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公開番号2024020808
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-15
出願番号2022123274
出願日2022-08-02
発明の名称タンク
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F17C 13/08 20060101AFI20240207BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約【課題】転がり防止機能を有するタンクを提供すること。
【解決手段】タンク1は、タンク本体11と、タンク本体11の周囲に配置された外装12と、外装12の表面部12aの外側に配された場合に、表面部12aから突出する突部となる回転防止部13と、を備え、回転防止部13は、外装12の表面部12aの外側に配される状態と、外装12の表面部12aの内側に配される状態と、に変更可能である。これにより、タンク1の外装12に突起状の回転防止部13を配することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
タンク本体と、
前記タンク本体の周囲に配置された外装と、
前記外装の表面部の外側に配された場合に、前記表面部から突出する突部となる回転防止部と、を備え、
前記回転防止部は、前記外装の表面部の外側に配される状態と、前記外装の表面部の内側に配される状態と、に変更可能である、
タンク。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、タンクに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、水素社会の実現に向け、より身近な水素活用を可能とする一つのアイデアとして、小型軽量のカートリッジ式タンクの利用が期待されている。このカートリッジ式のタンクは、手軽に持ち運べるエネルギーパックとして活用されることが考えられる。
【０００３】
特許文献１には、高圧タンクの端部の補強材として、固定用の突起が設けられているものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００６－３２２５８４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
小型軽量で手持ち可能であるタンクであることを前提とするため、誤って手から滑らせることや、一旦地面に仮置きした際に倒れることなど、従来の大型である高圧タンクにはないシーンが想定される。一方でタンクは、タンク本体部に格納される格納物からの圧力分散などの特性上、円柱形状とすることが望ましく、タンク本体部を覆う外装も円柱形状とすることが効率的である一方で、外装を円柱形状とすることにより、傾斜を有する地面で転がりやすくなる場合がある。
【０００６】
本開示は、転がり防止機能を有するタンクを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示にかかるタンクは、タンク本体と、前記タンク本体の周囲に配置された外装と、
前記外装の表面部の外側に配された場合に、前記表面部から突出する突部となる回転防止部と、を備え、前記回転防止部は、前記外装の表面部の外側に配される状態と、前記外装の表面部の内側に配される状態と、に変更可能である。
これにより、タンクの外装に突起状の回転防止部を配することができる。
【発明の効果】
【０００８】
本開示よれば、転がり防止機能を有するタンクを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
実施の形態１にかかるタンクの外形面を正面視した視点における断面図及び底側方向からの断面図である。
実施の形態２にかかるタンクの底側方向からの視点における断面図である。
実施の形態３にかかるタンクの底側方向からの視点における断面図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
実施の形態１
以下、図面を参照して本実施の形態に係るタンクについて説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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