷サービスに投入された場合に、当該印刷ジョブを当該仮想プリンタに関連付けられた前記複数の印刷装置それぞれに送信する送信手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項8】
情報処理装置の制御方法であって、
クラウド印刷サービスに対して仮想プリンタを登録する登録ステップと、
前記仮想プリンタに対して複数の印刷装置を関連付ける関連付けステップと、
前記仮想プリンタが指定された印刷ジョブが前記クラウド印刷サービスに投入された場合に、当該印刷ジョブを当該仮想プリンタに関連付けられた前記複数の印刷装置それぞれに送信する送信ステップと、
を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
【請求項9】
コンピュータを、
クラウド印刷サービスに対して仮想プリンタを登録する登録手段と、
前記仮想プリンタに対して複数の印刷装置を関連付ける関連付け手段と、
前記仮想プリンタが指定された印刷ジョブが前記クラウド印刷サービスに投入された場合に、当該印刷ジョブを当該仮想プリンタに関連付けられた前記複数の印刷装置それぞれに送信する送信手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理システム、情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、PC(Personal Computer)等の情報処理装置からネットワーク上において所謂クラウドサービス(ネットワークサービス)として実現されたサーバを介して印刷装置に印刷を実行させることを可能とするための技術が各種提案されている。例えば、米国のマイクロソフト社は、クラウド上において複数のユーザ間で一台の印刷装置を共有利用可能とする手段として、Universal Print(米国マイクロソフト社の商標)を提供している。
また、1回の印刷指示で複数の印刷装置に対して印刷データを送信し、同時に複数の印刷装置に印刷を実行させるための技術が検討されている。特許文献1には、印刷ファイル名ごとに送信先とする印刷装置の宛先をテーブル情報として保持し、ユーザからの印刷指示に応じて、テーブル情報に従った宛先の印刷装置に印刷を行わせる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-39908号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方で、特許文献1に開示された技術では、印刷ファイル名ごとに送信先をとする印刷装置の宛先を登録するという煩雑な操作が要求される。特に近年ではOSベンダーにより印刷処理の標準化が進められており、印刷の実行に際して、固有の操作を伴わずとも複数の印刷装置それぞれに印刷を実行させる技術の実現が求められている。
【0005】
本発明は上記の問題を鑑み、ネットワークを介して複数の印刷装置それぞれにより好適な態様で印刷を実行させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る情報処理システムは、クラウド印刷サービスに対して仮想プリンタを登録する登録手段と、前記仮想プリンタに対して複数の印刷装置を関連付ける関連付け手段と、前記仮想プリンタが指定された印刷ジョブが前記クラウド印刷サービスに投入された場合に、当該印刷ジョブを当該仮想プリンタに関連付けられた前記複数の印刷装置それぞれに送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ネットワークを介して複数の印刷装置それぞれにより好適な態様で印刷を実行させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
情報処理システムのシステム構成の一例を示した図である。
情報処理装置のハードウェア構成の一例を示した図である。
クラウド印刷サービスのソフトウェア構成の一例を示した図である。
クラウド印刷管理サービスのソフトウェア構成の一例を示した図である。
クラウド印刷サービスが管理する設定情報の一例を示した図である。
情報処理システムの処理の一例を示したシーケンス図である。
情報処理システムの処理の一例を示したシーケンス図である。
情報処理システムの処理の一例を示したシーケンス図である。
情報処理システムのシステム構成の一例を示した図である。
仮想プリンタのプリンタ能力の一例を示した図である。
プリンタ能力情報の一例を示した図である。
仮想プリンタのプリンタ能力の一例を示した図である。
情報処理システムの処理の一例を示したシーケンス図である。
第二印刷設定への変換における変換規則の一例を示した図である。
クラウド印刷管理サービスの管理画面の一例を示した図である。
クラウド印刷管理サービスのユーザ情報画面の一例を示した図である。
情報処理システムの処理の一例を示したシーケンス図である。
クラウド印刷管理サービスのユーザ情報画面の一例を示した図である。
印刷設定の変更に係る画面の一例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0010】
<情報処理システムの構成>
図1を参照して、本開示の一実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の一例について説明する。図1に例示した情報処理システムでは、LAN(Local Area Network)102に印刷装置111及び112が接続されている。具体的には、LAN102に対してAP(Access Point)101が接続されており、AP101が形成するLAN100に印刷装置111及び112が接続されている。なお、以降の説明では、印刷装置111及び112を特に区別しない場合には、印刷装置110と称する場合がある。
本実施形態では、印刷装置111は、IPP(Internet Printing Protocol)仕様と、クラウド印刷の標準仕様と、のそれぞれに基づく印刷に対応(サポート)しているものとする。クラウド印刷の標準仕様の一例として、IPP Shared Infrastructure Extensions(以下、IPP-Infraとも称する)と称されるクラウド印刷を実行するための標準仕様が挙げられる。
また、印刷装置112は、クラウド印刷の標準仕様に基づく印刷には対応していないが、プリンタベンダーが提供する独自のクラウド印刷に対応しているものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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