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公開番号2024025033
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-26
出願番号2022128125
出願日2022-08-10
発明の名称商品データ処理装置およびプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07G 1/12 20060101AFI20240216BHJP(チェック装置)
要約【課題】本発明が解決しようとする課題は、有効化するための処理が必要な特定商品を、顧客が保有するポイントと交換することが可能な商品データ処理装置およびプログラムを提供することである。
【解決手段】実施形態の商品データ処理装置は、顧客が保有するポイントと交換される交換商品の商品識別情報が入力される入力部と、前記入力部に入力された商品識別情報で識別される交換商品が、当該交換商品を使用可能とするアクティベートが必要な特定商品であるかを判定する判定部と、前記判定部によって前記交換商品が前記特定商品であると判定された場合、当該特定商品をアクティベートするための処理を実行するアクティベート処理部と、前記アクティベート処理部による処理の結果に基づいて、前記顧客が保有するポイントを更新するためのポイント処理を実行するポイント処理部と、を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
顧客が保有するポイントを取得する取得部と、
前記取得部が取得したポイントと交換される交換商品の商品識別情報が入力される入力部と、
前記入力部に入力された商品識別情報で識別される交換商品が、当該交換商品を使用可能とするアクティベートが必要な特定商品であるかを判定する判定部と、
前記判定部によって前記交換商品が前記特定商品であると判定された場合、当該特定商品をアクティベートするための処理を実行するアクティベート処理部と、
前記アクティベート処理部による処理の結果に基づいて、前記顧客が保有するポイントを更新するためのポイント処理を実行するポイント処理部と、
を備える商品データ処理装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記ポイント処理部は、前記アクティベート処理部による処理の結果、前記特定商品が使用可能となったことを条件として、前記特定商品と交換されるポイントを減算するためのポイント処理を実行する、
請求項1に記載の商品データ処理装置。
【請求項3】
前記入力部に複数の特定商品の商品識別情報が入力され、前記アクティベート処理部による処理の結果、当該複数の特定商品の全てが使用可能となった場合、当該複数の特定商品の全てに係るポイント処理が実行されたことを示すレシートを発行するレシート発行部をさらに備える、
請求項2に記載の商品データ処理装置。
【請求項4】
前記レシート発行部は、前記アクティベート処理部による処理の結果、前記複数の特定商品の一部が使用可能となっていない場合、一部の特定商品が使用可能でないことを示すエラーレシート、および当該一部の特定商品以外の特定商品に係るポイント処理が実行されたことを示すレシートを発行する、
請求項3に記載の商品データ処理装置。
【請求項5】
前記レシート発行部は、前記アクティベート処理部による処理の結果、前記複数の特定商品の全てが使用可能となっていない場合、レシートを発行しない、
請求項3または請求項4に記載の商品データ処理装置。
【請求項6】
商品データ処理装置をコンピュータによって制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
顧客が保有するポイントを取得する取得部と、
前記取得部が取得したポイントと交換される交換商品の商品識別情報が入力される入力部と、
前記入力部に入力された商品識別情報で識別される交換商品が、当該交換商品を使用可能とするアクティベートが必要な特定商品であるかを判定する判定部と、
前記判定部によって前記交換商品が前記特定商品であると判定された場合、当該特定商品をアクティベートするための処理を実行するアクティベート処理部と、
前記アクティベート処理部による処理の結果に基づいて、前記顧客が保有するポイントを更新するためのポイント処理を実行するポイント処理部と、
として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、商品データ処理装置およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、商品やサービス(以下、総称して「商品」という)を販売する店舗では、顧客の囲い込みを図るために、会員登録を行った顧客に対してポイントを付与するサービスを実施している。例えば、店舗は購入金額に対する所定比率のポイントを会員に付与し、会員は店舗から付与されたポイントを当該店舗が販売する商品と交換することができる(例えば、特許文献1)。
【0003】
ところで、近年、店舗では、アプリケーションプログラムや、音楽・映像等のデジタルコンテンツを購入可能なPOSA(登録商標)カードと呼ばれるプリペイドカードが販売されている。POSAとは、「Point Of Sales Activation」の略である。POSAカードが購入されると、POS端末からPOSAカードを管理するサーバにカードを識別する情報が送信され、当該POSAカードが有効化される。POSAカードは、有効化されると使用可能となる。従来のポイントサービスは、POSAカードなど有効化するための処理が必要な特定商品を、顧客が保有するポイントと交換することができないものではなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、有効化するための処理が必要な特定商品を、顧客が保有するポイントと交換することが可能な商品データ処理装置およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の商品データ処理装置は、顧客が保有するポイントを取得する取得部と、前記取得部が取得したポイントと交換される交換商品の商品識別情報が入力される入力部と、前記入力部に入力された商品識別情報で識別される交換商品が、当該交換商品を使用可能とするアクティベートが必要な特定商品であるかを判定する判定部と、前記判定部によって前記交換商品が前記特定商品であると判定された場合、当該特定商品をアクティベートするための処理を実行するアクティベート処理部と、前記アクティベート処理部による処理の結果に基づいて、前記顧客が保有するポイントを更新するためのポイント処理を実行するポイント処理部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態のポイントシステムの概略を示す図である。
図2は、実施形態のポイント管理サーバの記憶部に記憶されるポイント管理ファイルのデータ構成を示す図である。
図3は、実施形態の特定商品管理サーバの記憶部に記憶される特定商品管理ファイルのデータ構成を示す図である。
図4は、実施形態のPOS端末の主たるハードウェア構成を示すブロック図である。
図5は、実施形態のPOS端末のRAMに記憶される商品情報部のデータ構成を示す図である。
図6は、実施形態のPOS端末のRAMに記憶される交換商品情報部のデータ構成を示す図である。
図7は、実施形態のPOS端末の記憶部に記憶される商品マスタのデータ構成を示す図である。
図8は、実施形態のPOS端末の制御部の主たる機能構成を示すブロック図である。
図9は、実施形態のポイントシステムの動作の流れを示すシーケンスチャートである。
図10は、実施形態のPOS端末の制御部による交換処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して実施形態の商品データ処理装置およびプログラムについて説明する。なお、以下に説明する実施形態により本発明が限定されるものではない。例えば、以下に説明する実施形態では、顧客が購入する商品の会計処理を実行するPOS(Point Of Sales)端末を商品データ処理装置とした例について説明するが、これに限らない。商品データ処理装置は、ポイントを商品と交換する際だけに用いられる専用機であってもよい。なお、以下の説明において、ポイントと商品を交換することを、「ポイントによる商品購入」あるいは「ポイントでの取引」という場合がある。
【0008】
図1は、実施形態のポイントシステム1の概略を示す図である。本実施形態のポイントシステム1は、例えば、POSAカードを販売する量販店などの店舗に適用される。ポイントシステム1は、店舗システム2と、ポイント管理サーバ3と、特定商品管理サーバ4とを有する。店舗システム2、ポイント管理サーバ3、および特定商品管理サーバ4は、インターネットなどのネットワークを介して互いに通信可能に接続されている。
【0009】
ポイント管理サーバ3は、顧客である店舗会員ごとにポイントを管理する。本実施形態において、ポイントとは、次回以降の買物で使用できる金銭相当の価値を有するものである。ポイントは、顧客の購入金額に応じて当該顧客に付与される。ポイントは、取引金額の一部に使用することもできるし、商品との交換に使用することもできる。なお、ポイントは、所定数に達した場合にのみ商品あるいは景品と交換することができるものであってもよい。図2は、ポイント管理サーバ3の記憶部に記憶されるポイント管理ファイル31のデータ構成を示す図である。ポイント管理ファイル31は、会員IDと保有ポイントとを対応付けて記憶する。会員IDは、顧客を識別する情報である。保有ポイントは、顧客が保有しているポイント(ポイント数)を示す情報である。
【0010】
ポイント管理サーバ3は、店舗サーバ6を介してPOS端末5から取引におけるポイント数を受信して、会員ごとにポイントを管理する。具体的には、ポイント管理サーバ3は、決済された取引の顧客を示す会員IDと当該取引において顧客に付与されたポイントをPOS端末5から受信して、ポイント管理ファイル31を更新する。より詳細には、ポイント管理サーバ3は、ポイント管理ファイル31において、POS端末5から受信した会員IDに対応する保有ポイントに当該POS端末5から受信したポイントを加算する。
(【0011】以降は省略されています)

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